NEEDY GIRL OVERDOSE(ニーディ―ガールオーバードーズ)
2026年春アニメ、ゲーム『NEEDY GIRL OVERDOSE(ニーディ―ガールオーバードーズ)』のアニメ化作品の4話『London Calling』の感想記事です。筆者は原作となるゲームは未プレイ、アニメの内容のネタバレ等含まれますのでご注意ください。
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動き出すかちぇ
今回のお話では、かちぇに焦点があたり、美血華との同級生時代から燻り続けていた彼女が動き出すまでのお話。
冒頭の語りは、輝く配信者達への憧れを、それになれないと思っていたかちぇが語るもの。ダイアモンドはダイアモンドで苦労していると語りながらも、実際のところそれをどの程度理解しているのかはわからない。カラマーゾフのパープルロリポップのSNSを断った話、ラストのあめちゃんの荒れ狂う様子、こういった配信者の裏の面が見えてくると、意外と素の部分は彼女たちと変わらないことが伺える。誰しもがそうなれるとは言わないとはいえ、スタートラインは踏み出すかどうか、というだけでなのではないかと思えるお話でした。
ある意味かちぇを足踏みさせる一番の理由でもあった、かちぇと彼氏さんとの描写は、一方的に彼氏が寄りかかっているようで、共依存的な側面もあったのかなと思えるもの。かちぇも相手の存在をうっとうしく思う面がありながらも、あいつがダメだから自分が動かなくても大丈夫とどこか踏み出さない理由にしていそうでした死、逆に彼氏さんもどこまでダメになってても彼女は自分を見捨てないだろうという、と互いが互いをダメにする安心感を与え続けてしまっていたなんてことはありそうです。
かつては、本当に互いを良いと思っていた二人ですが、なまじ相手に気を許しすぎてしまったが故に、今のような関係へずるずると進んでしまったようにも見え、さりげない寂しさが感じられるお話。彼氏さんは彼氏さんで最後にかちぇが放り捨てたぶっ壊されたギターをきちんと拾って音楽で見返してやると叫びながら去っていくのは、情けないながらも割と好きな別れのシーン。かつてのかちぇも彼のこういうところが好きだったのかなと思わせるものした。
そんな今回のラストのかちぇ、顔に傷を受けながらギターをぶっ壊していた様は、かつての美血華が学校のガラスを砕いて回った際の顔の傷を思い起こさせるもので、このあたりは意図的に重ねて描いているように思える。髪を派手な色に変え、コンカフェからも卒業した彼女、カラマーゾフの面々、そして、その中でも友人である美血華からは何やら期待されているようにも見えますが、ここから超てんちゃんに立ち向かえるほどの成長を見せることになるのか、気になるところです。
美血華はかちぇに何を思う?
かちぇのお話であった今回ですが、やはり妙にかちぇを気にかけている美血華の態度が気になってくる。美血華は、一見するとかちぇを突き放すような発言をしてばかりに見えるようで、なんだかんだ相談があるなら時間はとると、素直じゃないだけですごくかちぇを気にかけている様が伺える。
美血華が学校から去るきっかけとなった窓ガラスを割った事件についても、今回事前にかちぇからロックとはそんなもの、格好いいよね、という話があったことがわかる。この情報が出てくると、かちぇがこんな話をしていたから、行動に移したと取ることも出来そう。
今回、ねちかさまに美血華が久々に嬉しそうにしていると言われたことから考えても、美血華は表にこそ出さないものの、かちぇに対する想いを内に秘めているようことは間違いないわけで、彼女の原動力はかちぇに自分を見ていてほしい、という想いだったなんてことはありそう。そうなると、そもそもこの二人はどのように出会っていたのか、どのように仲良くなったのか、というのも気になってきますね。
まだまだ話の余裕はあるので、そのうち美血華側の視点で、かちぇに対して何を思っていたのかが明らかになるお話が来るなんてこともありそうで、少し楽しみです。
今回のラストは、アンチコメントに大荒れ状態になるあめちゃん。超てんちゃんである時はあれだけ超然としている彼女も、その裏ではあれだけ荒れ狂っていることがわかると、色々と思う所も出てくる。
まだまだ、彼女周りの話がどうなっていくのかが全然見えませんが、カラマーゾフやかちぇ周りがここから盛り上がっていく事が予想される中、どのような反応を見せるのか気になるところです。


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