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王様戦隊キングオージャー14話の謎・伏線・感想『もっふんといっしょ』

王様戦隊キングオージャー14話の謎 ・感想・伏線 エンタメ
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2023年3月5より放送開始した『王様戦隊キングオージャー』。2000年の時を経て地下帝国『バグナラク』と戦うためチキューの国家の国王たちが変身する『キングオージャー』の戦いを描く作品。現在14話まで放送されましたが、その中で気になる点が複数見受けられ、今後の伏線などもまかれていそうです。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

第14話『もっふんといっしょ』感想

冒頭ナレーションは、前回ヤンマに無自覚にもてあそばれたジェラミーの声に少し感情がこもっているようでした。

前回ラストに続き、開幕ゴッドタランチュラに襲撃をかけたのは、ゴッドカマキリ。地上に落としたジェラミーにヒメノ様が、襲い掛かりオージャカリバーを取り換えす。シリアスな場面で、サブタイトル『もっふんといっしょ』が表示されています。

ヒメノは、ゴッドスコーピオンの毒や、セミのシュゴッド『ゴッドシケイダー』を利用していたことで、ジェラミーと神の怒り事件の関与を疑い、問いかける。それに対するジェラミーの回答は、セミのシュゴッドについて、セミはあくまでタランチュラの友達。神の怒り事件を覚えているかについては、2000年生きてるが15年前といえば少し前、しかし覚えていない。どちらかというと、とぼけている感じがします。その果てに、「お悔やみ申し上げる。」

怒りのヒメノ様が強すぎる。襲い掛かるヒメノに対抗するべく変身したスパイダークモノスを圧倒。感情のままにとどめを刺そうとするもそれをセバスが止める。さらにそこに登場するもう一人のセバス。一瞬先週変装したギラを思い出しましたが、よく考えたらゲロウジームがいました。彼のインターセプトで、何とか逃亡に成功。

舞台は地底、バグナラク、デズナラク8世と互角に殴りあう、新しいバグナラク『アメンジーム』。アメンボデザインのようです。デズナラク8世すらも若者といいのけ、訓練をつけるように殴り合う彼はデズナラクの古参の様です。

デズナラクは、ゴッドタランチュラとジェラミーを捕まえて来いという。人に会って我らにないものは情け。殺せば助けにやってくる。要するに人間を襲えば勝手に出てくるということのようです。

ジェラミーに逃げられ、怒りに震えるヒメノは、神の怒りの犯人ならば死罪でしょうと、リタに詰め寄る。更には、ゴッドスコーピオンの居場所からジェラミーを探ろうとギラを問い詰める、ヒメノに対して、「ヒメノのやりたいことによっては手を貸せない」と言い切るが、即セバスに縛られ連れていかれ、いまいちしまらない。この緩い感じがギラのいいところな気もしますが。タランチーヌは悪くない。三大シュゴッドと仲がいい。操られていると断じるヒメノとそれを否定するギラ。そうこうしていりうちに、バグナラクがイシャバーナに襲撃。

かくして場面はゴッカンにうつり、行き倒れているジェラミー。ほっといたらこのまま死にそうな彼を見つけたのはモルフォーニャとリタでした。例のごとく雪だるまに詰め込まれ、神の怒りへの関与に関して裁判が始まる。当時何をしていたかという質問に対して、瞑想と答える。またしても何やらごまかしている感じのジェラミー。

それに対する答えは、すぐにモルフォーニャが見せてくれました。15年前、まだ仮面を外せなかった頃のジェラミーである、クモ男は展示されていたのです。つまるところ、眠っていたところを捕まっていて見世物になっていた。それが恥ずかしくて胡麻化していたようです。

神の怒りの顛末をリタから聞かされたジェラミーは、どうやら神の怒り事件どころか、セミのシュゴッドが関連していたこと自体知らなかった様子。流石に今回は行間を読めなかった自分だったとと、真面目に反省している。そして、ジェラミーから譲歩の案が出される、もっふんって知ってるかい?ついに明かされるもっふんの秘密。

舞台はイシャバーナ、バグナラクの襲撃、先頭に立つアメンジームは、伊達にデズナラクと殴り合っていたわけではなく強く、ギラが圧倒されている。しかし、そこに割り込む今週絶好調のヒメノ様の前にあっけなく倒される。若くして女王である意味が解らない?という言葉には、『若くして女王であるしかなかった。』自分の強さが表れているようです。

