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アニメ 葬送のフリーレン 14話『若者の特権』 感想

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2023年秋に放送開始した『葬送のフリーレン』アニメ。1~4話は金曜ロードショーにて放送、その後通常放送が開始しました。こちらの記事は14話『若者の特権』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

14話『若者の特権』

今回の前半パートは、フェルンとシュタルクの関係のお話。相変わらず互いを悪く思っていないのはよくわかるのに、特にフェルン側がどう接すればいいのかわからないという感じもありもどかしい関係。

誕生日をシュタルクに忘れられており、怒るフェルンは、いつにもましてわかりやすく怒っている。それは、これまで以上にシュタルクとの距離感が近く感じているからなのではないかという気がします。誕生日を忘れることなんてよくあるとシュタルクの肩を持つザインに対してもローキックの連打を当てる。

怒られたシュタルクでしたが、いつものようにしょぼくれるわけではなく、今回はしっかり反論しているというのもちょっとこの二人の関係が変わった感じがして面白い。もう師匠のところに帰るといって宿から出て行ってしまいましたが、誕生日に貰った腕輪を気にしている。売り言葉に買い言葉で喧嘩に乗ってしまったが、そこには彼なりの後悔があったということでしょう。

ザインがやったのはフェルンの肩を押す程度の事、しかし、それでもフェルンとシュタルクは、前の誕生日の時のようにプレゼントを一緒に選ぶことができました。しかし、それで選んだ腕輪に刻まれていた花言葉が久遠の愛情という偶然。よくわからず選び照れ隠しに慌てていた二人が可愛かったです。

これまでもたびたびこういったお話はありましたが、今回明確に違うのは前回ザインが加入していたという事。これまでは、なんだかんだそれぞれ解決するという事も多かったですが、フリーレンより人の気持ちがよくわかる大人のザインが間に入ることで、互いに歩み寄りやすくなっている気がしました。

自分の事を大人とは思い切れないザインについては、今回ハイターと姿と重なる様子もちちらと描写。他人から見れば立派な大人であっても、人間というのは単にそれだけではない。誰かに大人であろうとする姿を見せることで、誰かに大人としてみてもらえる。それは、今回ザインがシュタルクとフェルンがやったことで、そしてまさにハイターがかつて子供だったザインに見せたものと大人の姿だったのではないかと思えました。

前半パートで頑張ったザイン、フリーレンからのお褒めの言葉と頭をなでてもらえる。大人のお姉さんにやられたかったザインに、私ほどのお姉さんはいないよでちょっと笑ってしまいました。

ヒンメルからもらった指輪

森の中、偶然出会った馬車を助けたフリーレン一行、しかし、その馬車が空飛ぶ魔物に襲われてというのが、後半の大きな話。

空飛ぶ魔物、そこからどうやって逃げるかという流れでは、フリーレンは商人を、フェルンはザインを運ぶという流れになり、戦士なら空から落ちても大丈夫でしょと放っておかれそうになるシュタルクでちょっと笑ってしまう。ちらっと語られたアイゼンの頑丈さは本当にすごいですね。

そういえば、空飛ぶ魔法に関して、魔族のものをそのまま使用しており、人の魔法としてはまだ制御できていないという事がちらっと語られました。このあたりは、今後のお話で拾われたりするのでしょうか。

魔物による馬車の破壊が近づき、最後は魔法でぎりぎりで止めるというかなり力技な方法が採用。馬車が壊れたものの何とか人間は無事。そして、ずっと吊るされていた馬も辛うじて助かっていてよかったです。

壊れてしまった馬車を直すためにまたしても足止めとなった一行。馬車の復旧や、足止めでの生活自体はさほど問題もなく進むのですが、唯一の問題としてフリーレンがヒンメルからもらっていた指輪がなくなってしまっていました。

バレないように一人で毎晩指輪を探すフリーレン。やはり、ヒンメルとの大事な思い出の品。

結局、アクセサリーを探す魔法であっさりと見つかってしまいましたが、普段何気なく思っていても、やはり大事なものというがあるという事を、フリーレンが新た認識するお話といった感じがしました。

そして、前半パートでちらっと思い返したヒンメルとの思い出と花言葉の意味がここに繋がっていました。

指輪の花言葉が、フェルンに今回渡されたものとフリーレンは、ヒンメルも知らなかったと言っていましたが、ちらっとみせたあの表情からヒンメルはそのことを知ったうえで渡していたようでした。

15話:厄介毎の匂い

ザインのいう攻撃魔法もできる言葉だったり、切迫した雰囲気だったりと、何やらきな臭い空気が漂いだす予告。果たして何が起きるのか。

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