2026年2月1日より放送開始したプリキュアシリーズの23作目、『名探偵プリキュア!』30話『エクリプス・シャドウ』の感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
30話 エクリプス・シャドウ
デッチ・アゲインと百日草
前回のEDで、白いキュアアルカナの姿を披露したうえで、予告ではエクリプス・シャドウと新たな姿を見せたりと色々と詰め込んだお話となりそうな今回でしたが、今回のエクリプスシャドウの登場はあくまでラストだけとなっており、お話的にはデッチ・アゲインの掘り下げ的な面が強めでした。
今回のデッチ・アゲインが行ったのは、盗みではなく金田れいの生徒会長として生徒を想う気持ちを利用してマコトジュエルを呼び寄せるというもの。今回のマコトジュエルの宿りかけた花壇も直接盗むというわけではなく、言葉巧みにれいの気持ちを高ぶらせただけなので、特に何も悪い事はしていないようにも見えるお話。
今回は、マコトジュエルそのものが狙いというよりは、あくまでキュアエクレールと戦うるるかの手助け、という面が強そうではありました。
そんなデッチ・アゲインが今回彼が語ったのは百日草(ジニア)の花ことば。ピンクの百日草は、別れてしまった友への想い、オレンジのものは古き良き時代、とのこと。特にオレンジの方は、彼の好きな花という話もあり、普段の彼の衣装の胸元にもついている花ということで、特別な思い入れがあるようです。
これまでの話では、かつて妖精と人間は共に過ごしていた時代があった、という話もあり、この点から考えるとその時代こそが彼にとっての『古き良き時代』という風にも思えてきます。今回コナン・ドイルが妖精を信じていた、という話がシュシュタンのクイズから拾われていましたが、その話は妖精は偽物という結論で終わってしまっており、その時代から妖精の存在は少しずつ忘れ去られていたということなのかも。
人間と妖精との関係というお話を考えると、今回シュシュタンやジェット先輩たちの存在を知りプリキュアでなくとも妖精たちの存在に触れている金田れいは、結構重要なポジションなのも。
まだまだデッチ・アゲインが何を思い、何を目的として行動しているのかははっきりとはしませんが、今回るるかにシャドウの力を与えたのが彼であったことが明らかとなり、何やら目的があって動いていることは分かる。
シャドウというと、予言の言葉にあった『嘘の陰に覆われる』の影の部分とも重なっているようにも思え、デッチ・アゲインの更に裏に、彼にシャドウの力を与えた大本なる嘘の影そのものとなるような黒幕的な存在がいるのかな、という気もしてきますね。
キュアアルカナ
今回のるるかの出番は後半にまとまっていました。アルカナシャドウとしてエクレールを倒そうとするものの、歯が立たずにあっさりと負けてしまい、更なる力を求めてデッチ・アゲインからシャドウの力を貰い、エクリプス・シャドウへと変身。
ただ、次回予告は『名探偵キュアアルカナ』となっており、EDでも登場していたシャドウの力を使わない元の白いアルカナに戻ることが盛大にネタバレされていました。
そんなるるかが今回語ったのは、エクレールこそが大王であるという事実。予言で語られていた通り、あのタイミングでマコトジュエルを持ったエクレールこそが大王であるというもの。そして、だからこそ大王の登場を阻止すべくエクレールのマコトジュエルを破壊しなければならないと動いていたようです。
今回エクリプスシャドウになったのもその目的を果たすためだったようですが、では、なぜ次回おそらく元の姿であるキュアアルカナに戻っているのか?というのが残された疑問。
エクレールのマコトジュエルの破壊に成功したからシャドウの力はもう不用になった、そもそも予言が間違っていたからエクレールと戦う必要がなくなった、などなど色々な理由は頭に浮かびますが、いまいちしっくりこない。
そんな中で一つありそうなのは、予言の中の大王の登場と嘘の影で覆われるという部分は因果関係があるというだけで、大王であるエクレール自身が世界を嘘の影で覆うというわけではない、というもの。
次回エクレールとは異なるシャドウの力の大本となるような存在が現れることで、エクレール・アルカナ二人が共に戦う展開へと続いていく、なんてこともあるのかもしれません。
そんな今回、予言にまつわる様々な解釈で揺れる中、未だ旧暦説を信じてマコトジュエルを集めようと頑張っているウソノワール様が相変わらず可愛い。今回大王=エクレールが示された際にはびっくりしててさらに可愛かったです。
もう完全に予言を頼ることができなくなってしまいそうなウソノワール様ですが、この解釈を認めずにここからも予言に頼っていくのか、はたまた、何か違う行動を起こすのか、色々と気になるところです。




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