サイレントヒルアセンション感想第83回逃げ場【SILENT HILL: Ascension】

SILENT HILL: Ascension(サイレントヒルアセンション)

サイレントヒルの世界観によるCGドラマ。視聴者による選択が物語が変化するインタラクティブドラマとなっている作品。自分のアバターを作中に登場させることも可能。スマートフォン、PCで無料で視聴が可能。

選択肢への投票によりキャラクターのパラメーターやシナリオが変化し、QTEによるミニゲームによってキャラクターの生き死にまで決まってくる視聴者が物語に干渉して物語を作っていく作品となるようです。

第83回逃げ場から締め出されの感想となります。ネタバレを含みますので注意してください。

バーに入れてもらえなかったエリック達、外から声を上げていると、扉が開き中に入れてもらえる。そこにいたのはノラ。

教団から外へ逃げた後に、このバーへかくまってもらっていたようです。しかし、何やら中にいる人たちは皆座り込んでおり、幻覚を見ているとのこと。これがこの街の災厄という事なのでしょうか。

そして、ノラは製鉄所の件を詳しくここにいる人たちに聞いており、自分の兄トビーとエリックが友人だったことを知る。

全くそっちの話を触れないので、トビーと無関係なのかと思っていましたが、やはりノラはトビーの妹だったようです。

教団のせいで死んでしまったトビー、果たしてノラは何を思うのか。

死んだ怪物の側に立つ二人は、バーバラの残した言葉を思い出す。災厄はすべて私たちのせい、バーバラはそういいましたが、そうなのかもしれないと思うレイチェルと、信用しないアストリッド。

フェイスが大切その一心で動くレイチェルは果たしてどのような選択を取るのか。一緒でなくてもいいから無事でいてほしいと願いますが、今日の投票が重要な選択となりそうな気がします。

庭で何かを見ているオーソン、おじいちゃんのヤギを探しているの？とブリットが聞くが、そのヤギは死んでしまったと答える。

ブリットはエヴァの事を話し、私たち家族は皆心に闇を抱えているが、エヴァは自ら人を傷つけることを選んだ化け物だったと伝える。

おじいちゃんは、おばあちゃんを傷つけ、自分はブリットを傷つけた、自分自身も化け物なのかと、思い悩むオーソン。

自分の意思ではなかったのよね？と聞くブリットに対して、何も言わずに去っていくオーソンは、何を思っているのか。

エヴァおばちゃんは死んでしまったの

一週間後の行動を決める選択肢。他の誰かに任せるという選択は、そのままレイチェル自身は犠牲になるという流れになりそうなので、自分自身を選択しました。

ひとまず、バーバラ・オーロラ関係は落ち着き、それぞれのキャラクターの現状とここからどう動くかを決めていくといった感じのお話でした。

いまいち、バーバラたちは子供たちをさらって何もしなかったの？という意味が解らなかったのですが、要するにここまでの子供たちの行動は二人とも素のままだったという事なのか。オーソンもいつの間にやら落ち着いた感じがありますが、今回の最後の沈黙もそれを意味していたのでしょうか。