アメンジームを倒したヒメノは、襲撃により怪我をする自国の国民よりもジェラミー探しを優先する。普段であればすぐに自ら治療に当たるだろう彼女は、目の前の現実よりも過去にとらわれ、自分を見失っている。

そこにやってくるリタが語るのは、アニメ『もっふんといっしょ』がなぜ生まれたのかという秘密。もっふんといっしょは、幼くして女王になったヒメノ、大きな責任を負わされた彼女が少しでも笑えるように国民により作られていた作品だった。普段は見れないレベルの饒舌さでもっふんの魅力を語り、その様子を遠目から見ているジェラミーは捨てられた子犬のような顔をしていて笑ってしまう。

ジェラミーを連れてくる、少女。まだ死んだことになっているので隠れるギラ。自分を思ってくれる国民の大切さを再び思い出すヒメノ。その様子を見たジェラミーもまた、これからは、神の怒りについても語り継いでいくと誓う。

巨大化したアメンジームに対するため、呼び出されたゴッドタランチュラとともに現れる、三大守護神。ギラ、ヒメノ、ヤンマがそれぞれ、カブタン、すこピ、バッタに搭乗。洗脳などされていなかったことを納得するヒメノ。ジェラミーは三大守護神を糸で操作はしていたようですが、ヒメノを認めそれぞれに任せて戦い、アメンジームと決着。

ラクレスに報告に上がるカグラギ、妹に会いたいか。と問いかけるラクレス。最後にはとらわれのスズメもちらりと姿を見せました。

例のごとくジェラミーの言葉足らずが悪い方向に作用し余計な混乱を生み出し、前回ヤンマにやられたことを無自覚にヒメノに対してやってしまったジェラミー。しかし、ジェラミーの反省具合がその後の彼の表情からわかるのが面白かったです。前回なんだかんだごまかしたヤンマ君も早く謝らないといけないですね。

次回、バグナラクと人間の和解、ギラはスズメをさらいに城に潜入、タランチュラナイトも登場。

王様戦隊キングオージャー EP vol.1
もっふんといっしょ主題歌『 もっふんのうた』などもっふんと一緒関連曲を大量に収録したサウンドトラック第一弾。

14話での伏線・謎

神の怒り

結局のところジェラミーは一切関与しておらず、今回も謎を残したまま終わった神の怒り事件。今回少し明らかになったのは、以前から示唆されていたこの事件を機に世界中の国に被害が及び、王様の代替わりが起きていただろうこと。今のところ大きくピックアップされているのは両親が死んだイシャバーナのみですが、他の国でも同様に大きな被害があったようです。

ギラ誘拐の年もこの事件と同じ15年前に起きているようで、シュゴッダムでも何か大きな事件が起きていたのかもしれません。

スズメ

前回名前が上がり、今回でついに顔が明かされたスズメ。現在はラクレスのもとでシュゴッダムにとらわれているようです。彼女がいるからカグラギはラクレスに表立って反抗することができない様子。果たしてなぜシュゴッダムにいるのか、次回で明かされそうです。

次回第15話『スズメにお見舞い』

ラクレスとデズナラク8世による和平交渉?珍しくテンパり気絶するようなシーンがちらっと映ったカグラギは、ちゃんと本編なのかまた妄想パートなのか。カグラギの妹『スズメ』を助けに城にギラが潜入と、てんやわんやとなりそうな次回『スズメにお見舞い』。いよいよゴッドタランチュラも変形をお披露目、タランチュラナイトの登場のようです。

王様戦隊キングオージャー DXタランチュラナイト 地底ガーディアンウエポンセット
ゴッドタランチュラの変形するタランチュラナイト。合体可能なガーディアンシケイダーと、ガーディアントーピードのセットとなります。

ラクレス王の秘密 2話公開

14話『もっふんといっしょ』公開後10:00より、公式スピンオフラクレス王の秘密2話が公開。

以下の記事はラクレス王の秘密2話の感想となりますがネタバレを含むため未試聴の方はご注意を。

キングオージャー 毎週日曜9:30放送中

現在14話まで放送中の王様戦隊キングオージャー、これからどんどん盛り上がっていくだろう作品この機会に見てみてはいかがでしょうか。

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