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王様戦隊キングオージャー18話の謎・伏線・感想『始まりの王冠』

王様戦隊キングオージャー18話「はじまりの王冠」感想 エンタメ
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2023年3月5より放送開始したスーパー戦隊シリーズの第47作目の作品『王様戦隊キングオージャー』。2000年の時を経て地下帝国『バグナラク』と戦うためチキューの国家の国王たちが変身する『キングオージャー』の戦いを描く作品。現在17話まで放送されましたが、その中で気になる点が複数見受けられ、今後の伏線などもまかれていそうです。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

第18話『始まりの王冠』感想

王鎧武装始祖光来

今回予告でも登場していたはじまりの王冠、それを利用した変身。槍に王冠を指した『オージャクラウンランス』でパワーアップという事で、今回初使用したのはラクレス。金色ベースにオオクワガタオージャーの銀が隙間に入る感じでかっこいい。

オージャクラウンランスと、オージャカリバーZEROの二刀流であっさりとギラを撃退。圧倒的な強さを見せつけました。

この王冠自体はシュゴッダムに初代から伝わる王冠とのこと。今年の劇場版には初代国王も登場するようですが、何か触れられたりするのか。始祖光来という名称的に考えると、初代の力を使うようなものなのか?

DXオージャクラウンランス
2023年7月15日発売。槍に王冠を差し込むことで使用する新たな武器。今回はカグラギの活躍で王冠はギラの手に渡り、ギラをキングクワガタオージャーにパワーアップさせました。

カグラギとスズメの計略

妹であるスズメをシュゴッダムの元に送り込む、つまり15年前から始まっていたカグラギとスズメの計略。時には、ギラの元にゴッドカブトを送りこみ、キングオージャーZEROを探索し、スズメにお見舞いの時すらも、顔を合わせたスズメに指示を残していた。

そしてついに、ラクレスの扱う槍のありかを見つけ出し手に入れる素晴らしい活躍でした。これまでもずっと、ラクレスとの会話も多いカグラギでしたが、それもラクレスの口を割らせやすくするためだった様子。

人質となっていたスズメも、カグラギを貶める演技をし兄に槍のありかを伝える。カグラギにカブトムシの演技を強いるスズメの演技は本当に悪女といった空気が出ており騙されるのも納得。15年間涙をこらえてきた、トウフの兄妹は伊達ではありませんでした。

ラクレスどころか、ある意味視聴者すらも欺いてギラの元に槍と王冠を届ける大活躍。ある意味ここまでのカグラギの行動の総決算となる話でした。

どうでもいいですが、カブトムシの鳴き声がギィギィなのは、ちょっと前作のギーちゃんを思い出す。

ギラとカグラギ

スズメが泣いていたことを二人だけの秘密の会話として、何ら見返りもなくカグラギに伝えたギラのシーンは思わずグッときました。カグラギもまた、その恩に報いるようにギラの元に槍と王冠を渡す。

これまでも、ギラの行動に対して嬉しそうな顔を見せていることは多かったですが、如何せんおもてなしなカグラギのやることで、どこまでが本心だったのか読めていませんでしたが、今回の行動を見るに相当気に入っていた様子。正直自分が思っていた以上に、ギラのことを気に入っていたようで驚きました。

最後二人でエクストリームキングオージャーに登場しているのも、今回の話で示されたこの二人の関係性を表しているようでよかったです。

エクストリームキングオージャー

オージャクラウンランスを手にした、ギラによる『王鎧武装始祖光来』した、全身金色のキングクワガタオージャー。そして、その集合に答えた14体のシュゴットによる合体。前回のジェラミーによる力づくの合体とは異なり、全てのシュゴットが自らの意思で合体した様子。頭にはちゃんと王冠もついた『エクストリームキングオージャー』の登場。ハチオージャーも搭乗していましたが、ほとんどギラの集合にシュゴットたちが答えた合体だったようです。さらっとゴッドタランチュラも何事もなかったかのように集合に応じていたのはちょっと笑ってしまいました。

合体後のキングオージャーZEROとの戦いでは、背中に合体したゴッドタランチュラの足を使った百裂拳のようなアクションもかっこいい。しかし、個人的にはキングオージャーZEROの攻撃をものともせずに歩いていくシーンが力強さを感じて好きです。

そういえば、後ろでカグラギがいつもの装置を使った姿で搭乗していたのに対し、ギラはその手前で王冠を操るようにキングオージャーを動かしていたのは気になるところです。装置を必要とせずに動くのが本来のキングオージャーの姿なのか?

