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FOAMSTARS ベータテスト『FOAMSTARS OPEN BETA PARTY』の感想・レビュー

FORMSTARSオープンベータパーティー感想 エンタメ
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FOAMSTARS ベータテスト 感想

スクウェア・エニックスより2024年発売が予定されている新作TPS『FOAMSTARS』。2023年9月30日からβテスト『FOAMSTARS OPEN BETA PARTY』が開催されました。

ぱっと見のゲームシーンのビジュアルは任天堂より発売されている『Splatoon』シリーズを連想させ実際共通する点もあるものの、プレイしてみるとなかなか違う部分もあり面白い作品だったので感想記事となります。

長くなったので、βテストでの各キャラクターの操作感や個人的な評価については以下の記事でまとめています。

独自性のあるシステム・ルール

床を自陣のアワで塗ることで高速移動が可能となったりするあたりや、ジャイロ操作に対応しているあたりはSplatoonと似たような感じはありますが、相手のチル(倒す)あたりが勝敗要因となっていたり、アワは単に床を塗り替えるだけでなく、積み上げることで陣地のようできたり、アワであることを生かすゲーム性となっています。

複数のルール

今回は2種類のルールが存在しました。一つ目の『スマッシュザースター』は、先に相手チームを7回チル(倒す)と相手チームに出現するその時のスタープレイヤーを倒すと勝敗が決まるモード。スタープレイヤーは体力などの性能が強化されているのでスターを中心として戦うのが大事なモード。

そして、もう一つの『ハッピーバスサバイバル』は、4人チームの内2人が戦い、残りの二人は外から援護するモード。援護するプレイヤーの装備は共通のこのモード専用の装備になっていました。ラウンド性で、試合が終わるたびに内野外野が入れ替わり先に2勝したチームの勝利となるようです。

私はほとんど『スマッシュザスター』をプレイしていましたので、この記事は主にスマッシュザスター向けのものになります。

どちらのルールも相手プレイヤーをチル(倒す)ことが明確な勝敗の条件として設定されており、このあたりはSplatoonとの違いを大きく感じました。

このモードはまだ増えそうな感じがありますが、プレイヤーも分散してしまいそうなので何か工夫してほしい気もします。

体力を0にするだけでは倒せない

特にゲーム的な違いとして大きいのは、相手の体力を0にするだけでは、相手をチル(倒す)ことができないこと。相手の体力を0にするとフォームアップというキャラクターの周りに泡がまとわりつく状態になるのですが、この状態で一定時間経過or相手にサーフボードで体当たりをすることで初めてチル(倒す)ことができます。さらに、そのフォームアップ状態の味方はサーフボードで体当たりすると、助けることも可能。そのため、相手をチル(倒す)には近づく必要があるのです。

相手を蹴り飛ばしても、相手の味方が吹っ飛んだ相手をさらに蹴ることで復帰さえることが可能だったりして味方との連携が非常に重要なゲームだと思いました。

アワによる陣地形成

高所を作ることが可能。スキルや通常ショットを使い泡を積み上げることで高いポジションを作ることが可能となります。アワはそのまま障害物になり、このゲームでのメイン射撃のアワは、判定が大きいため下から打ち上げるポジションは障害物に邪魔されやすく一般的なTPSと比べても不利になりやすいため非常に重要。

さらに積みあがったアワはスキルやスーパースタースキル(アルティメットやスペシャルのようなもの)以外ではなかなか崩すことができないので、スキルの使いどころは非常に重要そうでした。逆に一部スキルは積み上げたアワを一気に崩すことも可能だったので、思ったよりあっさり瓦解することも。

陣地というよりは、戦いやすい足場を作るといったイメージの方がいいかもしれません。

キャラクター性のあるボイスが賑やかでよい

ボイスが様々なパターンに用意されており、にぎやかかつキャラクター性を感じさせて良かったです。

トニックというキャラクターには、『しゅわしゅわタレットちゃん三世』を設置し敵を狙い砲撃させるスーパースタースキルがあるのですが、それにターゲットされた際には、きっちり「しゅわしゅわタレットちゃん三世に狙われてるよ!」などセリフが用意されていました。地味に、度の攻撃を食らっているのか声でアナウンスしてくれてわかりやすいのもよかったです。更に、他のスーパスタースキルに対してもセリフが用意されており試合中のボイスはなかなか賑やか。

