シマヌとシマノ
2026年7月6日に配信された週刊少年ジャンプ2026年32号で掲載されたHUNTER×HUNTER(ハンターハンター)最新第412話『質問』では、オイト王妃の子であるワブル王子が甥っ子とすり替えられていたという事実が明らかになりました。
クラピカがそれに気づいたのは、オイト王妃の側仕えのシマヌさんをシマノと間違えて呼んでいた事を教えられたのがきっかけとなっていました。クラピカ的には『シマヌ』と彼女の名前を正しく呼んでいるつもりでしたが、聞きわけ・話わけができない音域の関係で、ヌとノの違いを出せていなかったが故に間違った呼び方をしてしまっていたようです。
この『シマヌ』と『シマノ』二つの呼び方、過去のエピソードでも切り分けられているのか、というのが気になり少し調べてみましたが、丁寧に描き分けられていたことがわかりました。
それがはっきりと描かれていたのは、単行本35巻の365話『選択』。クラピカに対して王子から電話がかかってきた状況で、シマノと呼びかけるシーンがあったのですが、なぜかその後シマヌから意味深な目線がクラピカに向けられているのが奇妙なエピソードでした。
しかし、412話でクラピカが名前を呼び間違えていたことがわかってみると、彼女のこの時の視線は、名前をわざと間違えているのか?といらだったが故のものであったとわかります。
また、このお話の中でクラピカのモノローグの中では、シマノの事を『シマヌ』と呼んでおり、あくまで名前を呼ぶ際に、シマノと呼んでしまっているだけ、本人は正しい名前で呼んでいたつもりだったことも見えてくる。
36巻単行本冒頭のキャラ紹介や、371話任務でのオイト王妃は彼女を『シマヌ』と呼んでおり、クラピカだけが『シマノ』と呼んでいたことが、はっきりと描かれていることがわかります。さりげなく、違和感のあったクラピカの呼び方が、伏線として412話で回収されたようです。
ちなみに35巻の各話の間のページには、「ライブをライヴって書く癖に発音はラブ、でも下唇を噛まれたら噛まれたでうざいし。」というセリフが差し込まれており、考えようによってはこのお話で仕込まれた伏線を匂わせていたとも取れる内容。
こうやってわかってみると、他にも違和感がある部分が残っていないか、改めて読み返してみたくなりますね。






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