サイレントヒルアセンション感想第101回抱擁【SILENT HILL: Ascension】

SILENT HILL: Ascension(サイレントヒルアセンション)

サイレントヒルの世界観によるCGドラマ。視聴者による選択が物語が変化するインタラクティブドラマとなっている作品。自分のアバターを作中に登場させることも可能。スマートフォン、PCで無料で視聴が可能。

選択肢への投票によりキャラクターのパラメーターやシナリオが変化し、QTEによるミニゲームによってキャラクターの生き死にまで決まってくる視聴者が物語に干渉して物語を作っていく作品となるようです。

第101回抱擁の感想となります。ネタバレを含みますので注意してください。

霧の森の中、一人走るブリット。周囲には怪物の影。そこに現れるもう一人のブリット。

ブリット同士の会話の中で明かされたのは、エヴァの銃撃事件に絡んだブリットの罪。友達を誘導したのはブリット自身だったという話。友達が殺される裏で、ドラッグを貰い、それでハイになっていたブリット。もう一人のブリットは、ブリット自身が行った過去の罪の象徴のようなものだったようです。

そんな、過去の自分の行いを認めたことで、もう一人のブリットは姿を消すことになりました。

エリックと二人の会話。クリスタは、私とレイチェル、どちらを愛しているか？という問いかけをする。

フェイスを愛し、レイチェルはフェイスの人生の一部と、クリスタを受け入れないという答えを返すエリック。

そこにやってきたレイチェルに対して、もし僕に何かあったらフェイスを育ててくれるって約束してくれる？と問いかけるエリックですが、そこに返事はなく。

いつの間にやら、レイチェルはフェイスからも心が離れてしまっているという事なのでしょうか。

走ってくる炎の怪物。逃げるブリットですが先回り、足を取られ転がってしまう。

目を覚ますと、霧の中、カウンセリングルームのような部屋、聞こえてくる、言いたいことはありますか？という周囲の声。

ブリットによる自分の罪の告白、エヴァが友達を殺すのを私は手助けした、ことを伝え必要なのは自分を許すことと認める。

聞こえてくる拍手、てっきりカウンセリング自体が幻覚なのかと思っていましたが、そうではなかった様子？そんな様子を眺めるように立つ怪物ですが、ピクリとも動かない。

Brit is REDDEMEDとの表示。ブリットは自分の罪を認めたことで、償い果たした様子。それゆえに、怪物も動かないという事なのかもしれません。

今日は新規の投票はありませんでした。

ブリットの物語は今日で完結したようです。途中リタイヤになったカールと異なり、きちんと罪を償う流れになったことを考えると、彼女のハッピーエンドといった感じなのかも。側で見ていた怪物も、手を下すわけではなくただ見ていたいだけなのは、罪を償ったことを表していたという事なのでしょうか。

彼女自身のシナリオは終わったようですが、ここからブリットはアストリッドに対してどう動いていくのか気になるところです。