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アニメ ダンジョン飯 20話『アイスゴーレム/バロメッツ』 感想

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2024年冬に放送開始した『ダンジョン飯』アニメ、20話『アイスゴーレム/バロメッツ』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

20話『アイスゴーレム/バロメッツ』

イヅツミ

前回パーティーに合流したイヅツミ、如何にライオスパーティーになじむかといった感じのエピソード。

今回ライオス一行は、イヅツミと合流したうえで以前レッドドラゴンと遭遇した広場にたどり着く。しかし、レッドドラゴンとの遭遇時とは異なりガチガチに冷え切り雪までつもり前とは全く異なる景色。とはいえ、一度は全滅した場所、雪の積もる下には、全滅時の荷物が残っており寝袋や服など食材以外については、きっちり回収に成功。

食材については、魔物が食べてしまったとのことで、流石にそこまで都合よく食料補給とはいかず、ここからも魔物を食べてのダンジョン攻略は続きそうです。

イヅツミとチルチャック

パーティーに合流したとはいえ、まだまだ互いに相手の事を知らないままの面々。特に、かなり癖の強い性格をしているイヅツミと最初に騒動が起きたのはチルチャック。

動物扱いするチルチャックに、ハーフフッドという種族が、昔窃盗罪で片足を切り落とされたのが由来と反撃し、互いに喧嘩を売りあう状況に。

そんな中、出現するアイスゴーレム。上層から流れ込んだ水が凍り着きそこに核が植わっていたことで動き出した様子。しかし、かつて上の階で育てていたゴーレムの核を昔落としたことがあるらしきセンシが、一人なぜここにアイスゴーレムがいるのかについて合点がいっているのにはちょっと笑ってしまう。

そんな、アイスゴーレムとの戦い。衝撃で落ちてきた氷柱からマルシルを庇ったライオスは腕にけがをして一時戦線離脱。その結果、チルチャックとイヅツミ、二人での戦いとなる。

今回のイヅツミの戦いを見ていると、なんだかんだこれまでライオスのパーティーにいなかった身軽に素早く動くことがきができるキャラクターということがよくわかる。アイスゴーレムとの戦闘では、その身のこなしにより、チルチャックが核を見つける時間を稼いでいました。

この騒動のおかげで、ひとまずチルチャックとイヅツミは互いを認めあえた様子。とはいえ、バッグを作ってあげたり、謝罪することで砂金歩み寄るのはチルチャックの方からというのが、やはり文句を言いながらも面倒見のいいチルチャックらしいエピソードでした。

そんな、アイスゴーレムを使った料理、所詮は氷の塊ということで、メインは氷ので凍り付いていた魚を焼いた焼き魚。それに加えて、氷を溶かして蒸気を使って作った茶わん蒸しとなりました。

ダンジョン内部、食材があるとはいえ、かなり手の込んだ料理を作ってくれるセンシは流石といった感じ。しかし、イヅツミの獣としての裸に興味を示したライオスが、ずっと目隠しをさせられているのにはちょっと笑ってしまいました。

イヅツミと食糧問題

チルチャックとの仲が改善し、ひと段落化と思いきや、後半では再びイヅツミを中心に問題が巻き起こる。

今度は、イヅツミの魔物を食べたくないという気持ちを中心としたエピソード。何やらセンシが作ってくれたりんご飴ならぬ、マンドレイク飴をイヅツミが拒否したことから始まったお話。このシーン、この飴もなかなかのビジュアルであるに関わらず、このぐらいの物なら何の違和感もなく食べているマルシルを見るチルチャックのドン引きしている顔で思わず笑ってしまう。いつの間にやら、マルシルもずいぶんタフになったものです。

そんな、イヅツミですが、やはり魔物を食べるのは嫌というのが一番大きな気持ち。魔物を食べても魔物にはならないと説明するライオスですが、そこで羊のなる木、バロメッツを見つけてしまう。そのせいで、イヅツミに対するライオスの話の説得力が失われてしまうのにはちょっと笑ってしまいました。

とはいえ、バロメッツは羊、貴重な肉の食料という事で、そちらの回収を図る。しかし、バロメッツを食べに来たダイヤウルフ達との遭遇で事態は混乱。

ライオス達がダイヤウルフと対峙する中、一人こっそりとその場を離れるイヅツミ。そして、それを見てついていくマルシル。得意不得意を補い合うのが仲間という、チルチャックの言葉から、犬は苦手だからと一人先に撤退していたイヅツミ。ついてマルシルすらも置いて、後ろからのダイヤウルフの襲撃から走り逃げる。

しかし、マルシルの使った爆発魔法による風でにおいが消えてしまった故に、ダイヤウルフの襲撃を受け、そこをマルシルに助けられるという話の流れ。

ちょっとの大変なことを避けることでより大変な道に行ってしまわないという、かつてのタデの言葉を思い出すイヅツミでしたが、まさにそれが今のこの状況と重なってくる。食べ物の話、道の話、その一つ一つがイヅツミがここからどう考えるようになるのかを示しているようなお話でした。

そして、自分は一度放っておいたマルシルに逆に助けられたイヅツミは、ライオス達のパーティーと、仲間の意味について考えたのかもしれません。

再び合流したイヅツミは、バロメッツの未成熟の実から作られたソースのかかった羊肉を、嫌がりながらも食べる。そのちょっとした苦労を乗り越えた先に、新しい美味しさに気付けたイヅツミ。タデの話とかぶせながら、イヅツミの成長を描くお話でした。

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