アイスの宣伝をするために参加しているメルティについては、自身の経営する『メルティーズ』のショップを宣伝する感じのボイスが用意されており、ついメルティという名前とメルティーズというショップのことは覚えてしまいました。ちなみに、このメルティ田舎からアイスを売るために上京してきたという設定のキャラクターの様で、試合場のモニターにはメルティーズの広告らしきものがしょっちゅう映っておりなかなかの経営手腕をお持ちの様子です。

気になったところ

アンケートなんかあるかと思って気になった部分をまとめていたのですが、今のところ開催されていないのでこの場を借りて紹介。色々気になった点を書いてますが、全体的なプレイ感としてはSplatoonをイメージしていると思ったよりも新しい部分もあり、楽しかったです。

ヒット音が小さい

全体的にゲームの音は派手なのですが、射撃のヒット音がちょっと控えめ。遠目の場合当たっているかわかりにくいところがあったり、射撃を当てても爽快感が薄目な感じがありました。

倒した際には派手なアナウンスが流れて分かりやすいようで、どのプレイヤーが倒しても同じ感じでアナウンスが入るのでいまいち自分が倒したのかなという疑問がわく。

ロビーがごちゃついている

キャラクターを操作できるロビー的な場所が広い上にどこに何があるのかわかりにくい。最初は試合に行くのにも結構困った。

再試合するたびに一度ロビーに戻る

一度ロビーに戻ってから再マッチングするというシステムがちょっと煩わしい気がした。

試合終了時に、さっと次の試合に迎えるボタンが欲しい。

カスタマイズの際のマスターのお辞儀

コスチュームや、チャットなどを変更できるザ・マスターのショップ?のようなところで、毎回開くたびにお辞儀モーションが発生する。キャンセルできないのでだんだん煩わしくなってくる。

とはいえ、他にもそのあたりの要素をカスタマイズできる場所はあるので、どちらでもいいといえばいいのかもしれない。

グラフィックの目元の影

キャラクターの目元の影がちょっと気になりました。試合中は見えないからいいのですが、試合前のキャラクターが並ぶ場面では目立つので気になった。特にメルティは、こちらによって来る演出があり、その際に顔が傾き目元に大きめに影ができてちょっとかわいいというより怖い印象を受ける。

リスキル

復活する際は、足元を自陣のアワに塗り替えながらフィールドに降り立つのですが、敵は復活位置までつめることが可能となっています。そのため、一度味方が崩れるとそこまで押し込まれるリスキルのような形になることがたまにありました。

そうなってしまうと、味方は湧きなおす度に各個撃破という形となり、耐久力が高いスーパースターであっても、あっさり倒されてしまうこともある。

出撃位置を攻撃不可能な位置にするとスーパースターが引きこもってしまうこともありそうなので難しそうですが、一方的な試合になることがたびたびあり、実力差がある場合早々に終わるのはある意味いいのかもしれませんが、人によっては嫌うかなという気がしました。

FOAMSTARS 感想まとめ

今回オープンβテストでのプレイ。最初は正直『Splatoon』をまねて作った作品なのかなということを思って遊んでいましたが、思ったよりもアワを積み上げることの重要性があり独自性も出ていて面白かった。ジャイロ操作もあるのでSplatoonを遊んだ方ならたぶんすぐになじめそうなのもよかったです。

特にアワに乗ってサーフィンでの高速移動は、なかなかかっこよく楽しかったです。フィールドのアワが非常に凸凹しているので、その上を統べる感じが出ているのもよい。これはただの要望ですが、ジャンプは単なるジャンプではなく、追加入力でトリックができたりすると面白かったなという気もしました。

このタイプのゲームにしてはPlaystationオンリーかつ、基本プレイ無料ではなさそうだったり、ゲームモードも複数用意されるようで、人が分散してしまいそうだったりプレイ人口がどうなるのかは少し不安要素。

とはいえ、2024年発売とのことで正式サービスが結構楽しみな作品です。

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