2026年5月20日配信開始、週刊少年サンデー2026年25号で連載された龍と苺288話「何だこの手」の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
何だこの手
マッポにじりじりと追い詰められ続けていた苺ちゃん、今回の冒頭の流れでも逆転の目は一切なく、もはや勝ち目はないとしか思えないほど。マッポ側もその状況を正確に理解しているが故に、ただ冷静に苺ちゃんを追い詰めていく。
そんなマッポが考えるのは、この対局に勝利した後に何をするのかという事。人類を滅ぼそうとするマッポですが、直接的に滅ぼすというわけではなく、AIにより人類を管理することでより幸福な世界を与え、その結果として人類が自然に消えていくという形をとるもの。優しいようで非常に残酷、人間の進化の可能性がないと判断したが故に、その次の世代として自分たちがいる自負しているが故でしょうか。
今回の話は、神の存在に焦点が当てられており、マッポは自分こそが新たな生命の髪になるだろうと予言する。しかし、勝率が既に1:99と絶体絶命のピンチとしか言いようがない場面で、苺ちゃんが不意に思い付いた手が逆転の兆しとなる。
まさに、苺ちゃんの元に神が降りてきたとしかいいようがない一手。苺ちゃんがこれまでの生涯を将棋に捧げてきたが故の軌跡とでもいうようなシーンでした。苺ちゃん自身ですら理解できないその手は、マッポの計算を狂わせ試合の流れはまだわからない所へと持ち直す。
いよいよ、マッポとの決着の時も近づいてきたようですが、果たしてこの対局を経てマッポは何を考えるのか。色々と気になるところです。


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