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長き反撃の始まり「メガトン級ムサシ」感想文

メガトン級ムサシ感想文 ゲーム感想文
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2021年11月18日、LEVEL5より発売された新作ロボットゲームメガトン級ムサシの感想文です。シナリオ的なネタバレはなしで書いていきます。ちなみにPS4・Switch版が発売されていますが、Switch版の感想文となります。

あらすじ

異星人ドラクターの攻撃により、地球人類の99.9%が死滅。残された人類はシェルターに逃げ込んでいた。

日々侵攻を重ねるドラクター、人類は、シェルターにて開発された巨大ロボット”ローグ”で対抗しますが、じわじわと押され続けています。

しかし、ついに人類の希望、新たなメガトン級ローグ「ムサシ」が完成し、人類の反撃が始まる。といったかんじです。

ダークな要素を感じさせながらもまっすぐなシナリオ

LEVEL5といえば、妖怪ウォッチ、イナズマイレブン、レイトンシリーズなど、比較的子供向けな作品が多いイメージがありますが、メガトン級ムサシでは、ダークな設定も多いです。

滅ぼされかけた人類が生き残るうえで必要とされた行為、普段の日常ではありえないような処置が、生き残った人々には施されています。その処置に対する人々の苦悩・悩みといった点もシナリオでは描かれて行きます。

しかし、それでありながら、ロボットアニメのお約束的な盛り上がりはきっちりと抑えており、現在のシナリオ最終版では、これぞロボットアニメといった感じの演出にプレイしていて血の沸き立つ感じがしました。

ちなみにメガトン級ムサシは、現在、テレビアニメ版も放送中となっています。ゲームのシナリオは、システムとの兼ね合いで細部が変わることもありますが、基本的にはテレビアニメと同じのようです

2021年11月時点のゲームシナリオは、おそらく前半の山場を越えてひと段落といったあたりまでとなっていますが、アニメの進行に合わせて解放されていくようです。

アニメと比較すると演出は少し抑え目で割と淡々と話は進んでいくので、一度ゲームで見たシナリオもアニメで見ると印象が変わります。

メインシナリオだけ見るならアニメでもいいかなという気もしますが、ゲーム内でしか見られないだろうサブシナリオが用意されています。

幼馴染である清香の写真部としての活動だったり、霧島ジュンと飯伏銀太の普段の日常など、本編では見られなかった日常パート的な要素でキャラクターが掘り下げられ面白かったです。

なおyoutubeにあるlevel5公式チャンネルではアニメを最新話まで全話公開しており、作品に興味が出たら見てみるといいかもしれません。

パーツ組み換えが楽しいハクスラ要素

ミッションを選択して出撃、敵をせん滅しながら進み、ボスを討伐するとクリア。クリア後には結構な数のパーツや武器が一度に手に入るため、手に入れたパーツでローグを改造して次のミッションへ、というのがゲームのサイクルとなります。

イメージ的には、ガンダムブレイカーシリーズが近いような気がします。

ロボットは頭、左腕、右腕、足の四種類のパーツが組み換え可能、両手の武器は近接×3射撃×3種類をセットし切り替えて戦います。

更にチップによる機体の強化、必殺技の変更や、登場するパイロットのスキルによる強化などもあるため、

デカールなど見た目だけに与えるものもあるが、特に特徴的なのは、質感などを調整できることです。ギラギラに輝く金属感や、武骨な質感などの表現までカスタマイズ可能です。

ただし、色についてはドロップ時に複数パターンから選出されるランダムとなっており、本気で格好いいマイローグを作ろうと思うとかなりの周回を要求されそうです。

最初のうちはあまり細かいことを考えずにガンガン組み替えたほうが効率が良さそうなので、早々になんか知らないロボットになってしまうのはご愛敬です。

おそらく結構なプレイヤーが、初出撃の直後にムサシとさよならし、メガトン級ポリスとかになっていることでしょう。頭部パーツがロボットの印象に与える影響の大きさを実感する瞬間でした。

