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ウルトラマンブレーザー 3話『その名はアースガロン』感想・考察

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ウルトラマンブレーザー3話『その名はアースガロン』 エンタメ
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2023年7月8日に放送開始した円谷プロダクション、監督田口清隆による製作の2023年の新ウルトラマン『ウルトラマンブレーザー』。第3話『その名はアースガロン』の感想文です。

最新話のネタバレを含みますので未試聴の方は注意してください。

ウルトラマンブレーザー

世界的な怪獣災害の発生を受けて、世界各国が地球内外の怪獣や地球外生命体に対処すべく1966年に地球防衛隊『GGF(Global Gardian Force)』を設立。

ある夜出現した宇宙怪獣『バサンガ』の出現に対し、ヒルマ・ゲント率いる特殊部隊は、絶体絶命の危機に陥る。その時現れた未確認大型宇宙人『ウルトラマン』と出会う。ウルトラマンブレーザーとなったゲント隊長は新設組織『SKaRD(スカード)』に配属された個性豊かな隊員たちと共に、新たな戦いの日々へと向かうことになる。

3話『その名はアースガロン』感想

屋中タンクに忍び寄る巨大な影

アメリカ合衆国テキサス州。夜の不気味な雰囲気の中現れる甲虫怪獣タガヌラー。ちょっとかわいい。タンクから吸収している。タンクに張り付いて口突き刺してエネルギー吸い取る感じが甲虫っぽい。

今回は、SKaRDに配備されたアースガロンの初出撃。前回、ウルトラマンより先に怪獣を倒すのだという指令が与えられていましたが、今回は倒しきれず。しかし、初期対応能力が認められSKaRDも正式に認められました。

そういえば、今回の話と次回予告を思い返してみるとSKaRDの中でエミだけは、少し立ち位置が違うようで、今回の様に関連施設への情報収集で忍び込むのがメインの任務になるのかな。他のメンバーは実戦部隊といった感じですね。

アースガロン

アースガロン出撃のシーンはかなりのこだわりを感じました。

出撃ハッチ周りのエレベーターはあれ全部ミニチュアだったのでしょうか。さらに、出撃、ブースター点火時に大量に水を散布。これは、ロケットなど発射の際に発生する衝撃波などを大放水で受け止めるということが実際に行われているらしく、その表現だったのかな。

パイロットの訓練は、隊員皆行っているようで今後も作戦立案者が操縦に当たりそうです。

しかし、メイン電力が落ちた場合にも対応できる様々な機能が用意されておりすごい。しっぽのミサイルまで発射可能。分厚いマニュアルを用意していましたが、あれを全部理解するのもすごい大変そう。現状は理解しきれているのは、ヤスノブのみとなっていそうです。

DXアースガロン
今回怪獣対峙まではいかなかったものの、大活躍したSKaRD肝いりの新戦力。怪獣相手に渡りあうこと自体はできており、戦力としては非常に強力そう。

ゲント隊長の過去?

更衣室で私服に着替えるゲント隊長のシーンでは、ロッカーに一枚の写真が見えました。映っているのは女性と子供。さらに、そのシーンラストでは、指輪を左手の薬指に差し込む隊長。結婚指輪の様ですが、果たして奥さんと子供はどうしたのか。どことなくシリアスな空気を漂わせるシーンで、もしかしたら二人は生きていないのかも。

そのシーンの回想では、何らかの任務中のゲント隊長の姿がありました。人命救助の途中といった感じのシーンでしたが、逃げ遅れた人を探すゲント隊長の前に謎のホールが開き、奥にウルトラマンらしき、シルエットが映っている。助けにいくぞー!と突っ込んでいくゲント隊長でそっちが助けいに行くのかよ!とちょっと笑ってしまう。ここがウルトラマンブレーザーとのファーストコンタクトということなのかもしれません。1話で触れていた3年前の単独で動いていた件もここなのか?

このあたりのゲント隊長の過去と、ウルトラマンブレーザーとの関係も気になるところです。

S.H.フィギュアーツ ウルトラマンブレーザー
ゲント隊長との過去も少し示唆された本作のウルトラマン。怪獣を威嚇するワイルドさ、何をするかわからないコミカルさも魅力です。

甲虫怪獣タガヌラー

今回、ドイツ、フランス、イギリス、アメリカ、果ては日本と地球一周旅行の様相でティーテリウムを食いまくり移動していた甲虫怪獣。摂取したティーテリウムを体内でエネルギー融合、体内温度は3000℃を超えて、1万℃にまで達し、ウルトラマンブレーザーをしてもアッチアッチ!と対応に苦労していましたが、アースガロンによる手助けもあり、最後はたまったエネルギーを空に放つと茫然とした様子でそのまま倒されてしまいました。

冒頭ティーテリウムは、水の中に微量含まれている成分との説明があったので、本来は水の中にあるこのエネルギーを主食にして生活していた怪獣なのかも。大規模に濃縮されたティーテリウムを摂取し、それを求めてさまよいだしたのが今回のお話という事なのかな。

怪獣のサイズも急速に大きくなっていたようなので、タガヌラー自身も高濃度のティーテリウムを摂取して暴走気味だったのかも。

本来、水の中にある成分を食べていたという事は、もしかしたら水生の怪獣なのかも。結局、同移動していたのかについては触れられませんでしたが、太平洋を渡ってきたのを見るに、水中を自由に移動できる怪獣なのか。改めて思うと、デザインや名前に水生昆虫のタガメっぽさも感じる。

ウルトラ怪獣アドバンス タガヌラー
ちょっと抜けた感じの顔がかわいい気がしましたが。裏面は虫とのことで、たぶんリアルに見ると気持ち悪いのかもしれません。

第4話『エミ、かく戦えり』

軟体怪獣レヴィーラ。唯一対抗できる新型殺菌剤FK1を開発している大手化学企業ノヴァイオの真実を探せ、とのこと。エミがメインとなり潜入する回となりそうです。

話の流れ的に、ノヴァイオと次回の怪獣レヴィーラは関係がありそう。実験事故により出現してしまった怪獣とか、もしくは新型殺菌剤の販売のためにあえて怪獣を出現させるマッチポンプなんて可能性までありそう。またちょっと毛色の変わった話になりそうですが次回も楽しみです。

ウルトラ怪獣シリーズ 198 レヴィーラ
次週登場の軟体怪獣。果たしてノヴァイオとの関係はどうなるのか。

感想まとめ

評価:4.2

SKaRDパートの真面目な空気と、ウルトラマンブレーザー出現後のちょっと緩い感じのギャップが面白かった。今週の「アッチアッチ」と叫んで苦労するブレーザーにはどうしても笑ってしまう。迷惑とはいえ餌を求めてさまよっていたタガヌラー。ちょっと普段の生態が気になる怪獣でした。

見逃し・配信情報

Youtube『ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.』にて見逃し配信が行われているようなので、気になる部分は見返すことも可能。

ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.
YouTube限定のオリジナル動画や、TV最新作を毎週配信中! 円谷プロの公式YouTube「ウルトラマン公式チャンネル ULTRAMAN Official Channel」通称ウルトラチャンネルです。 チャンネル登録­して最新作をチェック!⇒ 動画見放題&more"ウルトラ"サブスク『ツブラヤイマジネーション』サービス開始!⇒ "ULTRAMAN Official Channel" is a YouTube channel operated by Tsuburaya Productions. There are a lot of original videos available only ...

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