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エリクトの最後 水星の魔女・第23話「譲れない優しさ」感想文

水星の魔女23話「譲れないやさしさ」感想文 アニメ
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2023年4月9日より機動戦士ガンダム水星の魔女第二クールがスタートしました。23話「譲れない優しさ」の感想文となり、内容的にネタバレありなので未試聴の方は注意してください。

エアリアルVSキャリバーン

ビットが大量に飛んでくる中を紙一重で避けて戦うキャリバーン。スレッタは、エリクトに呼びかけながら戦うも、エリクトからの答えは「お母さんの邪魔しないで」。データストームの中でしか生きられない僕らの問題だから。こればかりは、本当にどうしようもない。

ミオリネを狙うラウダに対して、「兄さんことなんであんな女の側にいるんだ?」と問いかけて攻めてくる。それに対してフェルシーは外に出て、デミバーディングも出撃。パーメットのリンクを切断すると機体が大きく揺れる。それだけ普段の制御をパーミットに頼っていたという事らしい。

コックピットの中には、ミオリネ、5号、マルタン、ミオリネの手の中にはクールさんの姿も。

OPはついにキャリバーンが登場し、エアリアルと戦っています。

惑星間攻撃兵器「ILTS」

議会連合の戦闘指揮所に、ベネリットグループの小型艇が接近、議会連合の男が作戦本部と話を。目を覚ましたデリングが姿を見せ、企業統治は維持されている。今回の介入行動の是非を再審議したいと。

「僕は君のこと傷つけたくない」とスレッタに伝えるエリクト。しかし、それに対してスレッタは、邪魔をするなら命を奪うことをためらわない母を悪い魔法使いにしたくないと戦う。エリクトもお母さんも好きだからというスレッタの思いがすごく伝わってきます。

しかし、エリクトはスレッタがわかってくれないなら僕もためらわないと、ミオリネの乗るデミバーディングとポッドを狙う。しかし、なぜかぎりぎりでデータストームが弱まる。誰かが干渉して邪魔をしている様子。エリクトの反応的に同じくデータストームに生きる誰か?

惑星間送電システムの裏で開発していた惑星間攻撃兵器『ILTS』を使う。デリングの要求は受け取っていないということにし、ベネリット以外にもラグランジュ1を丸ごと吹き飛ばす。その後の復興にペイル社も巻き込んでの作戦。そこには4人のCEOや、本物のエランの姿もあります。

ちゃっかり大量破壊兵器まで作っている議会連合が凶悪すぎますね。なんなら最初からやる気ならクワイエットゼロも停止させられていたのかもしれません。

兄弟喧嘩の果てに

ラウダの乗るシュバルゼッテは、大剣のみが武装かと思いきやそんなことはなく、密度の高い小型ビームや、ビットも搭載していました。「なぜ父さんを殺したことを黙っていたのかと。」問い詰める。その高潔さが、傲慢さが兄さんの罪だと、グエルを攻める。

苦しむラウダは「これがガンダム」と小さくつぶやく。データストームによる苦しみののことかと思ったら、これなら兄さんと並べる、で兄に対する執着の強さを感じさせます。

父さんを殺した罪を、ペトラを傷つけた罪をあの女に復讐する。ジェタークの誇りを守り、僕がすべての罪を背負うといってグエルに切りかかる。しかし、グエルは最後にサーベルのエネルギーを落とし、あえてラウダの攻撃を受ける。

ラグダとグエルの初めての出会い、腹違いの弟として初対面に不安げなラウダに対して、「俺に弟がいたなんてすっげぇ嬉しい」という過去のグエル。ラウダがグエルを慕う一番の理由はきっとこの時の出来事だったのでしょう。

「ラウダを含むみんなに嫌われるのが嫌で親父のことを言い出せなかった」と自ら攻撃をやめ、弟と話すことを選んだグエルに公開を見せるラウダ。爆発しそうなディランザだったが、間一髪フェルシーが冷却材をぶち込む。「兄弟げんかで死ぬとかマジ笑えないっすから」と、グエルを救ったフェルシーちゃんラストで大活躍。

ガンダムシュバルゼッテ
プロスペラの協力を得て、ジェターク社が極秘に開発していたガンダム。

クワイエットゼロ侵入

中に入り込む、ミオリネ一行。ベルメリアにも銃を渡され戦闘要員。学生に渡すわけにもいかない。

さっさと停止行動打ち込もうと動き出すが、ハロのはまった機械が登場、侵入者は排除します。と射撃を開始。見た目はシュールですがシュールであるゆえに殺しに来る姿が怖い。

