2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの37話感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 37話 8週目『夕映え』
家族の奥様である和泉千佳子の看護担当を任されたりんですが、なかなかうまくは進まなかった前回のお話。
今回は、和泉様にどのように接するのが正しかったのかを改めて考えるようなお話となっており、描かれたのはりん周りで悩むお話と、乳がんで命の危機を前にした和泉様の内面。
りん周りのお話は、これまでも描かれてきた直美と患者のお話を軸に、結局のところ患者の気持ちは看護婦にはわからないという点がピックアップされる。いつもはいいようにやられてしまっている患者側からちょっとした直美へのいたずら的な流れではありましたが、その手の話では直美の方が一枚上手、相変わらず調子よくされるとするりと気分が良くなってくれる藤田君へのおべっかに利用されることになってしまいました。
今回、そんな直美の行動を看病婦に見られていたシーンが挟まれたのはちょっと気になる所。ここまでかなり調子よくやっている直美ですが、何やらまだありそうな気がします。
とはいえ、そんな患者と看護婦との関係、患者の本当の気持ちなんてわからないという話を直美から伝えられたりん、家族や友達が接するのと、看護婦が接することの違いを意識することになりました。
また、その裏で語られた和泉様の家の話は、息子が会いに来てくれるも、今の自分の退院したいという騒動を我儘であると言われてしまう。息子の話は正しいのでしょうが、手術をしてもうまくいかない確率の方が高いという悩みを抱える和泉様のどうしようもない気持ちは放っておかれてしまったもの。旦那さんも、妻を思う気持ちはあるのでしょうが、それでもまるで駄々をこねている相手を宥めるかのような対応で、和泉様が抱えるこのまま死ぬかもしれないという恐怖は誰も理解してもらないまま苦しんでいる様子。
今回のラスト、集まってくれた看護学校の面々と接する中で、和泉様も寂しいのではないかと気づいたりん、果たしてどのように和泉様の心に接していくのか今後の話が気になるところです。


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