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アニメ 葬送のフリーレン 25話『致命的な隙』 感想

アニメ
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2023年秋に放送開始した『葬送のフリーレン』アニメ。1~4話は金曜ロードショーにて放送、その後通常放送が開始しました。こちらの記事は25話『致命的な隙』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

25話『致命的な隙』

フリーレンの隙

フェルンのフリーレン様を殺せるかもしれません、という衝撃的なセリフで終わった前回。いよいよ、今回はフリーレン複製体攻略が始まる。

前回、考える中で考案した、精神への攻撃で隙を作る作戦は、エーデル脱落後、ブライの足止めによりゼンゼの服生態から逃げきったドゥンストからの情報で不可能ということが判明。元から協力するつもりだったデンケンの元、さらに一人のメンバーが追加となりました。しかし、さりげなく前回もフリーレンの精神防御やらの鑑定をしたり、今回も聖典を持っており回復魔法も使えるなど、メトーデさんの魔法の幅広さがすごいですね。

フリーレンの複製の攻略のカギとなるのはフェルン。フリーレントも付き合いが深いゆえに彼女だけが知っていたフリーレンの隙。何やら防御魔法を展開する際に、一瞬だけ魔力探知が切れるというもの。流石に、宝箱を前にするとミミックの可能性が高くても突っ込むなんてものではありませんでした。

現代の魔法使いであれば、最初に修正されるような、あまりにも初歩的な隙。しかし、そうであるがゆえに、デンケンも気づけずにいたようです。この隙は、本人的に恥ずかしいとのことですが、珍しくフリーレンが見せた明確な弱点。今後のお話でも、このあたりをつかれるなんてこともあるのでしょうか。

シュピーゲル

そんな複製体たちを作っているダンジョンの主シュピーゲル。伝説の魔物でありながらも、本体は防衛能力をもたない非常にか弱い魔物とのこと。しかし、今回は底にフリーレンが追加されたことで最悪の難易度となってしまう。

しかし、本体目前の扉は、命がけで宝物庫の扉を閉じる民間魔法、なんてものがかけられてしまい、実質フリーレンを倒さなければ扉の奥にいる本体にたどり着けないという状況になってしまう。もしこれがなければ、時間を稼いでいるうちに本体の撃破を狙うなんてこともできたのかと思うと、趣味の方の魔法集めが敵になって大活躍という何とも皮肉な状況に。

しかし、それでもめったに現れない自分と同等の強敵を相手にしてのフリーレン非常に楽しそう。

今回の戦いは、フリーレンとフェルン二人での戦いとなり、他のメンバーは後ろからくる複製の対処に当たるという作戦に。この作戦会議に重ねてフリーレンが思い出していた、ヒンメルの過去回想、強敵を倒すために皆で協力して作戦を立てるという事に、懐かしさも感じていている様子でした。

エルフの魔法を超えるもの

そして、今回複製体フリーレンとの中で挟まれたゼーリエとフリーレントの回想。ここでは、フリーレンの師匠であるフランメが人間の短い一生で成し遂げたことについて語られる。

ゼーリエ達長明の者たちと違い、短い命の者たちは、その瞬間瞬間で先延ばしにするという選択を取ることができない。しかし、だからこそ、短い間にも大きな変化を遂げることができる。

フランメの成し遂げた帝国デの魔法の研究の認可、という事実はゼーリエの予想を大きく超えたものとなっており、それゆえに、自分たちを超える魔法が人間から生まれるという予感を与えるというのは、命の長さの違いによるお話を描くことの多い葬送のフリーレンらしいお話でした。

そして、まさにそのフリーレンを超えるだろうという魔法使いが、フェルンであるということを明確に示す、ラストの複製体への一撃。本当に一瞬でしたが、今回後半語っていたお話の意味が一点に集中されたラストといった感じでした。

てっきり、この一撃で決まってしまったのかと思いましたが、次回予告を見る感じまだ決着とはいかなかった様子。果たして、姿を隠し一瞬のスキを突くという作戦が失敗し、どのようにフリーレンを相手取るのか気になるところです。

26話『魔法の高み』

フェルンの一撃にて決着、かと思いきや、ここで終わりというわけではなさそうな予告。フェルンとフリーレン二人のセリフが中心とのことで、二人協力しての複製体との戦いとなりそうです。

ヴィアヴェル組や、ユーベルたちがどうなったのかというのもちょっと気になるところ。そもそも別の入り口を進んでいましたし既にゴールについてるなんてこともあるのでしょうか。

そういえば、フェルンの複製はいまだ姿を見せていないのも気になります。まだ、もう一波乱用意されていそうです。

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