こっそり5号も銃を持ってきて迎撃。閃光弾で一時停止させた隙に三人が奥へ。5号は「今度は殺させないよ」とちらりとケナンジに嫌味。

クワイエットゼロの端末に接触に成功した三人は、緊急停止コードを入力するエラーを返され止めることができない。緊急停止コードは既にプロスペラが変更済みだった。

ミオリネと、プロスペラの問答。「お母さんならみんな平等に愛してあげなさいよ。」とスレッタを思うミオリネの言葉も、プロスペラには届かない様子。

いくら打ち直しても通らない緊急停止コードの入力をあきらめ、ミオリネは、そのプログラムから見直しはじめる。

おとなしくユニットを渡してと接近するプロスペラに、必死に反撃するベルメリア。5号の援護もあって、ハロ軍団を処理する。しかし、それでも止まらないプロスペラは「母はつよしよお嬢さん。」とミオリネに迫る。

とっさに5号が投げた弾倉にハロが反応した隙に、プロスペラのヘルメットを打ち抜く。その隙にミオリネが見つけたのは、ミオリネの母が残していただろう、トマトのアカウント。それに以前トマトに仕込まれていたコードを入力。これにより、クワイエットゼロへの侵入に成功し、動作を掌握しデータストームも停止。

計画を閉ざされミオリネをにらむプロスペラに、「私たち家族になるんだから一緒に進みなさいよ」と言ってのけるミオリネ。冷静に考えると遠回しに娘さんと結婚しますとお義母さんに宣言。

ミオリネを守ったベルメリアに、今度はその技術命を守るために使いなよ、という5号。ここで自分たちを強化人士にしたベルメリアに対してもそういってあげられるのが5号の気持ちの変化を感じさせます。

クワイエットゼロを停止させ、いいや、君たち企業は大きくなりすぎた、そういって、議会連合による攻撃。ガンドノードを盾にしてエリクトが受ける。エアリアルと自分たちを犠牲に、スレッタと母を守った。

 水星の魔女 新プラモデルB(仮) 
正式な商品名が不明のまま販売が予定されている、水星の魔女シリーズのプラモデル。

次回第24話「最終回」

クワイエットゼロの戦いは終わったにもかかわらず撃ち込まれた議会連合からの光の矢。それを身を挺してかばったエリクト。

今回はあくまで誤射という体で撃たれた惑星間攻撃兵器「ILTS」、さすがにもう一発誤射では通らない気もしますし、このまま戦いは終結するのかもしれまん。しかし、プロスペラはこのままで済ませるとも思えない。

予告では次回サブタイトル最終回とされ、本当のサブタイトルはおそらく伏せられているのかも。この後さらに戦いがあるのか、AIに選ばれたペイル社次期CEOエラン(本物)が何か動くのかも。そういえば、ミオリネに何か頼まれていたシャディクは今週姿がなく、議会連合サイドに何か仕掛けているのかもしれません。

感想まとめ

もう一歩でグエル先輩が死んでしまうところをぎりぎりで止めたフェルシーちゃんのインターセプトが光る回でした。

クワイエットゼロのデータストームを一時的に止まったのはなぜだったのかも気になりました。エリクトと同じくデータストーム上でしか生きられない誰かの仕業と考えると、エラン4号あたりがありそうなのかなという気もします。

スレッタ、エリクト、プロスペラの関係の話だと、結局スレッタの言葉は届いても、プロスペラもエリーも変わることはなかったのは少し寂しい。

プロスペラのエリーの生きる世界を作ってあげたいという気持ちの強さ。そして、エリクトにしてみても自分たちが広い世界で生きるためにはデータストームを広げることは必要なので止める理由もない。

ただ、それらはスレッタも否定してはおらず、何が悪かったのかというと目的を邪魔するなら傷つけてでも進めるというやり方だったのかも。そうやって、何もかも顧みずに進めようとするのは、プロスペラ自身が復讐に駆り立てられていたからと考えると、やはりヴァナディース事変の根は深い

ただ、スレッタ、プロスペラについては最終回でもう一度触れられると思いますのでどう決着がつくのか楽しみです。

ちゃっかりガンダムラスボスといえばお決まりの大量破壊兵器を用意していた議会連合、次回いよいよ最終回、何が起きるのか全く読めませんが楽しみです。

最終回に向けて気になるポイント

いよいよ次回最終回という事で気になるポイントをまとめてみました。

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