巨大な兵士や六人を食った怪物は何?
2026年9月11日に公開された映画『オデュッセイア』では、オデュッセウスが国を目指す旅路の中で様々な困難が待ち受けています。そんなオデュッセウスの前に立ちはだかった困難として登場した多数の怪物、この記事では、それらが一体何だったのか?というの調べたのでメモしておきます。
キュクロープス(サイクロプス)
オデュッセウス達が最初にたどり着いた島で出会った、羊を飼う一つ目の巨人。オデュッセウス達を岩穴に閉じ込めていましたが、眠っている間に目を焼いた杭で突かれてしまいました。
そんな彼ですが、ポセイドンの息子であったが故に、その後のオデュッセウス達の旅路の苦難のきっかけとなってしまいました。
オデュッセイアでのキュクロープスは人食いの怪物でしたが、神としては天空神ウーラノスと大地母神ガイアの息子の息子とされています。
ライストリューゴーン族
キュクロープス(サイクロプス)から逃げ、次の島で遭遇した巨大な鎧を着た兵士たちは、人食い種族であるライトリュゴーン族だと思われます。巨大な岩を投げるほどの力を持っていると語られており、映画でもその力を見せつけていました。
作中では浜辺にたどり着き出会った少女の叫び声で巨大な兵士に襲われていましたが、原作ではここで出会った少女が島の王であるアンティパテースの娘であり、彼女の言葉で館に招かれたところを襲われたといった違いがあるようです。
女神 キルケー
オデュッセウスの仲間を豚に変えた魔女。映画ではその風貌もすっかり魔女でしたが、原作では女神として描かれており美しい髪を持つうるわしい女性とされています。
映画と原作では、仲間を豚に変えたくだりは同じですが、オデュッセウスは事前に魔法が効かない薬を貰っていたり、その後、キルケーの館で1年間過ごし関係を深めていたというような違いがあるようです。
映画ではキルケーはあくまで魔女として描かれ、女神の要素は会えて消されているように見えました。このキルケーと過ごした期間の話は、最後にオデュッセウスが7年間共に過ごしたカリュプソーの要素と重なる部分もある為省かれたなんてこともあるのかもしれません。
セイレーン
キルケーの島を後にした後に出会った半人の怪物。聞いたものは錯乱し自ら犠牲になるという歌声を持っており、作中でも一人の船員がその歌を聞いてしまい自ら海に泳いで行ってしまいました。
オデュッセウスは、その歌声を聞いてみたいと思ったが故に、マストに縛られ事なきを得ました。
スキュラ
巨大な渦潮カリュブディスにより全滅する道を進むか、もう一方の海峡を抜けることで6人の犠牲を出すかという二択をオデュッセウスは迫られました。海峡を選んだオデュッセウス達を襲撃し、6本の頭で6人の船員を食べた怪物がスキュラです。
太陽神 ヘーリオス
オデュッセウスの予言で、家畜である牛を食べた罰として仲間たちが全滅するとされていた島はトリーナキエー島という島で太陽神が家畜を管理する島でした。予言を知っていたオデュッセウスはこの島への上陸を拒みましたが、仲間を止めることができませんでした。
最初こそ誓いを守って我慢していたものの、風向きに見舞われ出向できないまま食料が尽きていく中、最後には耐えかね牛を食べてしまったせいで太陽神の怒りを買ってしまう。太陽神は、そのことをゼウスに訴えかけられたことで出港したオデュッセウス達は船上で落雷を受ける罰を受けることになったようです。
ちなみに、その後の船は、一度は逃れた渦潮カリュブディスの方に流されてしまい飲み込まれ海の藻屑となったようです。
原作:オデュッセイア
映画オデュッセウスでは、映像にする関係や監督が描きたいテーマもあってか、大筋は同じながらも原作とは異なる描写がされている点もあります。興味を持たれた方はこちらも読んでみてはいかがでしょうか?




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