2025年9月1日に配信、週刊少年ジャンプ2025年40号で掲載されたOnePiece(ワンピース)最新第1158話『ロックスVS.ハラルド』の感想記事です。最新話のネタバレもあるので注意してください。
第1158話 ロックスVS.ハラルド 感想
週刊少年ジャンプ2025年40号
ワンピース 1158話『ロックスVS.ハラルド』が掲載された週刊少年ジャンプ。
シャクヤクの恋煩い
不機嫌なロジャーの姿から始まった今回のエピソード。冒頭で語られたのは、シャクヤクの恋煩い、その相手は前回も気を向けている描写がされていたレイリー。海賊を引退したシャクヤクからラブレターを受け取っていたようですが、それでもなおロジャーは諦めず海賊島へ向かう事になりました。
ロジャーもシャッキーを奪いに行くとは言うものの、ぼったくりBARでは、シャクヤクの態度を見てむしろ迎えに行かないレイリーに対して困惑している様子。現時点ではレイリーも束縛を嫌って一緒になる事はしていませんが、レイリーが今のようにシャッキーと共にいる以上、やはりこの後待ち受けているゴッドバレーでの事件が彼らの関係を進めるきっかけになるなんてこともあるのかもしれません。
そして、今回のハラルドは妙に上機嫌でシャクヤクを前にしても心ここにあらずとなっていたようで、おそらくこのタイミングで黒ひげが生まれていたようです。
ハラルドとロックス
前回ロックスを殺すことで世界政府に加盟することを認めると促されたハラルド。果たしてどのような対応を取るのかと思っていましたが、ロックスを殺すことで世界政府に加入することを求めて戦う事を選択した様子。ハラルド、ロックス、どちらにとってもつらい選択となったこの戦い、決着はつかず二人の関係はそれで終わりとなったようです。
ロックスとハラルドは喧嘩別れ。ロキはロックスが来ることを待ち望んで海を見ていますが、もうロックスが来ることはない。このシーンさりげないところですが、イーダのジュース飲む？という問いかけに文句を言いながらも飲むと答えているロキの姿が印象的。周囲の誰に対しても心開いていない様子のロキですが、無遠慮に恐れず親身に接してくるイーダに対してだけは、少し心を開きつつあるようにも見えました。
あの事件の当日までは、二人が顔を合わせることがなかったとのことですが、やはりゴッドバレーでの再会という事になるのでしょうか。
ゴッドバレー
ここまでの過去パートで姿を見せることがなかった、神の騎士団ガ―リング聖ですが、何やら非加盟国の島に停泊したおりに想定外のとんでもないものを発見したと語られる。2年後の大会はゴッドバレーを推薦とのことで、おそらくここでガ―リング聖が発見した島がゴッドバレーだと考えられます。
資源は豊富、更にとんでもないものを発見したゴッドバレーですが、ガ―リング聖自ら世界政府に加盟するよう促したとのことで、その発見したものにそれだけの価値があったという事なのがわかります。しかし、ゴッドバレーも世界政府に加盟しない選択を取ったという点から考えると、何やら歴史的に重要なものを抱えていた国という事なのかもしれません。
ガ―リング聖には、強さの秘密があるといった話が以前されていたこともあり、この点から考えるとこのゴッドバレーのとんでもない物が、その力に関係しているのかもしれません。ただ、発表された時期を考えると、イム様による力を受けているだけという可能性もありそう。悪魔の実という可能性もありますが、そうであるならばとんでもない物というほどのものではないように思える。
また、2年後の人狩りの大会を開催を提案していることから考えると、世界政府に加入しないものの側には置いておきたくないもの、という可能性もありそう。そうなると、ポーネグリフが残されていたなんて可能性もありそうです。
シャンクスとシャムロック誕生
そして、39年前の西の海、ゴッドバレーへと話は移り、父親がいない女性が双子の子供を産んだシーンへと移り、生まれたばかりのシャンクスとシャムロックの姿が登場しました。
赤毛の女性の息子とのことで、髪の色は母親からの遺伝。そして、現在のその顔立ちはガ―リング聖に似ていることから父親はガ―リング聖、つまり今回話に上がったゴッドバレーに停泊した際に子供を作っていたと考えるのが妥当そうです。
双子を残したのには、ガ―リング聖が見つけたとんでもないものが関係しているのか、たまたま子供ができてしまっただけなのか、このあたりはゴッドバレーでの出来事が語られる際に明かされることになりそうです。
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