2025年9月6日より放送開始した令和仮面ライダーシリーズ第8作目の作品『仮面ライダーマイス』4話『狼には裏がある』の感想・考察記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
4話 狼には裏がある
ベルトを手にした瞬間が2回描かれた謎
前回はリドの初変身が描かれ、右目の不可思議を撃破したものの、なぜか倒しきれず逃げ切れられてしまうといった流れから続いた今回のお話でしたが、冒頭では、これまでも少しずつ語られていた音澄と優菜、二人の過去が描かれる。
音澄の父が運転する車に乗り移動していた音澄と優菜の家族たち、突然の不可思議らしき影の襲撃を受け、家族が殺される場面が描かれました。当時の音澄は、周囲の言葉を無視していたりと何やら不満を感じていたようにも見える。年相応と言えばそうなのですが、このあたりの彼の態度にも何か理由がありそうなのは気になる所。
また、この不可思議らしき影との戦いが音澄が仮面ライダーマイスへ初変身であったことはは間違いなさそうで、天多可もその戦いの後に、二人に対して声をかけていたようです。ここが彼らとの初めての出会いという事なのか、以前から知り合いで会ったのかはまだ謎。あまりにもタイミングが良すぎるようにも思えますが、果たしてどういう事情があったのでしょうか。
しかし、この回想で一番気になったのは、事故の後、車内に落ちたベルトを手にするシーンが2回重ねるように描かれたという事実。1回目は、服の袖の感じを見るに優菜が手にしており、続けて重なるように誰かの手がベルトを掴むシーンが描かれる。
この2回目の手、最初は音澄のものなのかと思いましたが、この時の彼の服の袖を見るに全くの別人という可能性にも浮かんでくる。
同じ場所にあるベルトをなぜか別の人物が拾っているという、改めて見返してみてもよくわからない描写。はっきりとはわかりませんが、優菜の中に、彼女とは違う別の存在がいることを暗に示すためだった、なんてこともあるのかもしれません。
抜け目がないマイス
回想も気になる所が多い本作ですが、今回は前回逃げられた右目の不可思議との決着が描かれることになりました。
前回の戦い、リドは右目の不可思議を撃破し、マイスに勝ったかのようにも思えましたが、右目の不可思議の能力を確認するためにあえて勝利を譲られていたことがわかる。
右眼不可思議撤退時の謎のノイズや、倒しても倒しきれない不気味な能力、それを解き明かすためのパートは、実際にLEDライトを購入し実験することで確かめるというびっくりするほど堅実なものでした。
そこで能力の全てが明らかになったわけではありませんでしたが、右見不可思議の発していた信号の周波数を分析し、逆位相の周波数で打ち消すという流れに繋がっていたり、そもそも、その信号の意味は何だったのか、という点からもう一体の心臓を持つ左目の不可思議の存在を推測するなど、調査と能力の推定がしっかり話しに行かされていたのはなかなか面白い。
シリーズを見ているとこの手の怪人の特殊な能力への対抗策は、戦いの中で解明して機転を利かせて解決する流れが多めな印象があったので、対策を立てて挑んでいく流れがしっかりと描かれているのが面白い。また、こうやって解決していく事で音澄というキャラクターの方向性が見えてくるのが良い感じでした。
左目の不可思議を誘い出すことに成功し、いよいよ決着へと向かう戦い。今回は、羊と狼のライドエグズから狼のフォームへと変身し追い詰めましたが、最後の最後非常にわかりやすい嘘でリドにとどめを譲る。
しかし、最後の最後必殺の一撃が入る瞬間をかすめ取り、シードエグズを1つもリドに奪われることなく勝利することに成功。ダットには必殺を入れた直後にシードエグズを一部かすめ取られていたので、あえて先に撃たせて隙を作って奪い取るという作戦だったようです。しかし、このあたりも、干支の猫と鼠の関係を連想させる展開となっておりなかなか面白かったです。
そんな今回気になるのは、不可思議が食った人間が戻るという事例はこれまでなかったという話。今の不可思議が人間を取り込んでいる点が、過去の不可思議とは違うということなのか、マイスが倒すことで人間が元に戻っているという事なのか。まだまだ、色々と謎が多そうです。
ヴァンケンとジャオ
そんな次回ですが、マイスを危険視したヴァンケンとジャオの二人がマイス排除に動き出すようです。同時に、優菜の命の危機も描かれるようで、これまでなぜシードエグズを食べさせていたのか、という点にも触れられるのかも。
これまでと違いかなり余裕のない音澄の姿が見える次回予告、果たしてどのようなお話となるのか気になるところです。




















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