機体の名前は自由に決めれるので、いっそもうメガトン級タケシ、とかサトシとか好きな名前にするといいと思います。繰り返してると愛着がわいてきます。

意外と爽快なアクションプレイ感

鋼鉄・重厚といった印象を受けるロボットのデザインとは裏腹に、操作はかなり軽快なアクションとなっています。

ダッシュではびゅんびゅん飛び回れますし、空中攻撃や連撃などもするする入っていくため、プレイ前に思っていたロボットの動きとは結構違いましたが、爽快感のあるプレイが可能です。

個人的にはドリル系の武器がなかなかスピーディーで楽しかったです。

基本的にはバシバシ殴りまわりながら敵を倒しくゲームです。しかし、あまりにも攻撃一辺倒で行くのも難しい。というのも敵の攻撃は結構痛いため油断してくらっていると割とあっさり機体が壊れてしまうのです。パーツ集めなど意識せずにプレイすると結構難易度が上がるような気がしました。

ちなみに、ミッション中何度かの復活は許されているので、そこそこ気楽に遊べます。

気になったところ

時々見られるラグ・エラー落ち

ラグの発生、エラーでの強制終了などが見られました。

ラグについては、普段のプレイでは問題ないのですが、大型エネミーが出す弾幕のような攻撃などオブジェクトやエフェクトが過剰になった際に動作が重くなっているようでした。

エラーでの終了は基本的には戦闘終了後の画面切り替えで多い印象です。

特に気になったのはオンラインマルチのミッション終了後にエラー落ちが、何度か見られたことです。大体は報酬は拾えたことになっていましたが、たまに戦闘前に戻っており報酬なしということもありました。このエラーはオフラインプレイ時には、一度発生しました。

なお、戦闘中にエラーで落ちたことは私のプレイ範囲ではありませんでした。

ゲームバランス

一部必殺技・スキルなどが極端に強く周回するには便利ですが、だいたい皆それを使うようになります。また、エンドコンテンツ的な要素で手に入る最高レア度の機体が2021年11月時点では、一種類で、強さも他より一段飛びぬけています。そのため、強さを求めると皆その機体になってしまうため、せっかくのカスタマイズ要素が勿体なく感じてしまいます。

ただし、機体については、2021年12月の無料アップデートで追加が告知されています。今回のアップデートは第一弾ということで、今後の継続的なアップデートで、最高レア機体の種類、戦闘バランスなどの問題は改善されていくかもしれません。

シナリオは”まだ”未完結

先ほどもちらっと書きましたが、シナリオは、2021年11月時点ではまだ最初の山場を越えただろうところで終了となっています。

今後の展開を示唆するエピローグで終わっており、監督でありLEVEL5社長も兼ねる日野様のTwitterでも、今後シナリオが追加されることが予告されています。

とはいえ、話的には非常に盛り上がる山場を終えたところで終わっており、あのキャラの衝撃的な事実や、とあるキャラの死別など、怒涛の展開が続くため、なかなか満足感はありました。個人的には今後のアップデートでの追加が楽しみです。

ゲーム実況へ向けた配信ガイドラインについて

ゲーム実況などに向けた、動画・静止画投稿に関する配信ガイドラインが用意されています。

https://www.megaton-musashi.jp/guideline/

現時点では、配信が禁止されているシナリオは、現シナリオの最終決戦となる部分です。出撃ミッション名が指定されたものになっているため、頭に入れておけば見た瞬間にわかります。

なお、そこからEDまでは結構長丁場となりますので、気合を入れたプレイが必要です。

ちなみに同社から過去発売された妖怪ウォッチなどに出されたガイドラインでは、シナリオ追加のアプデのタイミングで配信許可範囲が広がっているため、シナリオ追加のタイミングでガイドラインの更新の可能性はあります。

まとめ

全体的に見ると粗も見つかる作品ですが、ロボットのカスタマイズ性や爽快なアクション、ダークな要素を含みながらもロマンスあり、熱い展開ありのシナリオなど、最近では少し貴重になった気もする、Theロボットゲームといった印象です。

シナリオは現時点ではまだ未完、機体もこれから増えていき、カスタム要素などの追加の予定もあり、ということで、まだまだこのゲーム自体が始まったばかりといった感じです。

地球奪還のための長い反撃はまだ始まったばかり、今後のアップデートが楽しみな作品です。リアルタイムで追いかけられるチャンスも今しかないため、プレイを始めるなら早い方が楽しめるかなと思いました。

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