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さよならララ 4話感想・考察 『姫と王子』

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さよならララ

2026年夏アニメ、『さよならララ』の4話『姫と王子』の感想・考察記事です。アニメの内容のネタバレ等含まれますのでご注意ください。

姫と王子

茉里の過去や、ボクシング部でお話が描かれ、二人の関係が一歩進んだ前回のお話、そこから続いた今回のエピソードは、ララが新しい王子様を見つけるという決意を新たにするまでのお話が描かれることになりました。

冒頭、王子様に関連するドラマを見ているララが描かれていましたが、すっかり魔女様と同じように現代の技術に適応していたのが微笑ましい。今回ラストの豚肉を買いに行くシーンなんかも、てっきり貰ったお金で余計なものを買ってしまうのかと思いきや、きっちり豚肉を購入、さらにHOPカードまでしっかり使って買い物で来ていたようで、三週間のさりげない成長を感じさせるものでした。

ララが、王子様との悲恋のエピソードを見ては涙している様を、茉里があきれて眺めていましたが、ララの純粋さもあるにせよ、やはりかつての自分とその存在を重ねていそうでもあります。

ひめかとララ

そんな今回のララが出会ったのは、茉里の学校に通う少女であるひめか。ララが見ていた、王子様と姫のドラマとよく似た、ひめかと央士、二人の関係にララが首を突っ込むことになる。

生まれた産婦人科が同じで、幼いころから家族ぐるみの付き合いだった二人。ひめかは、央士に心ひかれていたものの、央士には別の彼女ができてしまう。側にいるのが当たり前だったからこそ、一歩踏み出す勇気が持てずにいたひめかでしたが、そんな彼女の背中を押したのはララ。

かつて王子様と自分との関係を今のひめかに重ねるララですが、当時の自分は舌を切られていたが故に、本当に伝えたいことを王子様に伝えられないまま、終わりを迎えてしまった。そんな後悔故に、何も伝えずに終わろうとしたひめかの背中を押す流れは、非常に丁寧な話の流れ。

結局、ひめかがその想いを伝えても幼馴染に失恋した事実は変わることはありませんでしたが、自らの想いを伝えることができたというのは、彼女がそこから一歩踏み出すきっかけへと繋がる。そんなひめかの姿を見たララもまた、かつての王子様への想いを断ち切り、次の王子様を探そうと勇気づけられるというのも、今回のお話の前向きさを感じさせるもので良かったです。

ただ、今回の話を経ても、かつてララがその本当の気持ちを王子に伝えられなかったという後悔が消えたというわけではなさそうです。このあたりは、OPにも登場している王子とそっくりなキャラクターとのお話でも語られていくのかもしれません。

リサとの接触

ひめかという友人を得て、さらに茉里からも友達であるという言葉を貰い、地上での生活は絶好調なララですが、更にそこに姉であるリサの電話で彼女の生存が伝わる。ララからすれば、親族は皆小さな光になってしまったものと思っていた以上、姉が生きていたというのは一つの救い。

ただ、近くにいるから会いに行けないと語るものの、実際には側の車から様子をうかがっていたり、ララに足がついていることを警戒している。

ララが生きていることを知ったリサは、ララに足があることを知るまでは、純粋に嬉しそうだったように見え、やはり再びの魔女の介入があることが、リサから見た際の大きな問題となっているように見えました。

リサの描写を見ていると、車の運転をしていたり、左手の薬指に指輪をはめていたりと、かなり滋賀県での生活が長いように見える。また、彼女にも足があるのを見るに、彼女もまた魔女の言葉で地上に上がり、皆を助けるためにほんとうの愛を探していた、なんてこともあるのかも。

それでも、魔女を警戒しているのは、かつて自分たちの王国が滅びてしまった時のように、今度は今自分が生きる滋賀が滅ぼされてしまうのではないかと、警戒しているなんてこともあるのかもしれません。

ララからすればよい事ばかりだった今回の話ですが、その裏では何やらまだ見えてこない部分も残されている様子。滋賀県の上空に浮かんだララにしか見えない剣は、果たしてどのような意味を持っているのか、今後の話が気になるところです。

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又三郎

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