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イストワールは宇宙に SYNDUALITY Noir 14話感想・考察『Mysterious journey』【シンデュアリティノワール】

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2024年1月9日より、監督『山本裕介』、ストーリー原案『鴨志田一』、シリーズ構成『あおしまたかし』による製作の『Synduality Noir(シンデュアリティ・ノワール)』の後半クールがスタート。第14話『Double castの感想文です。

最新話のネタバレを含みますので未試聴の方は注意してください。

第14話『Mysterious journey』感想

イストワールは空のかなたに

冒頭、ロケットにつるされたカナタ人形。ミステルは検証を行うとのことで、マリア制作のロケット、カナタ君一号が発射されました。宇宙は空へ向かい飛び上がり、ちょっとテンションが上がるカナタ。しかし、1万kmに入ったところでDANGERの表記。ロケット噴射があやしくなり。カナタ君1号爆散、ついていた人形も黒焦げとなってしまいました。

高度1万メートルの壁とのことで、何やら物理的に空に何かあるのかと思いましたが、単に新月の涙以降の技術力ではそこまで飛ばすことができないというだけなようです。

今回明らかにあったのは、イストワールは空のかなた、宇宙にあるという事。以前から、スペースシャトルの模型があったり、マリアがロケット開発を目指していたりと、宇宙を示す要素はちらちらありましたが、本格的に目的地が宇宙にあることが示唆されました。

ともあれ、今の技術ではまだロケットを宇宙に飛ばすこともかなわない、そのためマリアは、さらなる技術開発、そして、カナタ達はイストワールの情報収集と今後話が広がっていくようです。

ミステルの過去

そして、イストワールについての鍵となるメイガスとされてきたミステルでしたが、イストワールとの出会いは旅の途中の偶然だった様子。

地上に出た後、パスカルと共に旅をしてきたミステルでしたが、その旅の最中、偶然イストワールのネットワークに接触し、アクセスに成功したとのこと。空にあることがはっきりした理由としては、大気圏外通信だったからとのこと。新月の涙以前の宇宙開発の技術らしき、人工衛星がちらっと映っていましたが、これがイストワールなのか、単に元から宇宙にあったこの衛星を経由して通信に成功したのか。

しかし、これまでの話ではイストワールの鍵とされてきたミステルでしたが、イストワールについて詳しく知っているというわけではなく、本当に偶然接触しただけだったのは少し意外だったところ。パスカルと共に、パスカル計画なる計画の元動き出していた彼女たちでしたが、そちら自体はイストワールとは無関係だったようです。

今回の話を経て、イストワールは、新月の涙以前に宇宙に作られた何かという事になりそう。そもそも地下に作られたアメイジアの時代から既に伝説として語られていた存在でることが今回示唆されましたが、果たして、空のかなたの楽園イストワールには何があるのか気になるところです。もしかしたら、ブルーシストと何か関係があるなんてこともあるのかも。

このあたりの話で、もう一つ気になったのは、黒仮面の組織一行は、なぜイストワールのカギとなるゼロ型メイガスが存在することを知っていたのかというところ。単にミステル・パスカルの旅の途中で誰かに話をしたのが広まったのか、イストワールとの通信を監視していたりしたのか、色々考えられますが今後の話でふれられるのかもしれません。

カナタの特訓

屋根の上を走ったり、タイヤを引いたり、カンフーじみた動きをしたりと、イストワールの情報収集へと向けたカナタの特訓が挟まりました。

タイヤ6個近くを引いて走ったりする中で、元から筋肉はありそうでしたが、すっかりムキムキになったカナタ。両手に肉を抱えて食べていたりと、別作品のキャラクターのようなノリをちょっと見せる。しかし、イストワールという途方もない夢が、現実的に見えるところにきたのもあってか、これまでにない程のやる気を見せていました。

今後の目的地は、ギザの手前にあるカルタゴとのことで、近場には人も住んでいない不毛の地に挑むうえでの体力と精神力の増強がミステルの元果たされました。

ノワールの悩み

前回さらっと帰ってきたノワールでしたが、未だに自分の無力感に悩んでいる様子。結局1クール目ラスト、シルヴァーストーム戦にて感じたノワールの無力感、自分に何ができるのかという悩みは未だ解決していないので、このあたりは当然といえば当然。元々、感情表現に乏しく、静かなノワールなので、カナタは気づいていない様子ですが、ノワールからすると何も変わっていない現状にひそかに悩み続けているようです。

あくまでスリープモードであるとされるノワールは、ミステルが修復完了してしまったらどうなるのかという疑問もエリーたちの口から問われる。しかし、このノワールの不安に唯一気づいているのがエリーというのが、1クール目にてカナタのために悩んできた彼女らしい話だなと思いました。

ノワールの無力感、ミステルとの関係、カナタが二人にどう接するのかというのは、後半クールでも大事な要素となっていく気がしました。

目的地はカルタゴ

カナタ、ノワールは、シエルのキャリアにて、それについてくるようにエリーも合流して新月の涙以前宇宙との交信が行われていた施設のある、カルタゴを目指して旅が開始。

そして、その裏ではカナタの側にいながらも、黒仮面に情報を流すという非常につらいポジションに身を置くシエルからの情報を元に、黒仮面たちも動き始める。何やらミステルはシエルの行動に気づいている様子なのも気になるところでした。

さらには、黒仮面たちがノワールを狙い、カルタゴに向かっていることを察知したトキオも行動開始。

カルタゴにて大きな戦いが発生しそうな空気となってきました。

小説:はじまりの青 シンデュアリティ:ルーツ

先週、Syndualityプロジェクトの一環として、小説『はじまりの青 シンデュアリティ:ルーツ』の情報が公開されました。この作品で青というと、ブルーシストなる汚染された雨がたまに浮かびますが、もしかすると新月の涙に関連したお話が展開されるのかもしれません。詳細は以下の記事でまとめています。

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