魔法の姉妹 ルルットリリィ
2026年春アニメ、スタジオぴえろ制作の『魔法の姉妹 ルルットリリィ』の感想記事です。感想にはネタバレ等含まれますのでご注意ください。
3話 月をみあげたら
これまでのお話は、風がリリィとしてアイドルになるまでのお話でしたが、3話では姉である流の方に焦点が当たり、彼女がルルになるまでのお話がいよいよスタート。とはいえ、そんな今回の前半は前回ド派手なライブで渋谷106を変形させたリリィのその後のお話から始まる。
ライブを終えファンにもみくちゃにされる中逃げようとするリリィが、魔法を使って飛ぼうとするあたりは、流石にバレるだろと思ってヒヤヒヤしましたが、魔法そのものが失敗。逆に成功していたら流石にそろそろ魔法の件がばれて爆発、となってもおかしくなさそうでよかったのかもしれません。
そんな行き当たりばったりに魔法を使う風の様子を見ていると本当にいつ魔法がばれるのではないかと思ってしまうのですが、それもまた彼女が小学生であるが故なのかも。そんな今回、ライブの感想がSNSで流れているシーンがありましたが、その中の「渋谷106って変形するんだな。」というものが目についた瞬間、思わず笑ってしまいました。
しかし、ここの翔ちゃんとの接触は、変身することで年齢が逆転してしまう魔法少女ものだからこそのシーン。うっすらと憧れを感じていたお兄さん的なポジションだったろう翔ちゃんに、逆にアイドルとして憧れられる立場に代わるという体験は、間違いなく風の心に影響を与えていそうで、このあたりの話が今後どのように触れられるのか気になりますね。
そんなこんなで何とかファンから逃れたリリィ、事務所の薄暗いビルへと案内され、事務所の面々との顔合わせとなりました。誘われた事務所『わんすもあ』には、既に青園せなという少女が一人既に所属していたようで、リリィとの出会いが描かれる。ちょっとクールな雰囲気がある子ですが、かばっピーの話をするときに露骨に顔を逸らし興味のないふりをしているあたり、相当かばっピーが好きなことが伺え、今後の展開でそのあたりの触れられるのが楽しみです。
事務所での話の中、アイドルとして所属することを決めたリリィですが、彼女的には楽しそうだからやってみよう、という程度の感覚に見え、アイドルを目指す上で本気になる事の意味を理解するのはまだ先という気もしまするお話でした。今後、そのあたりを深堀していく作品なのかはわかりませんが、ここからアイドルになるという事が、風にどのような影響を与えるのか気になるところです。
ルルへの変身
そんな今回の後半では、姉である流のルルへの初変身までの流れも描かれることになる。
こちらは流の部屋に預けられたあずきから、あの後魔法についての話を聞かされていたことが明らかになる。かつては、風の姉として歌を歌うのが好きだった彼女でしたが、病気になり入院生活の中で、大人しい少女へと変わってしまったようです。
今回思ったのは、スマホ越しの画面で映るリリィの姿は、やはり姉である風によく似ているという事。リリィの姿にどれほど姉への憧れがあったのか、というのが感じられると共に、今度はその姿が、姉が一歩踏み出すことに繋がったというのが良い感じ。
流が変身するまでの流れは、なぜか図書館で不気味な魔法の書を見つけて実践していたりと、突拍子のない妹に対して、彼女は彼女でちょっとずれつつも突き進む感じが出ていて、ある意味よく似た姉妹なのかなと思わせるものでしたがこれはこれでかわいらしいもの。
魔法のために不気味な儀式の準備を用意した流、事実はどうあれ彼女の主観的には儀式が成功して魔法を身に着けたわけですが、そうなると今後の彼女魔法を使う際にまた儀式の準備を始めたりしてしまわないかな、などと思い少し笑ってしまいました。
今回は、ルルへの変身までで終了といった感じで、リリィと同じ事務所への所属や、本格的な魔法の使用は次回へ持ち越される様子。姉妹とはいえ、互いに変身してアイドルになっていることは秘密の姉妹、果たしてどのようにユニットを結成してくことになるのか、今後の展開が気になりますね。


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