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アニメ ダンジョン飯 9話『テンタクルス/シチュー』 感想

アニメ
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2024年冬に放送開始した『ダンジョン飯』アニメ、9話『テンタクルス/シチュー』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

9話『テンタクルス/シチュー』

テンタクルス

前回の焼き肉から話が続き、ファリンの救出についてこなかったナマリとの再会のお話。

アニメを見ていると結構期間がたった気がしていましたが、まだこのダンジョン探索一週間ほどしかたっていないんですね。

再開したナマリは、次の仕事を既に見つけており、ダンジョンの研究を行うタンス夫婦の元で護衛の仕事を貰っているようです。治療師でもある夫婦に、マルシルの回復をお願いするも、対価がないため引き受けてもらえない。ケルピーの肉に対する、即いらんわの対応は、アニメを見ていると忘れがちですが、魔物の肉なんて普通は食べないという事を思い出させてくれました。

しかし、先に進むには先週マルシルが怒らせたウンディーネが立ちはだかる。精霊との交流を主としてきたノームであれば大丈夫と意気揚々と進んでいくも、怒ったウンディーネは即攻撃、即効盾にされるナマリが即死。これを見ていると、前回ライオス達が命からがら生き延びられたこと自体がかなり奇跡のようなことだったことがわかる。

結局、先には進めずライオス達の元へ戻ってきたタンス夫婦に、マルシルの治療と引き換えに依頼を受けるライオス達。

遺跡の壁に刻まれたエルフの言葉の調査の様でしたが、このあたり以前登場した絵画の中の魔法使いと関係していたりするのでしょうか。そういえば、今回ちらっと触れられた蘇生というもの自体が、このダンジョン内でしか行えないという話も気になるところ、人の魂が死体に縛られ、離れられなくなっているこのダンジョン。果たしてなぜそのようなことがされているのか、今後の話にも関係していくのかもしれません。

そんな中、遭遇したテンタクルスという魔物。木の根っこに擬態した、クラゲのような生態なのでしょうか。とげを持っており、それを指すことで人を麻痺させ、そのままつるし上げるというなかなか怖い生態。

合流していたカカとキキの片割れが捕まってしまい、その救助の際に見せたライオスの大胆な行動。センシとナマリを信頼するというライオスの言葉の通り、何をしてと指示があったわけでもないのに、二人はやるべきことを見据え、救出に成功しました。このあたり、ライオスの人を見る力のようなものを示しているようにも見えました。

そうこうして、マルシルの治療をしてくれたタンス夫婦。そして、手に入った食材はまさに先ほどのテンタクル。表面こそ棘があり食べられないものの、きちんと外側を処理すると中身はババナのような感じ。

そんなもの食うのかといった感じのナマリに対して、訳も分からず食べさせられるマルシル、もうだいぶ慣れてあっさり食べるチルチャック、当然食べる二人といった感じで、やはり魔物食というものが異端なのだなというのがわかるお話でした。

ウンディーネのシチュー

無事けがは治ったものの、未だ魔力切れの問題は残ったままのマルシル。それを解決するために作ったのが、ウンディーネのシチュー。精霊であるウンディーネ、魔力の詰まったそれを直に食べることで魔力を回復させようという計画。

問題となるのは、怒り狂うウンディーネをどう捕獲するかというところ。そこで役に立つ、アダマンタイトのセンシの盾。

ここで描かれたのは、ファリン救出の件で対立してしまっているナマリとマルシルの間の関係。元から仲がよかったわけではなさそうでしたが、今回のダンジョン探索に同行しなかったことを、マルシルが許せない様子。

しかし、ナマリは、ライオスではその力を支えきれないウンディーネの捕獲に協力する。口では嫌いあっているようでも、互いを想いあっているさまがわかるお話でした。

今回作られた、ウンディーネのシチュー、最初こそ拒否していたもののナマリも食べてみると意外とおいしいことを理解する。てっきりこのままパーティーに合流かと思いきや帰還することに。無事マルシルも元気にになりダンジョン探索も再開となるお話でした。

しかし、今回、マルシルの精霊を食べる提案、魔物と精霊では扱いが違うらしく、何時もノリノリのセンシ、ライオスコンビが拒否感を示しているのにはちょっと笑ってしまいました。

ダンジョン飯9話感想

ナマリとの関係、過去のパーティーメンバーの現在にちらっと触れられたお話。それぞれ違う道を進みはしていても、決して気持ちまで離れていたわけではないということがわかるお話。

料理の方のテンタクルスはなかなか癖がありそうで、センシは調理すれば美味しくなるといったことを言っていましたが、今後きちんと調理されることもあるのでしょうか。マルシルが長芋と勘違いしていましたし、トロロご飯のようになったりするのかもしれません。

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