さよならララ
2026年夏アニメ『さよならララ』の9話、『本当の愛』の感想・考察記事です。アニメの内容のネタバレ等含まれますのでご注意ください。
本当の愛
変わり始めた関係
前回、一度はリサの元へついていったものの、ルカの言葉で再び戻ってきたたララ、時間は3週間が流れ夏も終わり秋へと話は移る中で、それぞれの関係も変わり始めたことが描かれ始めると共に、終盤に向けて大きく話が動き始めることになりました。
そんな今回、一番多く時間を取って描かれたのは、ルカとララとの関係。本当の愛を求めるララは、ルカこそがそれを与えてくれる王子様であると信じて交流を深める。その中で感じたのは、ルカは王子様とは別人であるという事実。ただ、だからといってルカ自身を嫌う事に繋がるわけではなく、彼の中にある優しさにララが惹かれているようでした。
そんな今回、皆の言葉を受けてララはルカに対して告白することを選ぶ。ルカもその気持ちを受け入れてくれるものの、ララはそこに本当の愛を感じられなかったというのが大きな課題。
今回ルカとの交流の中で、きらりと輝きが見えそうになったものの、それが消えてしまったというのも、彼女の中の本当の愛が芽生えつつあったものを焦りすぎ消えてしまったようにも見える。
空の魚が襲ってきたのも、ララが本当の愛を欲しいという想いが前に出すぎ、彼の心を欲しいと思ってしまったが故なのかも。ララが求める、本当の愛とは、本来はララの内側から自然に芽生えるものなのではないでしょうか。
今回の話を見ていると、ララは本当の愛を見つけなければならない、という気持ちが前に出すぎているという風に感じる。泡になって消えるまでの時間が迫り、その中で家族のために本当の愛を見つけなければいけないという使命感に縛られてしまっている。
果たして、そんな使命感に縛られた気持ちのままで、本当の愛を手に入れることができるのか、そもそも、自分自身の気持ちすらも見失いつつあるのではないかと思えてしまいます。
ララが置かれている状況を思うと、今のような頑なになってしまうのもどうしようもない話。とはいえ、そんな状況だからこそララが本当の愛を得ることができるのか、というのがここからの話の鍵になっていきそうです。
魔女と茉里
そんな今回もう一つ描かれたのは、魔女と茉里との関係。以前のお話で魔女と出会った場面の茉里はかなり幼く見えていましたが、改めて描かれてみるとやはりかなり幼い時期であったことがわかる。水槽の水を変えるシーンでは、茉里と魔女様との間の関係の深さがちらりと見えてくるのもよい感じ。
そんな魔女様、今回少し弱りつつあること、更にリサ達の調査の中で人魚でも人でもないという話があったのがなかなか意味深。完全に魚になり人魚の姿に慣れないというわけでもないようですが、果たして今の魔女様はどんな状態なのか気になるところです。
そして、今回ララの気持ちが動き何かが起きたことで、魔女様も大きく動き始める。ララを抱きかかえたリサが語るには、魔女は沖島に向かったとのこと。沖島の地下にはララの家族が眠る貝が動き始める描写もあり、何かが大きく動き始めた様子。
まだ、ララが本当の愛を見つけられたとは思えないこの状況の中で、果たして何を目指して魔女は動き出したのか。いよいよクライマックスに向けて物語が動き出しそうな予感を感じさせるお話となっていました。




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