2026年2月25日配信開始、つるまかだいよりアフタヌーンにて連載している漫画『メダリスト』の2026年4号にて連載された鴉の濡れ羽3の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
鴉の濡れ羽3
ダリアちゃんの演技から続いた今回のお話。衣装の切り替えに成功し、一気に勢いをつけた演技が描かれることになりましたが、相変わらずその書き込みっぷりがすさまじい。ページをめくるごとに密度が高まっていく勢いは、そのままダリアちゃんの演技の迫力を表現しているのですが、ここまで書き込む作者の方を少し怖く感じてしまうほどでした。
以前のいのりさんの演技の表現も素直にすごいとしか思えませんでしたが、今回それを上回る点を獲得するのも納得な描写。とはいえ、それでもなお、いのりさんとの差は小さい物で、まだまだ優勝は十分狙える状況、ここからの二人の接戦が期待されます。
そんな中、いのりさんに初の優勝を取らせようと意気込む司先生を見るいのりさんの視線が少し気になる。何となく司先生の気持ちが空回りしているというか、いのりさんとどこかずれてしまっているようにも見える何とも言い難い絶妙な一コマ。どこか遠くを見つめているようないのりさんのその目線は、何を思ってのものなのでしょうか。
今回のラストは、以前のお話で強く印象に残っていたダリアちゃんの「烏滸がましい」の発言の謝罪。その発言へと繋がった理由についても触れられ、そこには世界ランキングのポイントのお話が絡んでいる様子。
フィギュアスケートの世界ランキングについて少し調べてみましたが、このポイントはどうやら直近3シーズンの合計として計算されるようです。そうなると、現在動けないいるかちゃんはどうあっても本シーズンのポイントは失わざる負えない状況、そんないるかちゃんの苦境を知らないいのりさんからのの発言だからこそ、ダリアちゃんの逆鱗に触れてしまっていたなんてことはあるのかもしれません。
中国大会もいよいよクライマックスといった感じですが、果たしてここからどれほどの絵が見られるのか、次回以降も楽しみです。


コメント