2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの26話感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 27話 6週目『天泣(てんきゅう)の教室』
バーンズ先生の元での看護の授業が始まった前回のお話。
髪を洋髪に変える流れは結構抵抗があったりするのかな、とも思っていましたが、新しい物へと移り変わり始める時代ということもあってか、むしろ新しい髪形を皆喜んでいるのが印象的でした。
ただ、皆が喜ぶ中多江のみはどこか浮かない顔、そもそも医療を学びに来た多江からすると、シーツを直したり、髪形を変えたり、エプロンを作ったり、自分がやりたいと思っていたことができないという点に非常に不満が溜まっている様子。今回の話の間に髪型を元に戻してしまったり、バーンズ先生に直接不満を告げたりと、やはり彼女が今週の話の中心にいる人物となっていきそうです。
そんな今回ですが、どちらかというと医療の勉強というよりもその裏での一ノ瀬家の日常サイドの方に焦点が当たっているお話でした。
まず一番印象に残ったのは環の成長。先日のお話から役者が変わり大きくなった環ですが、今回は一週あっていない間に、母への呼び名がかかから、お母さんに代わっているシーンが描かれる。この時期の子供の成長の早さを描くと同時に、そんな大事な時期に日曜日しか会う事ができないりんの寂しさが感じられるもの。そんな、りんの気持ちを察して直美が時間を与えてあげるというのもよい展開でした。
これまでは余裕のなさから周りに当たることが多かった直美ですが、ここのところ大分余裕が出てきているようで、根の優しさが表に出始めているようです。付き合いが長いりん相手だけではなく、商家の娘ということで相性が悪そうに思えていたしのぶからのからかいも素直に受け流していたり、意外とちゃっかりしているトメさん相手は、むしろ相性が良く見えたりと、段々と角が取れてきた感じがしますね。今回は母上を疲れ果てさせるほどの料理下手を改めてみせたり、包帯・エプロンの描写あたりのかなりの不器用さを見せていますが、今後こう言った部分が段々と上達していくのかもしれません。
そういえば、今回洋髪に切り替えるという流れで、母上から何を言われるのかと思っていましたが、こちらは意外とあっさりとそれもよいですね、と認めてくれるものだったのに驚く。母上の懐の大きさ、という点もあるのでしょうが、仕事で海外の人と多く触れ合っているというのも影響があるのかも。なんだかんだどこに行ってもうまくやっている母上の存在、ある意味で母上がいなければりんは環を置いて看護学校に行くこともできなかったわけで、裏で支えてくれる家族の大切さを感じるお話でもありました。


コメント