2025年9月8日より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第7作目の作品『仮面ライダーゼッツ』45話『Case45 惑わす』の感想・考察記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
Case45 惑わす
オブリビオンナイトメアの力により、ねむの記憶から人が消えていき、ねむが一人きりとなった前回。そこから続いた今回は、ザ・レディが望んだねむの幸せな世界を描くと共に、その世界に迫るオブリビオンを描くお話となっていました。
ねむの幸せ ザ・レディの幸せ
今回のお話で描かれたのは、ザ・レディの思い描くねむとの幸せな世界。すべての記憶を失わせたねむに対して、ファントムの力を使い幻を見せることで彼女と共に過ごす幸せな世界を見せることに成功する。
その世界では、ねむは普通にアイドルとして活動しており、消えた人たちもねむの周囲の人物として登場。ただ、莫だけはそこに姿がなかったのは、記憶が消えてその存在が消えそうになってなお、自らのミッションの元ねむを探し続けていたから、という事なのかもしれません。
そんな今回、ザ・レディがねむのボディーガードとして小鷹を付けていたのがなかなか印象的で、なんだかんだ付き合いの長い小鷹への信頼が伺える気もしますね。また、今回の小鷹は、富士見刑事の回想で出てくるときのような、少し柔ら気な態度が見え、CODEに裏切られる前はあんな感じだったのかな、と想像させるものでした。そんな小鷹、ステージから降りるポーズが妙にスタイリッシュで、ちょっと笑ってしまいました。
今回、ザ・レディが作ったねむの幸せな世界は、確かにねむは幸せに過ごすことができるものではありましたが、それは記憶を失ったねむだからこそ受け入れられるもの。ザ・レディがねむという存在にだけ固執しており、今そこにいる彼女を蔑ろにしたうえで作られた幸せな世界ともとれるもので、果たして本当にこれはザ・レディが本当に望んだねむの幸せなのか?という疑問も残る。
そういう意味では、ザ・レディもまた、ファントムナイトメアによって本当の自らの夢を捻じ曲げられている被害者、という風に捉えることもできるのかもしれません。
オブリビオンゴアナイトメア
ファントムの力でザ・レディが作った幸せな世界では、特に出番もなく姿が消えていたオブリビオンナイトメアですが、彼もファントムの力で偽物のねむを与えられたことで一時的に騙されていた様子。
しかし、それに気づいた彼は、再びねむを一人にすべく、ファントムの作る幻の世界を破壊しに動き始め、結果的にファントムの幻の世界の真実もねむに伝わってしまう。
ザ・レディとオブリビオン、共にねむに絡む悪夢を果たそうとするナイトメアという事もあり、目的がそもそもかみわないが故の敵対となり、ナイトメア側も一枚岩ではないことが改めてわかる。
そんな、ねむのピンチでしたが、そこにゼッツがやってきて、オブリビオンを撃退。戦いの最中、攻撃を入れるたびにねむの記憶が戻っていくことになりましたが、ザ・レディやファントムからすれば、自らの目的を果たすためには莫の存在は邪魔となってしまう。
そんな中、次回はいよいよザ・レディと小鷹との最後の戦いになる様子。ファントムに対する有効打がミッドナイトシャドウとなるようですが、むしろ、気になるのは小鷹がどのような気持ちでザ・レディと敵対するのか、という点。彼自身の夢の話も、そろそろ拾われることになるのでしょうか。
















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