2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの38話感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 38話 8週目『夕映え』
和泉様の心境と、彼女にどう接していくのが正解なのか、りんと直美が考え出した前回のお話。
今回描かれたのは、和泉様に対してりんがどう接していくのかというお話。家族が手術を勧め、それを拒む和泉様を我儘でもいうかのように接する中、りんはわざと音を鳴らし会話を止めさせる。このシーン、前回のりんのように旦那様もお前の気持ちはわかるが、と語っていましたが、この人の気持ちを分かるという発言、そんな簡単なものではないというのが、話の肝になっているようにも思えました。
とはいえ、人の気持ちはわからずとも、和泉様がその話をされるのを嫌がっているのを察したりん。そんな彼女の行動が少し和泉様の態度を和らげてくれたようで、彼女はその本心を語ってくれる。そもそも、元は武家である和泉様、手術をして助かる可能性にかけるよりも、潔く死ぬことを選びたいという気持ちがあったとのこと。
今回和泉様が語ってくれた武家が潔く死ぬという感覚は、りんの父上が生きることを選んだ話を思い起こさせるもので、そんな父上の存在を知っているりんだからこそ、その覚悟を変えるきっかけを与えることになるのかなという気もしますね。
今回は、直美側の看護でも、患者の事情を一切考慮せずに、ひたすら正しい事だけを押し付けていてもうまくはいかないのではないか、という疑問が投げかけられることになる。そもそも、看護が人を相手にする仕事である以上、全ての人に適用できる絶対的に正しい答えというものはなく、それでもなお向き合い続ける必要があるのかなと思わせるお話でした。
そんな今回ですが、りん達の話の裏でりんの妹である安がシマケンのお兄さんに恋をする話が差し込まれる。突然、仲介をお願いされたシマケンさんはなかなか大変そうです。
またラストでは、直美が夕凪と男性に呼び掛けられるシーンが挟まれ、どうやら直美の母親絡みのお話も少しずつ進み始めている様子。先生と声を掛けられ、何やらその後の周囲を警戒するシーンを見るに堅気の人物ではないように見えましたが、果たしてここから直美はどう絡んでいくのか気になるところです。


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