こちらの記事は、新アニポケ ライジングアゲイン編 最終話 136話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
136話「ステラ・フィナーレ」
最後の戦い
いよいよ、ラクリウムに絡んだ最後のエピソードとなった今回のお話。その戦い自体は、ラクリウム・コアとの戦い、そして、最後に残されたスピネルとのバトルが中心。ラクリウム・コアを再生させない強力な攻撃として、今回は色違いのレックウザとジガルデの二体がメガシンカしての攻撃と派手な攻撃をみせる。
そんな今回、良かったのはマスカーニャ・リコとの関係が最後の最後にピックアップされたこと。
ことラクアでの決戦においては、テラパゴスのラクリウムを消し去る力の方に焦点が当たっており、ちょっと出番としては弱めだったマスカーニャに最後に焦点が当たる展開が差し込まれていました。吹き出たラクリウムを自ら払いのける様は、リコとの絆の力がそこにあるから、ということを表しているよう。最初のパートナーポケモンであるマスカーニャ、最後に大きな出番が貰えてよかったですね。
スピネルとの決着
そして、そんなマスカーニャの最後のバトルは、嫌がるブラッキーを無理やりラクリウムで暴走させたスピネルと、自らラクリウムを払ったマスカーニャを信じるリコという、ある意味対比が効いた構図。バトル自体は、ラクリウムの力があってもマスカーニャが優勢。リコの成長を示しているという面もあるのでしょうが、ブラッキーも単体で戦うよりもスピネルの指示を受けたほうがずっと強かった、という事なのかもしれません。
そんなブラッキーすらも利用しているように見えたスピネルですが、ポケモンを知っていると何となく頭に浮かぶ、それでもスピネルはブラッキーを使ってるんだよな、という疑問にも答えが出される。
リコは、バトルの中で、スピネルがブラッキーを大切にしていることを指摘。イーブイがなつかなければ進化しないブラッキー、かつてのスピネルがブラッキーを大事にしていたことを示すとともに、ブラッキーもまた彼の事を大事に思っていたことがよくわかる展開となっていました。
ただ、逆にそれがあったからこそ、バトルの後のボールを払いのけ去っていくブラッキーという流れの重さが増してくる。本シリーズを通した敵役といった感じだったスピネルですが、ある意味最大の罰が、相棒としてきたポケモンに見放されるという形で訪れたようでした。
とはいえ、今回のラスト以前ラクリウムを使い逃げられてしまったバウッツェルを見つけ出すトレーナーの姿が差し込まれていたり、ブラッキーが捕まったスピネルの様子を見にきていたりと、ポケモンとの絆は消えてしまったわけではないことが示唆される。まだ新しいエピソードがある本シリーズですが、どこかでスピネルのその後が描かれたりするのかとちょっと気になるラストでした。
次回、5月22日 ワンダーボヤージュ編
ラクアに絡むエピソードの最終回ともいえる今回のお話。最後に、ラクアに絡んで仲間になったパゴゴ・レックウザ、ジガルデや六英雄たちとの別れも挟まれることになりました。
パゴゴは本作におけるリコの旅立ちに絡む存在、黒いレックウザもロイが旅立つ切っ掛けだったという事を考えると、今回は1話から続いてきた本作のお話が終わりを迎えたと言ってもよいエピソードとなっていました。
そんな中、次回予告では、リコも目標を見失ってしまった、というような話がちらっとされていたのが気になるところ。1話の新人トレーナーだったころから大きく成長したリコ達ですが、これまではラクアとラクリウムに絡む過去からの因縁が彼らの旅する理由でした。それにケリがついたとなると、いよいよそれぞれの夢を見つける物語が始まるのかなという気もしますね。
ワンダーボヤージュ編の以前の告知映像では、ポケモンスリープや、ポケモンGO、ポケモンユナイトといった、メインシリーズ以外の作品の要素がピックアップされていそうでしたが、今後のお話ではリコ達がそういったものを経験して、自分たちのやりたいことを見つけていくお話になっていくのかもしれません。


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