ゲーム実況の際には、著作権の問題が付きまといます。そのため、各社ホームページやtwitterなどで告知している配信規約や配信ガイドライン、ゲーム実況ポリシーなど配信に関する言及を調べたものをまとめました。
各社の配信規約・配信ガイドライン、収益化などの条件が書かれたページへのリンクとコメント、代表作の紹介をしています。ご意見等ありましたらコメントください。
この記事は配信規約・配信ガイドラインを紹介するもので、配信の許諾などに関して保証するものではありません。当ページの情報を利用して発生した損害等について責任は取れませんので、必ずリンク先のページの内容を確認して判断していただくようお願いします。
NAパブリッシング(ナツメアタリパブリッシング)
代表作:
- Observer System redux
- Layers of Fears2
- BLAIR WITCH
配信に関する規約ページが存在し、タイトル毎にガイドラインが決まるようです。
配信できないタイトルもありますが、問い合わせフォームも用意されています。
奇々怪界 黒マントの謎
2022年4月21日に発売された、タイトーよりアーケード、SFCにて展開されていた、巫女さんシューティングシリーズ「奇々怪界」の最新作となっています。
主人公の巫女小夜ちゃんを操作し、祓い棒などの道具を使ってのシューティングゲームとなっています。
ナツメアタリ(NA)パブリッシングの動画配信収益化ガイドラインページの対象タイトルに追記されております。
The Medium
3月10日に発売された、心理ホラーゲームです。
「二重現実機能」というシステムにより、現実世界と霊界を同時に探索しながら、真実を探していきます。
ナツメアタリ(NA)パブリッシングの動画配信収益化ガイドラインページの対象タイトルに追記されていました。
海外製のホラーゲームを日本でパブリッシングしている会社のようです。Layers of Fear 2の配信されていますが、LayersofFear1についてはこちらの会社ではないようなので注意が必要です。
会社全体としての規約ではなく、タイトル毎の規約となっているため、詳細が不明なタイトルもありますが、問い合わせフォームが配信規約のページに用意されているので、気になるタイトルがある場合はそちらから問い合わせてみるとよさそうです。
24Frame(ニジュウヨンフレーム)
代表作:
- METAL DOGS
タイトルごとにガイドラインを出すようです。
JUMP de PON
24Frame,inc.より2024年2月29日に配信された作品。落下する岩を避けて、ただひたすらに登。簡単操作で如何に早くゴールにたどり着けるかチャレンジするタイムアタック形式の3Dアクションゲーム。
Steamページの概要に、動画配信ガイドラインが用意されており、収益化についても触れられています。
動画配信ガイドライン
METAL DOGS
2021年8月25日に早期アクセスが開始された、重火器を装備した犬を操作するアクションゲームです。メタルマックスシリーズの流れを汲んだ作品の様です。配信ガイドラインページが用意されています。
様々なゲームの開発に参加されている会社の様です。METALDOGSについては、KADOKAWAゲームスよりメタルマックスシリーズのライセンスを受けての販売しているのでしょうか。
ニトロプラス
代表作:
- CHAOS;HEAD
- STEINS;GATE
- ソニコミ
著作物転載ガイドラインが用意されています
基本的には体験版・PVの素材ならば使用可能とのこと。収益化については触れられていません。
ソニコミ 配信ガイドラインについて
ソニコミについては別途ガイドラインが用意されているようです。
シナリオに重点をあてたゲームも多いため、厳しめの規約なので注意が必要です。
日本一ソフトウェア
代表作:
- 魔界戦記ディスガイアシリーズ
- 探偵撲滅
- 夜廻
- 風雨来記4
- アサツグドリ
- こちら、母なる星より
2021年9月9日に、FAQに元々あった配信に関する記述の部分にガイドラインが追記されました。
ガイドライン専用のページが用意され、詳細な内容が書かれるようになりました。
