2026年5月1日に発売された、ジャンプGIGA 2026 SPRINGにて掲載されたブラッククローバーの最終話392話『不諦の果て』と作品全体の感想記事です。最新話のネタバレもあるので注意してください。
ブラッククローバー 最終回
魔法帝を決める戦い
ルシウスとの決着が前号でつき、いよいよ最終回に向けてのお話ではアスタとユノ、二人の魔法帝を決める最後の戦いが描かれることになりました。二人のかつての誓いを思い起こさせる戦いの始まり、アスタの反魔法に対して、魔法の量やセンスで相手取るユノ、黒と白というその配色なんかも二人の力の対比のようなものが感じられる戦い。その果てには、本作のアスタの原動力ともいえる、魔法体への憧れが果たされるラストとなっており、まさに本作の締めくくりというのにふさわしい最終回でした。
そんな最終回、エピローグ的なお話となっており、各キャラクターのその後が描かれる。ミモザとエミル、アスタが二人のどちら特っつのか、といったあたりに関しては、まだまだ決着がつかずの終了となり、少し惜しい気もしましたが、漫画で描かれたお話はここまででも、まだまだアスタたちのお話ここから先の話も続いていくが故の関係といった気もしますね。ラストが敵の襲来で終わるのも、何やら話の広がりが見えてくるもので魔法帝になりはしたものの、むしろそこからルシウス以上の魔法帝を目指していく道は続いていくことになりそうです。
終盤のお話について
終わりを迎えた本作ですが、終盤のお話はジャンプGIGAにて連載されたものということで、本誌掲載と比べると追いかけにくい物となっていました。私はジャンプ+での定期購読をしていたので、都度ジャンプGIGAが読めており、読み続けられていましたが、どうしても季刊誌となると時折忘れてしまったり、そもそも手を出しにくかったりとハードルが高くなってしまうのが勿体なく感じる面もありました。
終盤のエピソードでは、ルシウスとの決戦が主とな内容となっていますが、アスタ・ユノの二人を主軸にした戦いながらも、それ以外のキャラクターについてもそれまでのお話で描かれてきた総決算的な面がしっかりと会ったのが良い感じ。ノエル周りの兄姉との確執の話が、最後の戦いの中で拾われ解消、かつては憎み憎まれといった感じだった面々が協力していく様はなかなか感慨深いものでした。
そんな最終決戦、かなりの犠牲を出したうえでの終了、蚊と思いきや最後の最後にユリウスが全てを解消して消えていくという流れがありましたが、ちょっとあっけにとられるも何とも本作らしいラスト。本作の魔法帝として象徴的な存在だったが故に許される、最後のやりたい放題といった感じ。
ただ、やはりこれがあったからこそ、最後のアスタ・ユノの次の魔法帝を決める戦いを気持ちよく見守れた気もしますし、ある意味本作らしい最後の活躍といった感じでした。
ちょっと終盤駆け足感もあった本作ですが、元からお話のテンポが良い作品ではありましたし、実にらしい気持ちよい終わり方を迎えてくれてよかったです。
ブラッククローバー 最終38巻
そんな本作、2026年8月4日に最終38巻が発売とのことです。もうちょっと追加のお話なんかも見たい気がしますが、何か追加分はあったりするのでしょうか。




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