2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの32話感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 32話 7週目『届かぬ声』
いよいよ新潟の病院での実習が開始するも、病院側からも患者側からも厳しい扱いを受けてしまった前回のお話。
今回は、病院での実習の中、直美とりんの二人が動き始めるところからお話が始まる。皆が何かを学ばなければいけないお話に入ったが故に、全体的にしんどいパートに入りした感じがある展開。しかし、冒頭のバーンズ先生のワタシニホンゴワカリマセンからの、Be quiet. という何とも力強さあふれる感じがあり、つらいパートでもあの先生がいるならきっと何とかなるだろうという頼れる感じがあるのが良いですね。
そんな中、話の中心にあったのは、りんと担当の患者である園部さんへの看護。やはり、足の痛みで辛い中、娘のような年頃の女性に色々と言われる状況がつらくまともに会話もできない相手に苦戦するりん。そんな中、総回診が始まり、先生がやってくる。そんな先生に対しては、患者さんもきりっとした態度で会話にあたっていましたが、信頼している相手には相応の態度を見せているようです。
ただ、普段あれだけ痛がっている人が、あの態度を取るという事は、それだけ我慢した姿を見せているわけで、医者も、患者のありのままの姿を見れているわけではない、という事なのかも。そういう意味では、その間にりんたち看護婦が入ることでよりありのままの患者さんを見ることができるというのは、看護婦の立ち位置として重要なポイントになってくるのかな、という気もしますね。
しかし、そもそも看護婦というよくわからない存在のさらに見習いという、患者からすればさっぱり意味が解らない立ち位置のりん達。果たして、ここからどのように患者さんの信頼、周りの理解を得ていくのか気になるところです。
そんな今回のりん、バーンズ先生に今の悩みを相談するも、得られた答えは良い患者に出会えたというもの。難しい患者と出会えたことで、学ぶことも多いということのようですが、りんが望む答えではなく、まだまだりんの悩みは続いていきそうです。
今回よかったのは、その後の直美とりんとの絡み。これまで散々直美に正論をぶつけてきたりんが、バーンズ先生の正論で困ってしまっている点を、改めて直美が指摘する流れは、これまでの二人の関係あってこその物といった感じでした。
さて、そんな中直美の方は、持ち前の気の強い性格が、看護をするにあたってもうまく働いている様子が伺える。ただ、今回、藤田君に嘘をつき、患者の薬を増やした件は果たして本当に良い方向に話が進むきっかけになるのか、という点では少し疑問に思える。
藤田君も薬を増やしたいと悩んでいるからこそ、直美の嘘が踏み切るきっかけになったようではありましたが、これまでバーンズ先生が語ってきた看護婦は医者ではない、という言葉が気になってくる。今回、直美が治療に対して口を出し、誘導するような行動をとったのは、果たして本当に良い結果に繋がるのか?という気もする。ここからどのようなお話に繋がるのかが気になるところです。
そんなラストに訪れたのは、園部さんの急変。果たして園部さんとの関係が、どのように今後の話に繋がっていくのか気になるところです。


コメント