基本的な内容はFAQページに書かれていたことから変化はなく、配信に関してはPS4などの本体シェア機能を使うもののみ許可されています。そのため、本体機能では一部切り抜きしかできないNintendo Switch版では、実況動画配信は不可能なため注意が必要です。
プレイ動画などの編集をPCで行った上での投稿も禁止されているようです。
また本体機能を使った配信でも商用・営利目的での使用については禁止されており、他ゲーム会社では、例外となることもある、パートナー機能、投げ銭などのプラットフォームごとの機能を使った収益化も営利目的に含まれ禁止されるようなので注意が必要です。
なお、ガイドラインはタイトル毎に記述されることもあるようで、タイトル毎にホームページの確認も必要となります。個別のガイドラインにより一部タイトル(夜廻シリーズなど)は本体機能以外の配信も許可されているものがあります。
この項目は2021年9月15日時点での情報をもとに記述しております。
プレイ動画・生放送の公開に関するガイドライン
日本一ソフトウェアFAQページ
日本一ソフトウェアの各タイトルについてこれまで出された制限などのまとめ記事
本体機能の範囲で配信が可能という制限が多いですが、配信禁止区間についてはわからないこともあります。
2020年末ごろから規約を出すタイトルが出てきましたが、作品ごとにまちまちな様子です。2021年のタイトルは多くのタイトルで規約が出されていますが、基本的に本体機能限定という記述はされていました。2022年頃からはPCでの編集など可能な作品も増えています。
任天堂
代表作:
- スーパーマリオシリーズ
- splatoon(スプラトゥーン)シリーズ
- ゼルダの伝説シリーズ
- メトロイドシリーズ
- どうぶつの森シリーズ
- メイドインワリオシリーズ
- MOTHER(マザーシリーズ)
任天堂の配信ガイドラインに関して以下のページにてまとめてあります
個人向けにはとても配信しやすい規約が用意されています。
アクションゲームとしてはマリオや、ゼルダの伝説、メトロイドなど2D、3D、最新から過去作まで幅広くあります。RPGでは有名なMOTHERシリーズ、オンラインマルチプレイも可能なマリオパーティーなどのパーティーゲーム、ミニゲームが楽しめるメイドインワリオなど、他にもレース系や、スポーツ系など、幅広いジャンルで、知名度の高いゲームが多いです。ゲーム機を使った配信をしてみたい方にはおすすめです。
2023年には「ファイアーエムブレム エンゲージ」や、「ベヨネッタ オリジンズ:セレッサと迷子の悪魔」、ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドの続編「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」の発売が予定されております。
ネオス株式会社
代表作:
- クレヨンしんちゃん「オラと博士の夏休み」〜おわらない七日間の旅〜
タイトルごとにガイドラインを出すようです。
クレヨンしんちゃん「オラと博士の夏休み」〜おわらない七日間の旅〜
2021年7月15日に発売されましたクレヨンしんちゃんを題材としたタイトルです。
ぼくのなつやすみシリーズの開発者が送る、アッソー地方へ行った野原一家の一夏の物語となるようです。
7月16日にガイドラインが告知されました。
いわゆるキャラゲーというものになると思うのですが、このタイプのゲームでガイドラインが出たのは今回が初めてではないでしょうか?
版権絡みのゲーム制作などをされている会社のようです。オラ夏については、クレヨンしんちゃんを題材としたゲームとしては初めてガイドラインが出されたと思います。
株式会社ネストピ
代表作:
- ギシンアンキ ~二人用人狼~
作品ごとに配信について触れるようです。
ギシンアンキ ~二人用人狼~
株式会社ネストピより、2023年7月28日に発売の1VS1専用の人狼ゲーム。二人プレイ専用の3分で終わる濃密な人狼ゲームです。
ギシンアンキ ~二人用人狼~配信ガイドのページが用意されており、収益化についても触れられています。また、配信用の画像素材やロゴについても用意されています。
熱狂的ゲーム開発集団とのことで、藤井聡太の将棋トレーニングなどの作品の開発にも関係されていたようです。
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