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アニメ 葬送のフリーレン 24話『完璧な複製体』 感想

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2023年秋に放送開始した『葬送のフリーレン』アニメ。1~4話は金曜ロードショーにて放送、その後通常放送が開始しました。こちらの記事は24話『完璧な複製体』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

24話『完璧な複製体』

水鏡の悪魔 シュピーゲル

零落の王墓に挑む冒険者に立ちはだかる水鏡の悪魔シュピーゲル。ダンジョンに挑む冒険者の記憶をコピーし、その姿や能力までコピーするという完全な複製体。

これがいることを知ったうえでゼンゼ試験についてきていたのを見るに、本来は自分自身の複製体を試験の壁とするという目的もあったのかもしれませんが、フリーレンという想定外な参加者がいたため、完全にイレギュラーなラスボスが別で一体増えてしまったような状態。

一度フリーレンと戦った経験のあるデンケンは、即時にその危険性を把握し、それでも戦う覚悟を決めても即撤退せざる負えないほど。一時試験で戦いの際にも、ここまでの殺意はなかっただろうことを思うと、より質の悪い相手が立ちはだかってしまったようです。

フリーレン裏での攻防

そんなフリーレン複製体による足止めがおこなわれている裏で、別ルートを進んだ面目は、それぞれの複製体との対面による戦い。

ラントとユーベルの前には、ユーベルの複製のみが出現。ラントの瓶を奪われてしまった状態での戦い。ここでは、複製との戦いというよりも、ラントとユーベルの関係が深掘りされるように話が展開。

それでも、ユーベルの瓶を貰うという選択をしないラント。結果的には傷を負ったラントはラントが作った複製でありましたが、それでもユーベルのための瓶は貰わないという選択をし、奥からユーベルを助けに来る。互いに何やら淡白な関係な二人ですが、少しずつ互いを知り、その仲を深めているように見えました。

そして、その裏である意味一番真っ当に複製体の攻略に挑戦していることとなったのはヴィアベル。3人パーティー同じ面々での複製体との戦闘に当たる。

自分自身とパーティーの面々の魔法をしっかりと把握しているが故に、誰に誰の魔法をぶつけるかを適切に判断し、安定して勝利をつかむことに成功していました。このあたりは、北方での戦い慣れをしていたヴィアベルだからこその勝利なのかもしれません。

フリーレン複製体攻略

足止めを喰らっていたデンケン一行の元に、途中で隠し通路の奥に隠された石碑を発見していたり、マップを埋めたりダンジョンを楽しんで攻略していたがゆえに遅れていた、フリーレン一行が到着。隠し通路を発見したときのフフーンがかわいかったです。

しかし、遅れてきたフリーレンに対する「あれが陣取って半日になる」というデンケンに対して、「面白くなってきた」とのフリーレンですが、おそらくこの状況で楽しいのは彼女だけなんじゃないでしょうか。

ユーベルの語っていた通り、同じ実力の魔法使い同士の戦いであれば、ある意味運次第での勝利となる状況。そこに、さらに一手加えて確実な勝利を目指したい一行。

心理操作などの搦め手を試そうとするも、そもそもそのあたりの防御も行えるフリーレン。心理操作であれば可能性はあるかも、とのことでしたが、その裏でのゼンゼの複製体との戦いでその可能性も否定されるという絶望的な状況。

やはり、力技しかないか、それはそれで楽しそうなフリーレンに対して、「私ならフリーレン様を殺せるかもしれん」とのフェルン。

フリーレン複製体攻略のカギはフェルンに託されることになりそうです。果たしてどうこの強敵に立ち向かうのか、フリーレンの弟子であるフェルンだからこそ見えるフリーレンの隙のようなものがあるのでしょうか。

25話『致命的な隙』

なんだか楽しそうですね、とのことですが次回フリーレン複製体攻略となりそうです。それぞれ別ルートから進んでいる面々ですが、最後のゴール前に合流して協力となるのか、はたまたそれぞれ別ルートで合格となるのか。

そういえば、今回フリーレンが見つけた隠し部屋の壁画、何か試験においても意味を持っているのか、というのも少し気になるところです。

しかし、このダンジョン攻略のお話、一次試験でも語られていた現代の魔法使いが周囲の環境を使った魔法に特化しているがゆえに、何もないダンジョンの中ではほぼ無力となってしまうものがいるというのが設定として面白かったです。過去の魔法使いと今の魔法使いの違いは、魔法が使われる目的に応じていた面もあったというのが示されているようでした。ゼンゼがダンジョンでの試験を選んだのも、こういう面での魔法使いの技量を図る意味もあったのかもしれません。

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