サイレントヒルアセンション感想第94回人を殺したことがある？【SILENT HILL: Ascension】

SILENT HILL: Ascension(サイレントヒルアセンション)

サイレントヒルの世界観によるCGドラマ。視聴者による選択が物語が変化するインタラクティブドラマとなっている作品。自分のアバターを作中に登場させることも可能。スマートフォン、PCで無料で視聴が可能。

選択肢への投票によりキャラクターのパラメーターやシナリオが変化し、QTEによるミニゲームによってキャラクターの生き死にまで決まってくる視聴者が物語に干渉して物語を作っていく作品となるようです。

第94回人を殺したことがある？の感想となります。ネタバレを含みますので注意してください。

フェイスとエリックのいる部屋の外から聞こえる声。フェイスに隠れるように指示を出すエリック。

扉を開くと、まさかの話を聞かずに即一発。更にもう一発威嚇射撃と、思った以上に過激に進行。何か投票があった覚えはないので、投票など抜きでの行動の様です。

そこにさらにやってくるもう一人、あれはもう君の娘じゃないと話してくる。クリスタの件を話した直後に銃で一発。

娘に、人を殺したことがある？と問いかけられたゆえか、何やら急に覚悟を決めたエリックに対して、フェイスはあたしみたいに悪いことをしたんだねと話しかける。

赤い霧の町、怪物のあふれる中を、一人歩くアストリッド。いつものように、突然霧の世界に閉じ込められ、さらにレオやハウゲンとははぐれてしまった様子。

ずっと探索を続けるアストリッドですが、後ろからきたハウゲンと合流。レオについては変わらず行方が分からないままの様子。

二人が見つけたのは暴れている炎の怪物、そして、その様子を横で見ているオーソン。

投票の結果、アストリッドが自ら銃を持ち囮となり、ハウゲンはオーソンを連れていく。

嫌がるオーソンでしたが、皆で逃げ始めるといつの間にか元の霧の町へ。

ママ、お腹空いたとのオーソンの言葉。果たしてオーソン自体も何を考えているのか、よくわからなくなってきます。

レオの事はすっかり忘れてしまっているようにも見えますが、果たして彼は無事なのでしょうか。

霧の中、家に戻るレイチェル。そして、それについていくノラ。家に戻ると、エリックがおり二人抱き合い、それを後ろで見つめるフェイス。

そんな中、「パパが教団の人を殺した」というフェイスの発言に対して、レイチェルはWhat？となっていましたが、今回の展開はあまりにも唐突だったのでそうなるのもわかってしまう。

クリスタがフェイスを連れて行こうとしていたと語るエリックに対して、レイチェルはオリヴィアに関連した、フェイスを崇める信奉者たちを利用することを考える。

家に来た時から、周囲を見つめているようで様子がおかしかったノラですが、やはり、前に話していたトビーを殺した人の家がここだった様子。

ここは私が育った家という発言はいまいち意味がわからず、てっきりトビーを殺した人たちの家という意味なのかと思って英語の文章を見てみましたが、「This is the house I grew up in」と言っており、私が育った家的なニュアンスは間違っていない様子。本当にどういう意味なのでしょうか。

それはともかくとして、手紙に書かれていた兄を殺した人たちの家は知っているという話から、ノラは、兄であるトビーを殺したのはレイチェル達だと考えた様子。トビーと仲が良かったなんて嘘、あんたたちは殺人鬼よ、と怒りをぶつけてくるノラ。

結局手紙は誰が出してきていたのか、現状を考えるとトビーの死の件について知っていて生きているのはクリスタだけな気もしますが、彼女が何かしているのでしょうか。

今日は新しい投票は発生しませんでした。

アストリッドサイドは、無事オーソンを助けることに成功しました。しかし、レオの行方不明の件は一切気にかっけず、もっというと船を探しに行ったブリットやニルスの事も覚えいているのか怪しく見える。この作品、なんというか、その場の展開ありきで話が転がっていく、悪い夢を見ているような時があります。

あちらはあちらで絆を深めあっていたようですが、このまま何事もないようにブリット・ニルスと合流するのでしょうか。

そして、レイチェルサイドでは、前回語られたノラにトビー殺しの件を疑われる流れが発生。こうなるかなと思っていたものの、割とどうなるのかわからず少し楽しみですが、あまり期待しない方が良い気もする。ノラに手紙を送った人としては、怪しいのはクリスタですが、根拠はほぼない状態です。

しかし、エリックが人を殺す流れがあまりにもスピード感にあふれ逆にちょっと笑ってしまう。フェイスの為ということなのでしょうが、殺したことを悩む少女の前で親が即殺を選択してしまうのは、今後の流れ的にもよろしくないのではないでしょうか。