2026年3月30日より放送開始NHK朝ドラ風、薫るの57話感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
風、薫る 57話 12週目『旅立ち』
安と環
看護学校廃止やりん達の就職先の確保のためにバーンズ先生が動き、安の結婚に対する不安からひと騒動起き始めた前回のお話。
今回話の中心にあったのは、安と槇村の兄である宗一との縁談をどう断るかという話。思えば、最初は安側から宗一への興味から始まったこの縁談の話、声を掛けられのっていったらまさかの頼んできた方からのお断りという、なんなら宗一さんが怒ってしまっても全くおかしくはないような話になってしまいました。
しかし、そんな無茶な話に対しても、宗一さんは怒るどころか笑って安の話に理解を示してくれる。宗一さんが語るのは、自らに結婚願望はなく、家のために結婚が必要だから望んだもの、自由な弟にはヒヤヒヤするが彼の未来に期待しているとのこと。もうこの態度を見た瞬間、安はこの人を逃がしてはいけないのではないだろうか?と思ってしまうほどの良い人。
そんな今回、槇村の恋に関する話がちらりとありましたが、宗一さんのこの態度を見た安は本当に恋をしてしまった様子で、更にもう一転再び結婚しようという話になっていくようです。宗一さんも、結婚自体はできるのならしておきたい、というスタンスの様ですし、何やらこのまま今週中に結婚まで話が進んでいくのかもしれません。
環の不安
安が結婚を辞めようとする一つのきっかけであった環の不安げな態度。今回、直美と環、二人での会話が挟まれ、その過程で環が何を不安に思っているのかが明らかになりました。
安が家からいなくなる、結婚することに不安を覚えていたわけではなく、友達の男の子に馬鹿と言ってしまい、喧嘩をしていたのがその理由。つい、話の流れから大人たちの関係に振り回される子供というシーンを思い浮かべてしまいましたが、子供には子供の社会があり、それぞれの悩みがあるだけだったようです。
そんな今回の直美と環の会話、いつものように冗談で嘘をつく直美が、本気で悲しんでしまう環に逆に振り回されてしまう流れがなかなか面白い。これまでうまく使ってきた直美の世渡りの術も、純粋な子供には全く通用しないようで、ちょっと笑ってしまいました。
大人の複雑な事情で話がこんがらがりそうになる中で描かれる、子供の素直な感情が安を再び結婚へ向かわせるきっかけとなった今回。面倒な問題も意外と子供らしい素直さで向き合う事が解決のカギになるという事なのかもしれません。


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