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風、薫る 75話 感想 りん 新潟の寮監へ 15週目『差し出せぬ手』【NHK2026年前期朝ドラ】

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2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの74話感想記事です。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

風、薫る 75話 15週目『差し出せぬ手』

看護をしようとすると体が震えてしまうりんに対して、直美から看護婦を辞めるよう伝えられた前回のお話。そこから続いた今回は、りんに新たな道が示されるお話となっていました。

直美の看護婦を辞めなという言葉はとても強いもの。しかし、りんに対してはそれぐらい強い言葉でなければやめさせることができないという想いあってのもの。今のりんに患者を任せられないという考えも確かにあるのでしょうが、どちらかといえば今、看護婦であることに苦しみ続けているりんを助けてあげたいという気持ちがあっての事なのが見えてくる。

とはいえ、りんには環を女学校に行かせたい、家のためにお金を稼がなければいけないという事情もあり簡単にやめるとは言えないのが一つの壁でした。しかし、こちらについても、直美はあらかじめ捨松様にお願いをしていたりと、りんの事を思って裏で色々と動いているのがなかなか印象的でした。

今回の話を見ていると、りんと直美の立ち位置が出会った時とはすっかり逆になってしまったように見えるのが面白い。かつては、お金の為、生きるためだけに動いていた直美が嫌っていた正しい言葉をりんに向け、りんはむしろ生きるため、家族のために苦しむ状況に陥っている。ここまでのお話で描かれた、二人の背負うもの、生き方の変化がこの二人の関係の変化にもよく現れているように思えました。

りん、新潟へ

看護婦を辞めるように言われ、卯三郎さんの元へ仕事を貰えないかと頼みに行っても断られ、もはやどうしようもないと茫然と看護婦の服のまま自宅へと戻ったりんを迎えたのは捨松様。

彼女が持ってきくれたのは、新潟の学校の寮監としての仕事。給金は今よりは多少下がってしまうとのことですが、それでも環を女学校に行かせる分には足りるようで、唯一の問題となるのはりん一人で新潟に行かなければならないという点。とはいえ、今のりんには他の選択肢は既になく、新潟へ一人旅立つのはほぼ決まっている状況と言えそうです。

本作の題材を考えると、看護の道を諦めるというわけではないでしょうし、今の人の命を恐れるようになってしまったりんにとっての一休み的なお話となりそうです。

果たして、直美と別れ一人新潟に向かうりんが、その地で何を見て、どのような影響を受けるのか。再び看護婦として立ち上がるだろう彼女が新潟で何をするのか、来週の展開が気になるラストとなりました。

そんな来週ですが、東京編の人間関係をひと段落させ、新潟に旅立つまでのお話といった雰囲気の予告。実際の新潟編開始は、再来週あたりになるのかもしれません。

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又三郎

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