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メビウス・ダスト 1話感想 ファースト・ライト

メビウスダスト1話感想 アニメ
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メビウス・ダスト

2026年夏アニメ、『メビウス・ダスト』の1話『ファースト・ライト』の感想記事です。アニメの内容のネタバレ等含まれますのでご注意ください。

メビウス・ダスト

10年前に隕石が落下して10年、街に現れた巨大結晶が放出する『メビウス・ダスト』と呼ばれる粒子の影響で、ラムスと呼ばれる能力を得た少年少女たちを主人公とした本作。能力を持った子供(ラムスキャリア)たちは、その能力のせいか、街から出ることを禁じられ、その鬱憤を晴らすように夜な夜なチームに分かれた地域の陣取りゲームを行っていた。

そんなラムスキャリアの子供たちですが、粒子を使った能力には制限をかけられており、使いすぎればアラートが発生、警察がやってくるという監視の中で能力の使用を縛られていました。しかし、そこに湯田という名の博士がアラートを発させない仕組みを持ち込んだことで、皆が全力で能力を発動できるようになり、より陣取りゲームは過激さを増していく…といった感じのお話が描かれた1話。

全体的には世界観や皆の能力の説明を中心とした感じの内容になっており、そこまで目新しい要素はなくお話的にもそこまで盛り上がる展開はなく淡々と終了。ただ、主人公である新樹に関する謎、彼のラムスの残量が少ないのは、深夜に無意識にラムス粒子を何かに捧げるように使っている、彼の能力にはまだ秘密がある、という点が匂わされており、このあたりに絡んだ本格的なお話は次回以降になるのかなと思わせるものでした。

気になるのは、湯田博士の行動の理由、ラムスキャリア達が全力で能力を使えるようにし、その力を研究したい、そして、最終的には皆が自由になれるようにしたいと、かなり耳障りの良い言葉を並べていますが、何となく子供たちの能力を研究したいがための方便のようにも聞こえる。政府と対立したくはないといいながらも、あくまでアラートを発生させない手段を提供しただけで、おそらくは政府と交渉した、許可を取った、というわけでもなさそうなのがかなり不穏。

能力が制限されている間の陣取りゲームは、あくまで子供たちのお遊びといった感じが強く、試合が終わった後には敵味方合わせて温泉で一休みしていたりと、割と微笑ましい物。しかし、博士の元でこれから能力が全開になれば、このゲームが遊びでは済まなくなっていくなんてことも十分ありそう。

そうなると、どうにも今の状況は悪い大人に騙されて子供たちが利用されていく、という構図に思えてしまうのですが、果たしてここからどうなるのでしょうか。そういえば、湯田博士その名前が、ユダであるのも何やら意味深、少年少女たちへの裏切りなのか、はたまた、既に何かを裏切っているのか、彼の真意が気になるところです。

おそらく、1クールの作品なのでしょうが、キャラ数がかなり多いのも気になる所。前クールで放送されていた『ゴーストコンサート』のように、キャラクターを持て余してし舞いそうな予感はする。また、本作の製作プロジェクト『Project ANIMA』の第一弾であるサクガンは、ラストのお話を放り投げっぷりがすさまじく、製作会社や監督も違うという事で直接関係があるわけではないですが、少し不安に思ってしまいます。

ともあれ、今回はまだ世界観の紹介といった感じのお話なだけに次回以降が本番というのも事実、次からどのようなお話が描かれていくのか楽しみに待ちたいと思います。

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又三郎

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