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シェリーが三児の母 Page.16 感想・考察【金色のガッシュ2】

ガッシュ2page16感想 エンタメ
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魔界の王様を決める戦いを描いた『金色のガッシュ』の正統派続編『金色のガッシュ2』。8月14日に発売された最新話Page.16の感想文となります。16話のネタバレが含まれますので、未読の方は注意してください。

Page.16は、金色のガッシュ2の単行本2巻は10話まで収録しており、そこまで単行本で購入、11~16話まで単話で購入すると最新話に追いつけます。最新話まで追いつく方法は以下の記事でもう少し詳しくまとめています。

金色のガッシュ2 Page.16
金色のガッシュの続編、魔界の危機に再びガッシュと清磨、かつての魔界の王を決める戦いに挑んだパートナーたちが再び力を合わせる。

金色のガッシュ2 二巻
金色のガッシュの続編。魔界から逃げ延びたキャンチョメの戦いが描かれます。

アシュロンの城

前回ラストで衝撃の再登場を果たしたアシュロンでしたが、自らの命をかけて、竜の要塞の守りを固めていました。やはり、その代償に椅子から動けなくなっているようです。

今回、さらっと差し込まれたカラーページでその要塞が描かれましたが、このページの迫力がすごかったです。モノクロのページからするっと次のページを開いた瞬間、密度の高いファンタジー世界が描かれ、ページ下部の、オォ…オォォ…というセリフの様になってしまいました。

ともあれひとまず魔物たちが逃げ込む砦もあることが確認でき、これまでの絶望的な状況からすると少し希望が見えたような気がします。

ガッシュの成長

今回、ガッシュは自分が復活する可能性があることを、ティオに対しても秘密にしていたことについて首絞めどころか顔をバンバンされていました。

ティオに話してしまうとあっさり他にも話してしまうのではないかという懸念からのことでしたが、昔のガッシュならこうは考えていなかったなと思うあたり、ガッシュ自身も成長し、周りの人間のこともよく見るようになったのだなという気がしました。

敵の正体

今回の敵として戦いに来ている人たちは、てっきり今の魔界の様に滅ぼされた人たちが利用されているのかと思っていましたが、もともと死んでいた異世界の魂を利用して、それぞれの願望を満たすために戦いのコマとして利用しているように見えました。

魔界への侵略はなぜ行われたのか、このあたりについてはまだまだ謎のまま。

今回、回想でしたがガッシュ2では初のバリーが登場。しかも、単独で敵を撃破している姿は、前作でのバリーの強さが生かされているようでよかったです。

27冊の魔本

今回ガッシュの復活に伴い、復活した魔本は27冊であることが明かされました。ガッシュ、キャンチョメ、ティオの三冊が現在判明。残りの24冊は誰のものとなるのか。

16話ラストでちょっと違う意味で衝撃の再登場を果たしたシェリー、そのパートナーである大将軍ブラゴはほぼ確定の様にも思えます。

雷の竜の卵

今回気になる単語として『雷の竜の卵』というものが登場。名称からすると、『バオウ・ザケルガ』に関連したなにかという気がします。『バオウ・ザケルガ』は、現在的に奪われておりガッシュも使用できない状態。それに代わる新しい竜の呪文に関連するのかも。そういえば、単行本一巻の表紙では、何やら見知らぬ竜の姿も映っており、もしかするとこの竜に関連したなにかなのかもしれません。

金色のガッシュ2 一巻
ガッシュ清磨の後ろにたたずむ見知らぬ竜。もしかしたら、バオウ・ザケルガに変わる新たな力となるのかもしれません。

次回気になるところ

本のパートナー探しのために再び魔界から人間界に話は戻る様子。27冊の本の持ち主探しが始まりそうです。今回は、魔界の情勢が語られましたが、絶望的な状況であっても抗う魔物たちはいることが明確に示されました。前作で登場した、『バリー』や『ゴーム』、『アシュロン』などについても語られ、再登場も見られて面白かったです。

そういえば、ガッシュによって守られた1千万近い魔物たちの命を守っている魔物は誰なのでしょうか。1カット描かれたシルエットを見ると、前作でだいぶ悪行を働いた『ゾフィス』のようにも見えますが、まさかの再登場となるのか。

そして、何より気になるのは、子供も育ち、かなり丸くなった様子のソフィーの姿。前作終盤ではすさまじい形相でフレイルを振るい魔物の子すら恐怖していた彼女でしたが、果たして今作ではどんな活躍を見せるのか楽しみです。

コメント

  1. より:

    コメント失礼します。
    今回の敵の正体は、天使や神の類ではないかと思っています。天使ならば、魔族とも対立していてもおかしくありませんし。魔族のように、特殊な術を使える印象もありません。
    それに、天使や神ならば敵対する魔族の世界である魔界を滅ぼそうともしますし、死者を復活させることも不可能ではないかと。

    • 又三郎 又三郎 より:

      べリエルという敵の名も何やらベリアルなどの堕天使を連想させますし、天使が敵というのも確かにありそうですね。

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