アストロノオトアニメ4話感想

2024年春に放送開始の作品、総監督：高松信司 監督：春日森春木　脚本：うえのきみこによるオリジナルアニメ『アストロノオト』の4話の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

4話

4話

朝食泥棒の正体

ぱっと見貞子な朝食泥棒。ナオスケが前回残していたカメラで撮った写真で判明したその正体が今回判明しました。公式サイトに書かれている通り、7号室の住人の葵ちゃんとのこと。

幽霊だと思っていたナオスケとミラの二人御相談の元、彼女を捕まえる作戦が開始。宮坂発案のスープカレーでおびき寄せる作戦を実行すると、あっさりと匂いにつられて出てきてしまう。しかし、ちょっともたついた間にあっという間に消えてしまう。本来は、スープをなみなみと注いでいたのでこぼしてしまうだろうという話でしたが、異才シミも残さず去っていく彼女。その手際の良さは、かつてホールスタッフをやっていた故とのことで、このあたりが今回ラストの宮坂と彼女の関係に繋がる話でした。

ナオスケが犬の如く匂いを嗅いで探した果て、てっきり上に行くのかと思いきや、まさかの地下。何事かと思っていたら、地下の壁がまさかのぐるっと回転。ミラさんすら知らない、あすトろ荘の秘密の通路が存在することが判明しました。しかし、ダンボールで入り口が完全にふさがれてしまっていたのは、いないと思っていたとはいえ、なかなかひどい話。

その正体こそ判明しても、いまだ人は怖い様子の葵。歓迎会をしようとするも、外に出てきてくれない。そこで、あすナろ荘の面々は宮坂の住む5号室で宴会を始める。この辺の流れは、どことなくめぞん一刻の宴会の流れを思い出す感じでちょっと笑ってしまう。

7号室の隣の隣で楽しくやる面々、混ざりたくも人見知りで混ざれない様子の葵。しかし、何やら壁の穴は他にもつながっていたようで、5号室まで天井裏を通っていけることが判明。更に、今回ラスト宮坂の料理と、そこに残したメモを手に取り匂いを嗅いでいるシーンが挟み込まれ、これはまたなかなか癖の強い子であることが判明。葵さんは、自由に5号室まで出入りできそうですが、果たして宮坂君は今後大丈夫なのか、ちょっと心配ににある話でした。

そういえば、何やら今回の宮坂が料理コンテストで優勝したときの写真を意味深に眺めていたカットが差し込まれており、どうやらその写真に写っていたのが葵のようですが、このあたりが、宮坂に惚れている件に繋がっていくのでしょうか。

しかし、割とひと段落したかと思ったあすトろ荘の面々紹介、最後の最後で思っていた以上に衝撃的な人物が登場。次回以降、どのように絡んでいくのか気になるところです。

タスケさんはミボー人？

そして、今回その裏で前の管理人タスケさんに関するお話も進行。何やら今のあすトろ荘の面々は、タスケさんにより住む場所を提供してもらった人たちとのことで、それぞれの住民との間のエピソードも色々ありそうな感じでした。

そんな中、タスケさんの弁護士なる人物から、タスケさんがミボー星のマークを持っている人に、あすなろ荘を託してほしいという話があったことがわかり、タスケさん本人もミボー人であったことが判明。

とはいえ、誰でも助けるタスケさん。この辺の話は昔地球にやってきたミボー人を助けるために、タスケさんは手を貸していただけなんて可能性もありそうで、まだミボー人かどうかは確定ではないのかも。ミラの母親、ミボー星の現女王にタスケさんの事を聞いてみるという話も以前ありましたし、ミラの母と何か関係があるのかなという気もします。