NEEDY GIRL OVERDOSE(ニーディ―ガールオーバードーズ)
2026年春アニメ、ゲーム『NEEDY GIRL OVERDOSE(ニーディ―ガールオーバードーズ)』のアニメ化作品の5話『Whatever』の感想記事です。筆者は原作となるゲームは未プレイ、アニメの内容のネタバレ等含まれますのでご注意ください。
Whatever
かちぇに気をかけるパープルロリポップ
前回、彼氏と離れ動き始めたかちぇですが、今回はカラマーゾフのメンバーと共に新たな服を購入することとなる。高い服とアクセサリーを身に着けることが自らの意識を高めるきっかけにもなるといった感じのお話から始まる。
ただ、今回のかちぇは結局周りに乗せられているだけという風にも見える話の流れで、これはこれで大丈夫なのか?とも思えてくるもの。今のところ前向きに動き始めこそしたものの、結局何をするのか?という方針は見えず、彼女自身も何かをしているという風には見えない。気持ちを切り替えるのは大事ですが、そこから動かなければ何も変わらないわけで、結局何が変わったのか?とも思えてしまう。とはいえ、今回は彼女のお話というよりは、パープルロリポップのお話といった感じだったので、そのあたりは今後の話で触れられることになりそうです。
そもそも、今回のこのかちぇ周りのパートは、パープルロリポップ周りの描写の補強といった意味合いが強かったようにも思える。彼女がなぜかちぇに興味を示すのか、力を貸すのか、といったあたりが彼女の過去が明らかになる流れで分かってくるお話といった感じでした。
パープルロリポップの過去
以前の話でもちらっと出ていた昔のパープルロリポップ。超てんちゃんの配信を見たこと、彼女にスパチャを読み上げてもらったことが、今彼女が配信者をしているきっかけになっていたようですが、その後どのようにしてカラマーゾフを立ち上げたのか、という流れが描かれることになる。
ちょっと意外だったのは、今の3人のメンバーの中では、パープルロリポップが一番最後に加入したという事実。今のパープルロリポップと過去の彼女の間には大きな性格の隔たりがありますが、この変化に関しても二人に自分を変えてもらったから。そんな彼女、かちぇや、今回ラストの少女への語り掛けなど、周囲に気を配る理由は、自分がかつてそうしてもらったから、ということなのかもしれません。
また、このあたりの話を見ると、これまでの話でも度々保護者的な視点から他メンバー二人がパープルロリポップにいじられていた理由もわかる気もしますね。
そんなパープルロリポップですが、一時自らの行く末を悩む時期にあめちゃんと出会っていたことが明かされる。一時共にしたことで、悩みを晴らした彼女ですが、あめちゃん側から見れば、仲間となれ合っているからダメといった感じの評価を下される。
今回の話を見ていると、真っ当に頑張り続けているパープルロリポップに対して、超てんちゃん側の不安定さはいずれ自らを滅ぼす結果に繋がりそうにも思えてくる。大きな成功のためには、それぐらいの不安定さは必要、という事なのかもしれませんが、果たしてどうなるのでしょうか。
今回、というよりもカラマーゾフ周りの話を見ていると、彼女たちは前向きで見やすいお話にはなるのですが、すでに成功しているといえるグループであるが故に、あまり先の展開が気にならず興味が引かれにくいですね。彼女たちの目標は超てんちゃんを超える、なのかもしれませんが、今回はそこに向けた描写はなく、過去を掘り下げているだけ。作品全体の話としては何かが進んだ・変わったという事はないので、停滞気味なお話という印象でした。


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