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ウマ娘プリティダービーSeason3 12話『キタサンブラック』感想

ウマ娘プリティーダービー3期12話『キタサンブラック』感想 アニメ
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2023年秋に放送開始したアニメ『ウマ娘プリティダービー』のSeason3の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

ウマ娘プリティダービーSeason3

12話『キタサンブラック』

今回、OPにて入る「負けない」の声がシュヴァルグランの物に変わった特殊OP。このあたりから、今回のお話がシュヴァルグランのためのものであることが描かれていました。

冒頭、いきなりキタサンブラックのトゥインクルシリーズを年内で引退することの告知から始まった今回のお話。前回も見せた、本人のピークの自覚、体力が持たない現実を前に、秋の天皇賞を勝利し、ジャパンカップ、そして有マ記念、2つのレースを最後に引退することを宣言。その影響は大きく、これまで応援してくれていた地元の人々は当然、スピカの仲間たち、これまで戦ったデュラメンテまで、皆それぞれ様々な気持ちを胸に抱く。

これまでもずっと応援してくれていた、八百屋のおじさん。最初の出会いは、キタサン入学の時期と、バナナを運ぶのに腰をやってしまったところを通りがかったキタサンが助けてくれたことだったようです。色々感慨深いようですが、最後のレースを前に、全力で応援することを再認識。

他にも、これまで関わってきたウマ娘たちが描かれ、ドゥラメンテからすると、再び戦うという約束を果たせないことに対して寂しそうな表情を見せる。そして、前回の敗北が印象に残るダイヤちゃんは、そもそも有マに出場するかどうかすら迷う。海外に挑むということは、これまで学んでいたことから海外向けに変わらなければならない。そんな中で、これからの方針を迷っているようでした。ある意味、大きな壁に挑み心が折れかけてしまっているようにも見えます。

ジャパンカップ

そして、キタサンにとって最後の2レースのうちの一つジャパンカップ。そこで、見られたのはシュヴァルグランの本当の気持ち。

レースの展開は、いつも通りキタサンが全体を引っ張る流れになりました。しかし、やはり前回の天皇賞秋と同じように、キタサンブラックは衰えつつある体で頑張る。

しかし、そんなキタサンの独走態勢を許さなかったのがシュヴァルグラン。これまでのG1での敗北続き、そして、その裏でずっとキタサンを見ていた彼女が、キタサンの最後が迫るレースの中で走り出す。

小食で、大きな夢もなくトレセン学園に来たシュヴァル。後ろの席で初めて出会ったときから、自分とは真逆のウマ娘だと思っていたキタサンブラック。これまでの敗北の中でもずっと、壁に当たってもずっと勝ち上がってきたキタサンをずっと見つめ続けてきた。ここまでキタサンの勝利が勝利を積み重ねる中、敗北して、その裏から見ていたシュヴァルが何を思っていたのかが描かれる。

そんな、シュヴァルもまた、キタサンの移籍の宣言に心動かされ、今回のレースで大嫌いだけど大好きという、これまで溜めてきた強い思いを爆発させる。その結果、キタサンを抜き去り1位に。

シュヴァルは、小食であったという話の割に、前回の話では妙におなかの空いている描写があったり、ある意味一番大きく伸びた試合がこのジャパンカップだったのかもしれません。

勝利した、キタサンは、シュヴァルの元に向かい握手を求める。これまで、レースでは見られてもいなかったシュヴァルの事をキタサンが認める。しかし、キタサンの気持ちは、どこか遠く、最後のレースに向けられているようでした。

今回の話を見たうえで、サブタイトル『キタサンブラック』というのも、シュヴァルからこれまで、見てきたシュヴァルの気持ちがあらわされていたのかもしれません。

そして、いよいよ次回最終回。有マ記念となりそうです。ダイヤちゃんとの会話、ラストランに向けた最後の話。果たしてどんなレースとなるのでしょうか。

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