ギラとラクレス

今回のメインとなったシュゴッダムの王ラクレスとギラの戦い。王冠を見たことでギラはラクレスとの過去を思い出していました。そもそも、幼きラクレスの理想が、王が国民を守り、国民はそれぞれ手の届く範囲の人たちを守る、それぞれが小さな王様となるような国を目指していたとのこと。

今のラクレスからは想像できない言葉、それを思い出したギラが自分の作る国の理想としているのはその形。だからこそ、今のラクレスの姿に対して怒りを覚えていたようです。「玉座を明け渡せ小童!」という言葉にもそんな気持ちがこもっていたのかも。

ある意味幼き頃のラクレスの理想をギラが継いだ形となっていますが、果たして何があってラクレスはその理想を捨ててしまったのか。まだまだラクレスには謎が残りそうです。

アクションヒーロー キングクワガタオージャー
オージャクラウンランスの力でクワガタオージャーがパワーアップした姿。色も赤から全身金になりド派手にパワーアップ。

18話での伏線・謎

ラクレスはギラが死んだと思っていた?

これまで死んだことになっていたギラが、再びラクレスの前に立ちはだかりましたが、その際に「化け物め」などと、本当に死んでいたと思っていたような発言がされました。決闘裁判の後ギラは、運がよかったわけではないのではないか?という疑問を抱きラクレスが手を抜いた可能性を示唆していましたが、そうでもなかったのか。ラクレスは無意識にギラに対して手を抜いていたという可能性もあるのかも?

はじまりの王冠の逸話

王家の血を引くものが戴冠することで真の王となる。宇宙の力を授ける。すべてのシュゴットを束ねる力を持つ。逸話は数知れずと今回の話で語られました。

特に気になるのは宇宙の力を授けるという部分。Amazonの作品概要を見ていると、バグナラクは2000年前宇宙から襲来した宇宙人とされています。あくまで、逸話の一つとのことで単なる巨大な力の比喩として宇宙という単語を使った可能性もありますが、何か関係があるのかも。

次回第19話『王様戦隊キングオージャー』

次回は、今回はあっさり撤退してくれた、『一撃将軍ダイゴーグ』、カメジム、大量のサナギムに、バグナラクの王『デズナラク8世』が待ち構えるシュゴッダムでの戦いとなるようです。

バグナラクにより占拠されてしまったシュゴッダム。玉座に座るはデズナラク8世、それに対抗するため6人王様が一つの組織を結成、いよいよ作品名『王様戦隊キングオージャー』もサブタイトルとして回収され、これ最終回なんじゃないか?という勢いで次回を迎えるようです。

2人だけであれだけの強さを持っていたエクストリームキングオージャー、6人で力を合わせたらさらに強くなるのでしょうか。今回はしょぼくれていたジェラミーはどのように立ち上がるのかも気になるところ。

そういえば、カメジムとボシマールの関係も次回どのように描かれるのか気になるところです。いよいよシュゴッダムにて顔合わせとなるのか、噂の同一人物説が確かになるのか気になるところです。

しかし、まだ話数的には半分も来ていない段階にて、この盛り上がり果たしてギラが玉座についてから何があるのか、楽しみですが、同時にまだまだ波乱が用意されていそう。先の展開が全く読めず楽しみです。

キングオージャー 毎週日曜9:30放送中

現在17話まで放送中の王様戦隊キングオージャー、これからどんどん盛り上がっていくだろう作品この機会に見てみてはいかがでしょうか。

近年の東映の戦隊や仮面ライダーは、TTFC(東映特撮ファンクラブ)や、AbemaTV、Tverでの一週間見逃し配信があります。AmazonPrimeでは水曜日に最新話が追加され、全話見れますので過去話の確認には便利。あとから追いかけて見やすい作品となっています。この機会に見て見られてはいかがでしょうか?

なおTwitchやAmazonPrimeのウォッチパーティー機能にも対応しているため、会員同士なら同時視聴も可能。Twitchで普段配信されている方は同時視聴などを企画されてみてもいいかもしれません。

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