2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの29話感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 29話 6週目『天泣(てんきゅう)の教室』
本格的に看護の勉強が進む中、多江さんの家族周りのお話が見えてきた前回のお話。
今回まず描かれたのは、シマケンさん周りのお話。これまで謎多き人物として描かれていましたが、今回りんとの会話で活字拾いの仕事をしていることが明らかとなる。ただ、その仕事に満足しているわけではなく、小説家を目指して努力を重ねていることまでわかりました。
相変わらずのりんのさりげない対応に、シマケンさんの心が惹かれているのがわかると同時に、いつのまにやら彼は母やりんの家の周りの人々とも交流ができており受け入れられていたことまで今回描かれる。本人にそのつもりがあるかと言われるとかなり怪しい気がしますが、外堀から埋めているような描写と共に、いつのまにやら日曜にしか返ってこないりんの方がおまけみたいな扱いになっておりちょっと笑ってしまいました。
そんな今回のりんですが、直美との会話の中で、思ったことを何でも口に出てしまうのは母親そっくりと指摘される。本人たちはいまいちわかっていなさそうですが、周りから見るとちゃんとそう見えているというのが何とも面白かったですね。
そして、その裏で描かれたのは多江さんの家のお話。彼女もかつては医者になろうと勉強していたことが語られるも、彼女の家はそのことを認めてはいなかったこと。そして、以前はなしに出ていた婚約の話も改めて進んでいることがわかる。
今回、気になったのは言えに来ていた男性の様子がおかしい点を多江さんがしていきしていたこと。父はそれをわかっていると話を流してしまいましたが、ここでの彼女が気付けたことは、バーンズ先生の言う観察ができていたから見えていたことだったように思える。今回の多江さん、一人夜にも勉強を続けていた過労や、家の話からくる心労から倒れてしまいましたが、多江さんだけあの男性の不調に気付けていたことが、彼女が婚約を振り払って看護の道を歩むことを選ぶきっかけになったりするのかもしれません。


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