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デイジーオーガアルター登場 SYNDUALITY Noir 11話感想・考察『Storm of A.I.』【シンデュアリティノワール】

SYNDUALITY-noirシンデュアリティノワール11話Storm-of-A.I.感想 アニメ
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2023年7月11日より、監督『山本裕介』、ストーリー原案『鴨志田一』、シリーズ構成『あおしまたかし』による製作の『Synduality Noir(シンデュアリティ・ノワール)』第10話『Drifters’ pride』の感想文です。

最新話のネタバレを含みますので未試聴の方は注意してください。

第11話『Storm of A.I.』感想

黒仮面の組織

今回で、黒仮面、シエルとのつながりも改めてはっきり示される。本部は地下にあり、黒仮面などの機体や、シエルの通信端末などもアメイジアに関連した物のようですし、アメイジアに関連した組織の様です。

楽園への鍵については、ノワールであることがほぼ確定。黒仮面的には調査としておきたいようですが、組織のリーダー?『ヴァイスハイト』は早々に処理したい様子。

ノワールのパートナーである、カナタの排除を早々に指示数というなかなかシエルからすると過酷な状態。以前もちらっと触れられていた僕たち以外で楽園を目指すものは排除する、さらには、いずれきたる理想の世界などの話もあり、楽園は、過去の技術に関連した何やらが隠されていそうな気がします。

シエル

カナタ抹殺の白羽の矢が立てられたのはシエル。

彼女自身、カナタをマイディアーと慕っており、カナタには私と一緒に逃げてほしいという強い思いがあったようです。カナタ自身がそれを望むならきっとシエルは一緒に逃げようとしたのだろうと思います。

しかし、エリーから渡された人形の意味をシエルは逃げてほしいと思い、それに対してカナタは戦いに来てほしいと思った、その解釈の違いから自身の望みが叶わないことを察する。

この点については、シエルはAIと人とのすれ違い、と作品のテーマとしていたことにも触れていましたが、正直そこは何か違う気もしました。AIと人ということは、この解釈には直接関係はない。しかし、それでも突き放されたと思うことでカナタを排除する決意を固めたような気がしました。どちらかというと、シエルは組織の命令に従うためにAIと人と違いという言い訳にすがったようにも思えます。

かくして、シエルはその手に雷を走らせカナタを狙う。といったところでCMに。かなり気になる引き方をしていてその後の展開にも割と驚かされて面白かったです。

黒仮面は本当にいいキャラしていますね。

ノワール

やはり前回の自身のポンコツ疑惑を引きずっていたのか、どこか寂しげな様子を終始見せていました。カナタを手伝おうとするも、今は必要とないと言われてしまいどこかにふらっと言ってしまう。

しかし、カナタ自身は、ノワールに最適化するために、デイジー・オーガを改造しており、それをノワールに伝えたことで、このあたりのわだかまりは解消できたのかもしれません。

しかし、今回最終的に、カナタを助けたのは乱入してきたトキオ。ノワールは宇宙人たちとの戦いにおいては、一人ではカナタを守りきれませんでした。どことなく、このあたりは少し不穏な気もします。

デイジーオーガ・アルター

エリーのピンチにはきっちり駆けつけるカナタ。前回の角や手裏剣を装備し改修した『デイジーオーガ・アルター』にのり大活躍といった感じでした。

今回シルヴァーストームとの戦いが長時間だったからこそ、時系列をあえてちょっとずらして見せるていたようでした。シエルによるカナタの排除というシーンを直前に見せていたので、エリーのピンチに駆けつけるカナタという部分にちょっと驚きをもたせてくれて面白かったですね。

今回、デイジーオーガアルターも何やらフィギュアが出るようですが、果たしていつごろとなるのか。9月30日のホビーフェスにてSyndyalityのステージがあるようで、このあたりで何か触れられるのかもしれません。

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シルヴァーストームのコア

まさかのトキオの復活。更にはロケットを背負いそのまま乱入。とカナタを助けるために再び二人が揃うという展開はよかったです。おそらく、こちらもシルヴァーストームとの戦いが長引いていたから間に合ったという感じがあります。さりげなく反対側のコアも撃破しているマイケル組はさすがといった感じ。

二つのコアを撃破して無事終わりかと思いきや、まさかの三個目のコアを後出ししてくるシルヴァーストーム。なかなかずるい感じですが、いよいよ来週最後の決戦といった感じの引きで終わりました。

次回おそらく最終回で、シルヴァーストームとの戦いは決着がつきそうですが、ノワールや、黒仮面の組織、楽園イストワールについては謎が多いままとなりそう。2クール目の放送なんかにも期待したいところです。

しかし、今回ラスト次回への引きでみんなの顔が次々並んでいくのは、昔のアニメに割とあったような演出で、ちょっと笑ってしまいました。

Storm of A.I.

今回のサブタイトル『Storm of A.I.』というのは果たして何を指していたのか、という点は少し気になりました。

直訳すると『AIの嵐』とのことで、一番に思いつくのはまさしく嵐そのものな『シルヴァーストーム』ですが、そこにA.I.とつけられているのはなぜなのか。Synduality においてはAIという要素は一つの大事な要素となっているようで、それをわざわざ冠したサブタイトルなことに、どことなく意味深なものを感じます。

本作におけるAIとは、メイガスを指していることが多い気がしますが、このあたりと何か関係があるのか。今回のお話では、メイガスである『ノワール』と『シエル』の心の葛藤も描かれていたので、その心の嵐を表現したサブタイトルという可能性もあるのかも。

少し気になったのは、今回シルヴァーストーム上部に突如出現した『宇宙人』と呼ばれるタイプのエンダーズ。あれも寄生型エンダーズの集合体シルヴァーストームの一部と考えるなら、果たして何に寄生していたのか。

シルヴァーストームはす通り過ぎた後のすべてを巻き上げ吸収していたことを考えると、戦いに敗れた人や、メイガスなどをベースに寄生された存在ということも考えられるのかもしれません。そういった意味で、シルヴァーストーム自体が、まさに『Storm of A.I.』だったのかなとも思いました。

そもそも、シルヴァーストームを含む、エンダーズ自体が謎が多い。果たしてこの怪物は何なのかという点も気になります。今後の『Synduality』のマルチメディア展開の中で触れられることもあるのかもしれません。

そういえば、今週末のTGS2023(TOKYOGAMESHOW2023)では、ゲーム版『SYNDUALITY: Echo of Ada』の新情報もあるようです。そろそろ発売日なんかも発表されると嬉しいのですが、果たしてどうなるか。

SYNDUALITY ELLIE 文庫版発売決定

現在、コミックアライブでコミカライズが進んでいるエリーを主人公としたスピンオフ作品『SYNDUALITY ELLIE』の小説版の発売が2023年9月25日に決定しました。Amazonでも予約開始。

漫画で公開されている範囲では、本編の裏話といった感じで本編でカナタを見つめるエリーの心情がアンジェと共に描かれている感じで面白かったです。

SYNDUALITY ELLIE (MF文庫J)
幼馴染のカナタへほのかに想いを寄せるエリー。そんなエリーの想いとは裏腹に、カナタのまわりには様々なタイプの女性やメイガスが集まってきて…。彼女の揺れ動く心情がどっぷり味わえるスピンオフが登場!

漫画1話については以下の記事で感想を書いています。

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