2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの53話感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 53話 11週目『凪(なぎ)にそよぐ』
シマケンと夕顔
シマケンの書いた新聞記事の影響により、夕凪へ向けられる目線が変わり始めた前回のお話。
今回冒頭は、そんな新聞記事を書いたシマケンの苦悩。彼からすれば、書きたい小説を書いても受け入れられないのに、そこまで気持ちを入れて書き始めたわけでもない記事を皆から求められてるわけで、そんな今の状況を認められないでいるようです。
また、そうやって自らの書いた文章が世間を動かすという状況を受け入れ切れていないという面もあるシマケン、複雑な胸中で酒を煽る中やってきたのは槇村。彼の言葉は、自らが書いた文章に対して中途半端な態度を取るシマケンを激励するもの、今回シマケンが自分の書いた文章に対する責任を取るといううで 非常に重要なシーンとなりました。
夕凪と出会うシマケン
そんなシマケンですが、今回彼が選んだのは、夕凪と直接会うというもの。病院へ出向きりんに頼み会わせてもらった夕凪に対して直接謝罪をしたのは、自らの文章への責任を持とうという気持ちの表れの様でした。
シマケンの文章は、勝手な夕顔という人物を描き出し、本人に無許可で世間へ広めるという行為。それゆえに、様々な良い事・悪い事が起こったわけですが、今回のお話では、夕顔の話が人々の胸を打ったことが、結果的に女郎の問題へ世間の目を向けさせることになり、夕凪を助ける面が強く出たようです。
とはいえ、一歩間違えば取り返しのつかない事態になってもおかしくはなかったわけで、文章を世に出す上での責任を今回シマケンは改めて知ることになったようです。
そんな今回のラストは、錦栄楼の男が腕を怪我して病院で待っているシーンで終わる。新聞記事を読んだ誰かの手で怪我をすることになったのか、はたまた、夕凪を監視するために仮病を使っているのか。
今回、老若男女、貧乏、金持ちと関わらず看護をするのが看護婦であると語った直美ですが、錦栄楼の男の看護の中で、その覚悟を問われることになるのかもしれません。


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