ほんとにあった怖い話 秋の特別編2026
2026年10月31日に放送された『ほんとにあった怖い話 秋の特別編2026』の中の『凶音の誘い』の感想記事です。
ネタバレも含むのでご注意ください。
凶音の誘い
『凶音の誘い』は、2021年に放送された作品とのことで、電話オペレーターとして働く女性の元に迫る女性の幽霊のお話が描かれました。
今回登場したのは、キュルキュル…と不気味な音を鳴らしながら、台車を進める女性の幽霊。その理由もわからず、ただひたすらに会社で働くオペレーターを狙っているようで、その存在自体がなかなか不気味でした。
そんな中、主人公に優しく接してくれる先輩は何かを知っているようでしたが、主人公にお守りを託した後退社してしまう。お守りを失ったことで幽霊に襲われてしまったようにも見えますが、危険を感じて本当に退社しただけ、ともとれなくはなさそうです。彼女らが働く会社、というよりも上司もどことなく不気味で、今回登場した幽霊との関係があったのではないか、という気もしますね。
ホラー作品という事で、謎に迫るのが本質ではないのでしょうが、それでも気になったのは先輩がなぜお守りを持っていたのか、という点。台車の幽霊に気付いた主人公のためにお守りを渡してくれた彼女ですが、なぜ自らもリスクがある中でそこまでの行動をしてくれたのか、というのは少し謎。もしかすると、彼女もかつて、別の先輩から同じようにお守りを託されていた、なんてこともあるのかな、と思える描写でした。
そんな本作ですが、本格的に幽霊に襲われるまでのパートがかなり長く、少し間延びした印象を受けてしまったのがもったいない。さらに今回の放送では、ただでさえ長めな話なのに前半かなり小刻みにCMが挟み込まれており、そのせいで余計に映像のテンポが悪くなってしまったように思えました。
ひどいときはCMが終わり、1シーン流れたと思ったら、再びCM入り、なんてこともあり、ちょっと多すぎる。他のエピソードの重要な部分で差し込まない代わりに、出さなければいけないCMをこの話の前半に大量に差し込んだなんてこともあるのかもしれません。
CMの件もあり、ちょっと間延びしたお話となってしまいましたが、最後の幽霊が主人公を追い詰める流れはなかなかに怖くてよい感じでした。隠れた主人公に対して、扉を開く音がバシンと響くも、それは主人公の扉ではなく他の扉。しかし、どんどん扉が開けられていく中で、だんだんと脅威が迫ってくる感じが生々しく描かれているのはよかったです。




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