『ドラゴンボール超 ビルス』エンハンスド版、旧作との違い
2026年10月11日より放送が始まったアニメ『ドラゴンボール超 ビルス』。2015年から放送された『ドラゴンボール超』をベースに、映像や音響、ストーリー構成などを再構築したエンハンスド版となっています。
ただ、色々と説明はありましたが具体的には何が違うのか気になったので、今回は第1話を視聴してわかる範囲で旧作から変更されていた点をまとめてみます。
なお、映像の比較はPrime Videoで配信されている、2015年版『ドラゴンボール超』と『ドラゴンボール超 ビルス』を使って行いました。
ストーリーは旧作の複数話分をまとめた構成に
第1話を旧作と比較して大きく変わっているのは、ストーリーの構成が変更されている点です。まず、ビルスの1話でのお話は、旧作の2話までのお話が1話にまとめられています。
旧作では、1話には、悟天とトランクスのエピソード、2話にはベジータが家族旅行に出かける話などが差し込まれていました。しかし、エンハンスド版ではこうしたエピソードの一部がカットされています。
ベジータの家族思いな一面や、家族とのやり取りを楽しめる日常パートが省略されている点は、旧作との大きな違いといえそうです。
また、次回予告では、ビルスが界王星にやってくる展開が描かれていますが、このお話は旧作では第5話にあたるため、エンハンスド版では次回、旧作第5話相当の展開まで進む可能性がありそうです。
悟空の修行シーンが新規追加
一方で、旧作にはなかった新規シーンも追加されており、冒頭の悟空の修行パートは、フリーザやセル、魔人ブウを相手にするイメージトレーニングとして描かれていますが、旧作では特に具体的な描写はなく単なる悟空の修行シーンとして描かれていました。
この場面は、とよたろうによる漫画『ドラゴンボール超』の1巻で描かれた場面を参考にして作られているようです。なお、この修行シーンは1巻のサンプルでも確認できる範囲に入っていますので、気になる方は確認してみてください。
線や色使いにも変化
全体的には旧作と同じ構図で描かれているのですが、同じ構図であっても作画のされ方が変わっているようです。
序盤の悟空と悟天が会話するシーンや、ビルスの食事シーンなどで確認してみたところ、特に目元や顔の輪郭など、キャラクターを描く線に強弱がはっきりとつけられ、よりリッチな絵になっていることがわかりました。
また、色使いも旧作と比べると少し落ち着いた印象になっており、旧作は色がやや鮮やかで、彩度が高めに感じられたのに対し、エンハンスド版では全体的に落ち着いた配色になっているようでした。
また、キャラクターの見た目という意味では、顔に入っていたハイライトがカットされている点も変更点のひとつです。旧作は顔に光が当たる部分が不自然に白く光って見えていましたが、その部分が抑えられ違和感が少なくなっていました。
このように、エンハンスド版では、戦闘シーンなどの派手なシーンだけではなく、その他見比べないと変更されていないように見える同じ構図のシーンでも、線の強弱や色彩の違いによって画面の印象が変えられているようです。
モギーナ星人のデザインが変更
1話でビルスに滅ぼされてしまったモギーナ星人はデザインまで変更されているのが確認できました。
旧作のモギーナ星人は目が4つ、腕が4本あるデザインでしたが、エンハンスド版では目が2つ、腕が2本のデザインに変更されています。
さらにエンハンスド版では、モギーナ星人は戦闘時に赤いオーラを纏う演出になっており、戦闘シーンもかなり演出が増やされ旧作とは異なる見せ方になっています。今後も戦闘シーンに関してはかなり大きな変更がされているかもしれません。
声優の音声は旧作から流用?
第1話を視聴した限りでは、キャラクターの声は旧作の音声がそのまま使われているようでした。界王様の声も、旧作で界王様を演じられており、2021年に他界された八奈見乗児さんの声のままとなっています。
本作は映像面では線の処理や色使い、キャラクターデザインなどに変更が見られますが、音声については旧作から大きく変わっていない可能性があります。
ただし、音声が新規収録されているかどうかは、実際に聞き比べただけでは判断が難しい部分もあります。
どこまで放送される?
エンハンスド版の告知では、既にフリーザの登場は示唆されており、『復活のF』のエピソードの放送は予想されています。さらにオープニング映像には破壊神シャンパに関係する第6宇宙編のキャラクター『ボタモ』や『マゲッタ』との戦闘シーンがちらりと映し出されていました。
そのため、少なくとも第6宇宙編まで物語が進む可能性は十分ありそうです。
エンハンスド版 1話で気付いた変更点まとめ
『ドラゴンボール超 ビルス』エンハンスド版の第1話を旧作と見比べると、ストーリーの構成だけでなく、作画や色彩、キャラクターデザイン、戦闘演出にもさまざまな変更が見られました。
今回確認できた主な違いは以下の通りです。
- 旧作第1話から第2話にかけての内容をまとめ、日常エピソードの一部をカット
- フリーザ、セル、魔人ブウを相手にする悟空の修行シーンを追加
- 線の強弱や色使いが変化、顔のハイライトが抑えられている
- モギーナ星人のデザインが四つ目・四つ腕から二つ目・二つ腕に変更
- モギーナ星人の戦闘シーンに赤いオーラの演出を追加
単純に映像を高画質化したリマスターというだけでなく、ストーリーを整理しながら新規映像を追加し、細かな作画や演出も調整が加えられた作品となっているようです
※この記事で使用している画像は、アニメ『ドラゴンボール超 ビルス』超(スーパー)開幕トレーラーより引用しております。
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