2025年9月6日より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第8作目の作品『仮面ライダーマイス』7話『怒れる羊の鉄槌』の感想・考察記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
7話 怒れる羊の鉄槌
暴れまわるムトン
今回は、ヴァンケンのライドエグズを借りて勝利したマイスに対し、怒りを燃やすムトンのお話が描かれました。
ヴァンケンをケン様と呼び慕っているムトン、今回の出撃の際にヴァンケンの件に触れ地雷を踏んだケイがぼこぼこにされていましたが、それを見て慌てるヴァンケンに相変わらずの人の好さを感じる。しかし、それでもムトンは、ヴァンケンのために怒っているわけで、このあたりの気持ちを無碍にするわけにもいかないというのが、また大変そうです。
そんなムトンですが、これまで眠っている場面が多く、時折厳しめな発言がありはしたものの、いざ動き始めると思った想像以上に過激な行動が目立ってびっくりする。マイスの必殺技を生身のハンマーで撃ちつけ止めるなどそのパワーファイターっぷりがなかなか印象的でした。
マイスを仇の如く追い回す彼女はなかなか気難しく、前回あくまで借りただけのつもりだった戌のライドエグズをあっさり返そうとすれば、その程度の気持ちで奪ったのか!と怒り狂い、その態度はもはや理不尽さすら感じさせるものでした。
マイスは、戌の代わりに狼で対抗しようとするものの、月が出ていないと本領を発揮できないようで、羊に対して狼と言えば、狩るもの狩られるものといった関係が思い浮かびますが、今回は羊に完全にパワー負けしていました。
ハンマーを使った一撃だけではなく、そもそもそれだけの威力を持つハンマーを振り回せる素の力もなかなかのもののようで、牙不可思議を邪魔と吹っ飛ばしつつ、マイスを追い詰めていくムトン。戦いの最中、マイスの手を後ろに捻り体を押し付け逃げ場を無くしながらハンマーでガシガシ叩いているシーン。その攻撃の生々しさ、殴られているマイスがとても痛そうな場面でした。
不可思議の存在について
そんな今回、十二支同盟の会話の中で、エグズや不可思議という存在について触れられることになりました。
エグズは、太古に滅んだ稀人が、地球上の生命を進化させるために仕込んだもの、その力が一部の部位の実に作用して誤った進化を遂げてしまったものが不可思議、とのことです。
今回明らかになったエグズの秘密から考えると、シードエグズを取り込むというのは、人の進化を押し進める力があるように思える。前回のラストで飲み物に溶かし取り込んでいた華武利や、卵料理に混ぜて食べている優菜の存在は、その一つの形という事なのかもしれません。
とはいえ、なぜ最近異常な進化を遂げた変異体が出現し始めたのか、という点は分からない部分が多く、誰かが不可思議の進化を進めるべく動いている、なんて可能性もありそうです。
仮面ライダーマオウの謎
そんな今回は、いよいよ華武利による仮面ライダーマオウの初変身となり、マイスも苦戦していた牙不可思議変異体を変身後の一撃で倒す場面が描かれ、今のマイスとの力の差を描いているようでした。
ちょっと意外だったのはその名前の音の響き。マオウと聞くと最初に漢字が思い浮かぶ魔王よりは、マオーといった感じの響きの様で、猫の鳴き声っぽさを強調しているような音の響きでした。
しかし、まだまだ序盤とはいえ、華武利と仮面ライダーマオウには謎が多い。
まず、気になるのは彼が使っているマオウドライバーが十二支同盟やマイスが使っているマイスドライバーとは全くの別物という点。
十二支同盟はベルトにバックルを付けて制御しているようでしたが、マオウドライバーはバックルなしで変身が可能。ただ、4つのキーを下ろして変身しているのを見るに、4つのバックルのエグズを制御する力がベルトに取り込まれているなんてことはあるのかも。
マイスドライバーは流線形の近未来感あるデザインなのに対して、バックルの方は現実的なメカメカしさがあり、どこか別系統の技術のように思える部分もあります。マオウドライバーはどちらかというとバックル系統のデザインのように思える。そのあたりを考えると、バックルは人の手によってつくられた制御システムで、マオウドライバーはバックルの技術を発展させ人に手によってつくられたベルト、なんてこともあるのかもしれません。
また、今回見せたネズミのライドエグズを炎を纏わせ、炎のライドエグズへと変化させたのも気になる所。人が使う力とは思えず、この力の由来は、彼が取り込んでいるシードエグズにあるなんてこともありそうです。
音澄を泳がせているのにも何か理由がありそうで、もしかすると優菜がシードエグズを取り込んでいる件を知っているなんてこともあるのかも。全て把握して泳がせているとするなら、自分と同じシードエグズを取り込むことによる進化の実験として認識しているなんてこともありそうです。
また、ティグルは部屋に入る際には、華武利と気安く呼んでおり、猫と寅、同じネコ科の繋がりゆえか、他のメンバーよりも親しさがあるように見えました。ただ、同時にティグルは、華武利を怪しんでいるようにも見え、どこか不穏さも感じさせる流れでした。
おやっさんは何者?
また、今回は再びおやっさんが登場していましたが、こちらも気になる話がちらちらありました。
今回の牙不可思議の発見方法を聞いた際には、今は、通信回線を使って不可思議を特定でき昔とは大違いと語っていましたが、単にその年齢ゆえの話というだけではないようにも聞こえる。
今回見せた、先代マイスを知っているような話ぶりは、おそらくマオウに負けたマイスとの交友関係を思わせるものでしたし、そもそも、彼はどうやってシードエグズを集めているのか、という点を考えても、不可思議と戦える力を持っているとしか思えず、彼も十二支同盟の一人なのではないかと思わせる描写でした。
次回マイス新フォーム登場?
そんな次回、マイスVSマオウとなるようですが、やはりマイスは負けてしまう様子。ただ、少し意外だったのは、この炎のライドエグズを次回音澄が使っている場面が描かれていた事。
変身後は、色などは変わらずに赤いマントを付けた姿になっていましたが、これは火鼠の皮衣をイメージなのかもしれません。
しかし、そもそも、どうやって炎のライドエグズを手に入れるのか、それを使って問題はないのか、色々と気になる部分も多めになっており、次回のお話が楽しみです。




















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