2026年9月末頃から、Xなどで女性化したドラコ・マルフォイ(TSマルフォイ)と呼ばれるイラストが話題になっているようです。
ドラコ・マルフォイは、映画化もされた小説『ハリーポッター』シリーズに登場する主人公ハリーのライバル的なキャラクター。プライドが高いちょっと嫌味な学生ながらも、物語が進むにつれて内面の葛藤や人間らしさが描かれ、独特の人気を誇っています。
今回多数投稿されているのはしているのは、そんな彼が女性化した『TSマルフォイ』と呼ばれているもので、海外では『Malfoid』という呼び方も使われているようです。
この記事では、2026年秋のTSマルフォイの投稿があふれ出した発端等を調べてみました。
TSマルフォイの発端となったのは?
今回の流行を調べてみると、2026年9月22日にイラストレーターのREDTEN氏(@redteneri)が投稿した女性化マルフォイのイラストが、大きなきっかけになったとみられます。
— REDTEN⚡ (@redteneri) September 22, 2026
この投稿が海外を中心に広がり、その後、同じようなTSマルフォイのイラストが次々と投稿されるようになりました。
REDTEN氏は9月22日以降にも女性化したマルフォイのイラストを投稿しており、9月下旬にかけて「Malfoid」と呼ばれる流れが広がっていったようです。そのため、2026年9月に起きた今回のブームについては、9月22日の投稿が一つの発端になったと考えられます。
ただし、女性化したマルフォイそのものが今回初めて登場したわけではありません。
TSマルフォイ なぜ流行った?
TSしたキャラクターが流行ることは度々ありますが、今回の件を見ているとドラコ・マルフォイのキャラクター性が女性化と相性が良かったのではないかと思います。
そもそもマルフォイは、ホグワーツに入学する前からハリーの名前を知っており、入学後にはハリーに近づいて友達になろうとします。しかし、マルフォイが「付き合う友達を選んだ方がいい」といった態度を取ったこともあり、ハリーはその誘いを断ることに。その結果、マルフォイはハリーのライバル的な立場になり、何かと嫌味を言ってくるようになります。
つまり最初から、「主人公に近づいてくるけど、結局は仲良くならない」という関係とも解釈でき、この関係性を女性化したマルフォイに当てはめると、ハリーに何かと突っかかりながらも、実はハリーを強く意識しているキャラクターとして描くこともできます。
そしてマルフォイを女性化すると、彼の性格が「悪役令嬢」っぽく見えるのも面白い点。
- 名家の出身
- プライドが高い
- 高飛車
- 主人公と対立する
- 嫌味を言ってくる
- ただし単純な悪人ではない
こうして並べてみると、女性化したマルフォイは「主人公に絡んでくる名家のお嬢様」という、いわゆる悪役令嬢に近いキャラクターとして描きやすくなります。
さらに相手がハリーなので、「ハリーに何かと突っかかってくる高飛車なお嬢様」という構図も作りやすい。
元々のマルフォイとハリーの関係をそのまま女性化したキャラクターに当てはめられるため、二次創作としても扱いやすかったのかもしれません。
また、マルフォイは序盤ではかなり嫌味なキャラクターですが、物語が進むと家族やヴォルデモートに関係する重い立場に置かれるなど、単純な悪役とは言い切れない部分も描かれます。こういった、「高飛車で嫌味なお嬢様だけど、実は……」という二面性も女性化した際に際立つ一つのポイントになったのかもしれません。
今回のTSマルフォイは、元々のキャラクター性が女性化と上手く噛み合ったことも流行した理由の一つと考えることも出来そうです。
「Malfoid」は日本ではあまり見かけない?
「Malfoid」という名称でも呼ばれるTSマルフォイですが、こちらは海外の投稿で特に多く使われているようです。一方、日本では「TSマルフォイ」「女性化マルフォイ」という呼び方の方が分かりやすいのか、少なくとも現時点では「Malfoid」が日本でも一般的な呼び方になっているという印象はありません。
日本のXでも「Malfoidというらしい」と海外での呼び方を紹介する形の投稿が見られますが、海外で先に「Malfoid」というミームが広がり、それが日本にも入ってきたことで、国内でもこの名前が知られるようになったものと思われます。
そのため日本では、「Malfoid」だけでなく「TSマルフォイ」や「女体化マルフォイ」あたりの呼び方が使われているようです。
2026年9月のTSマルフォイまとめ
今回の流れをまとめると、
9月22日
REDTEN氏が女性化マルフォイのイラストを投稿
↓
海外を中心にイラストが拡散
↓
「Malfoid」という呼び方が広がる
↓
9月下旬に日本でも話題に
↓
日本では「TSマルフォイ」などの呼び方も使われる。
という流れのようでした。
なお、REDTEN氏が女性化マルフォイそのものを最初に描いたというわけではなく、日本では女性化したドラコ・マルフォイという概念は♀ドラコなどとして、以前から存在しており、今回の話はあくまで2026年9月に起きた流行のきっかけが、今回のイラストとなったようです。
また、海外で使われている「Malfoid」という名前も、日本ではまだそこまで一般的ではなく、国内では「TSマルフォイ」「女体化マルフォイ」といった言葉が主に使われているようです。


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