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勇気爆発バーンブレイバーン 12話最終回『勇気爆発の、その先へ!!』 感想

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2024年冬に放送開始の作品、企画Cygames、監督・ブレイバーンデザイン:大張正己、シリーズ構成:小柳啓吾、キャラクターデザイン:かも仮面による『勇気爆発バーンブレイバーン』12話『勇気爆発の、その先へ!!』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

12話『勇気爆発の、その先へ!!』

完全に心折れたイサミ

前回の戦い、ルルも知らない未来となってしまった憤怒のイーラとの戦い。ルルのいた世界では、イサミとブレイバーンと相打ちになったイーラですが、いざ戦ってみると圧倒的に強い。

スペルビアとルル二人が合わさってなお勝つことができず、ルルとともに変わったはずのスペルビアですらも倒されてしまう。

ブレイバーンも負け、スペルビアまで負けてしまった中でのイサミ、完全に心おられてしまい降伏を宣言する様はすごく痛々しい。実際この状況からどうするのという感じにどうしようもない状況、生身のまま逃げるイサミは、白旗を振ったりブレイバーンに逃げ込んだりするも、憤怒のイーラの怒りをただ煽るだけ。

そんな中、ブレイバーンに逃げ込んだイサミは、スミスの魂と再度出会う。スミスの思いは、機能を停止していたブレイバーンに残っていたのかもしれません。

いきなりスミスにパンチを入れるのは、ちょっと笑ってしまいましたが、冒頭のイサミの独白、ある意味スミスの独白の裏返しのような言葉でしたが、彼自身はヒーローになること望んでいなかったが、スミスと共に戦う中でヒーローになるという気持ちを強くしていたようです。だからこそ、先に死んだスミスに対してつい手が出てしまったという事なのかもしれません。

結局、イサミは一人では戦えない、そこにスミスやブレイバーンがいたからこそこれまで戦えて来た、それでも今回ラストそんな二人から託されたことで、再び立ち上がるという流れ。

そして、そんなイサミが勇気爆発のその先にたどり着き、勇気融合合身『バーンブレイブビックバーン』として、金色のブレイバーンとでもいうような姿に生まれ変わる。

生まれ変わったイサミ、その力はイーラすらも超えて、あっという間に撃破。無事、戦いは終わったと思われたのもつかの間、空から降ってきたデスドライブズの母艦により本当の最後の戦いが始まる。

ヴェルム・ヴィータ

まさかの9体目のデスドライブズ『ヴェルム・ヴィータ』の登場。8体のデスドライブズが死んだことで、その死を経験した最後のデスドライブズ。未来の世界では、スペルビアが死んでいなかったことで出現しなかった最後の一帯が立ちはだかる。

何やら、いろいろ言おうとするところを先手を打たれて攻撃されて黙らされたり、ちょっと不憫な目に遭ってもいましたが、やろうとしていることは90憶の地球人をそれぞれ違う殺し方をすることで死を味わおうとするこれまで以上に最悪な敵といった感じ。

8体の死を知ったことで、死にたくないと言いただした時は、ちょっと和解の道もあるのかなと思わせてきましたが、実際そんなことは一切ないぐらいの容赦のなさでした。

とはいえ、最後の敵とはいえ、最終回後半でぽっと出てきた敵。バーンブレイブビッグバーンに加え、新たにルルもまたスペルビアの亡骸と力を合わせパワーアップ。未来から来たことをイサミに告げると、流れるように剣に変形してパワーアップに加わる、さらにそこに、地球を守ってきた面々の援軍まで加わる。

そんなみんなの勇気を合わせることで、最後のパワーアップ。まさかの巨大化まで成し遂げ最後の戦い。どことなくウルトラマンっぽいカットで挟まったのは、地球のピンチを救ってくれる異星人的な要素もあったのかもしれません。そんな勢いにあふれたパワーの前に、ヴェルム・ヴィータも撃破成功。

全ての戦いが終わり、イサミとルルも無事帰還。ブレイバーンは消えてしまったものの、スミスもまた帰ってくるとハッピーエンドでの終了となりました。

ブレイバーンらしい、実に勢いあふれた最終回といった感じで、やりたいこと全部詰め込んだといった感じの勢いにあふれ、そこまでの流れもすべて勢いでぶっ飛ばしていくようなお話でした。

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勇気爆発バーンブレイバーンのBlue-ray1巻。
2024年5月10日発売。ブックレットに封入される小柳啓伍書き下ろし小説は本編のその後を描いたアフターストーリーとなっているようです。

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