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仮面ライダーガヴ 11話 あまい言葉にご用心! 感想・考察

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仮面ライダーガヴ11話『あまい言葉にご用心!』感想 エンタメ
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2024年9月1日より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第6作目の作品『仮面ライダーガヴ』11話『あまい言葉にご用心!』の感想・考察記事です。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

11話『あまい言葉にご用心!』

グラニュートを一匹残らずぶっ潰す

絆斗とショウマの互いの勘違いが続いてきたここまでのお話。絆斗のアバンでは、グラニュートを一匹残らずぶっ潰すという発言からもあるように、絆斗はグラニュート全てを敵だと思っているのが現状。一方ショウマの方も、絆斗のことは自分と同じグラニュートでありながら人間を守るために戦っている存在と勘違いしており、二人のすれ違いが面白くもあり、今後何かありそうでもあり、興味を引く流れとなっています。

そんな、二人の勘違いが続く中で、今回のラストでは敵の攻撃を受けた仮面ライダーヴァレンが変身解除、それをショウマが見てしまい、いよいよ絆斗が仮面ライダーであることがショウマに伝わる展開となりました。

何やら次回のお話を見る感じ、一方的に正体を知ってるのはずるいよな、という発言があったりと、ショウマの方も正体を明かす流れとなりそう。ただ、あくまで知り合いが仮面ライダーだったという情報のみが共有されるのみで、お互いが違う種族であるというところまでは伝わらない可能性もあり、果たして次回どこまで情報が共有されるのかというのもちょっと気になるところです。

グラニュート全てを敵だと思っている絆斗ですが、実際のところグラニュートの社会の中でもストマック家という特別な存在に絡むものの実を見ており、グラニュート全体がどのような考えを持っているのかはまだはっきりとはしない。このあたりのギャップが、グラニュートとハーフであるショウマとの関係にも影響を与えていきそうですが、果たして二人の関係がどんなものになっていくのか、今後が楽しみです。

ロマンス詐欺

今回は寿司を食べに出向いていたショウマ。食べたいものリストのお菓子ではないページには、他にも様々な料理が乗っていました。仮面ライダーとしての主体はお菓子にありますが、ショウマはこれまでも様々な料理に挑戦していて、どれも美味しそうに食べているので、見ているだけで自然と好感度が上がっていくのが良いですね。

そんな、ショウマは寿司屋で何やら困り人を発見したのが今回の話の始まり。はぴぱれに連れてくる流れでは、ちょっと力技っぽく見え少し笑ってしまう。何やら姉妹の姉の方が、SNSで出会った人に告白されあう事に。しかし、何やら怪し気な雰囲気もあり妹が心配というのが今回の相談。しかし、社長は本当に話を回すのがうまく、コロコロと話を進めるうちにいつ間にか相手の心に入り込んでいっているのがすごいです。

そんな相談者のお相手はどんな人物なのかと写真を見てみるとまさかの絆斗。それを見た直後の、絆斗さんが騙してると疑いの言葉が口から出てしまうショウマに関しては、彼の純粋さ故の発言なのでしょうが、ちょっとひどい発言で笑ってしまいました。

しかし、ショウマが姉の行動を心配していたシーンでは、ショウマは天然そうに見えて結構周囲の人の心の機微をよく見ているというのが改めてわかる。このあたりは、グラニュート界で、母と二人で孤独に生きてきたが故の繊細さなのかなという気もします。

写真は偽物とわかっても、共に話した時間は本物という事で、実際に現場に向かってしまった姉。何やら意味深な子供が一人おり妙に印象に残っていましたが、まさかのそれがグラニュート。告白で人を呼び出し、玄蕃に向かう直前、一番胸が高鳴っているタイミングでヒトプレスにするという、なかなかの悪質さ。これまでの、アルバイトは大人の姿を取っていましたが、今回は人を幸せにする過程は人に化ける必要がないため、完全に人に疑われないためだけの変装といった感じでこれまで以上にずるさを感じる姿。

声はあくまで元のグラニュートという事で、子役にきっちりアテレコされていましたが、グラニュートの姿になるシーンのこの子供の演技がなかなか雰囲気出ていて面白かったです。

ランゴ

今回は予告にも合った通り、双子を首にしたランゴが自ら人間界へ視察へと向かう。人波を歩くランゴを幸果さんが発見したシーンでは、何やら妙にランゴの視線を集中させており、てっきりランゴと幸果さんの間に何かあるのかと思ってしまいましたが、単にその場にいるだけで感じる不気味さの表現だった様子。

ランゴの眷属であるエージェントの戦いは、3VS1という状況ありきにしても、非常に苦戦。シータやジープの眷属もそれなりに強かったですが、それと比較してもかなり手ごわい様子。

ショウマがヒトプレスを助けようとしているのを知っているが故に、それを囮に利用したり、単に殴り合うだけでなく狭い通路のロケーションや物を利用して相手の動きを止める複数であるが故の有利さをきっちり使っていくのがなかなか印象的で、見ていても動きが違うというのがよくわかりました。

なかなか強敵だったランゴの眷属たち、今回はグルキャンの大火力を細い路地でぶっ放すという逃げ場のない攻撃で撃破されてしまったものの、あれが眷属という事は、ゴチゾウのように大量にいる可能性もあり、本気で潰しにかかればあっというまに終わってしまいそうな力の差を感じさせる展開でした。

ひとまず自分の眷属を打ち払ったショウマをそのまま見過ごすランゴ。果たして彼が何を思っていたのかはちょっと気になるところです。

ショウマはどうやって逃げた?

そういえば、以前から気になっていましたが、一度は捕まっていたはずのショウマがどうやって逃げる手段を得たのかというのはちょっと気になる所。1話では、ランゴの眷属から逃げているシーンから始まり、地上に降りる扉を通っていましたが、そこに至るまでは果たして何があったのか。単に隙をついて逃げ出したのか、はたまた、ガヴの改造手術に興味を持っていそうなニエルブが関わっているなんてこともありそうな気もします。

次回 12話 ドーナッツがつなぐ絆

今回、ショウマに正体がバレてしまった絆斗。次回は、二人が相手の正体を知るエピソードとなる様子。以前、ドーナッツを食べた時に出てきていたゴチゾウがようやく登場。何やらヴァレン側のフォームとなっているようでしたが、ドーナッツがつなぐというサブタイトル的に、結構重要なポジションになるのかもしれません。

そういえば、今回、兄の指令で上流階級の元へ嫁がされそうになったシータとジープ。二人はともにいられれば良いというのが一番大きそうですが、ここからストマック家に反逆する流れになるのか、自分たちだけでショウマを倒そうとするのか、ここからどう動いていくのか気になってきました。

DX変身銃ヴァレンバスター

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